JICAボランティア事業は日本政府のODA(政府開発援助)予算により、独立行政法人国際協力機構(JICA)が実施する事業です。「開発途上国の人々のために生かしたい」と望む方を募集し、選考、訓練を経て派遣します。

JICAボランティアは、現地の人々とともに生活し、働き、彼らと同じ言葉で話し、相互理解を図りながら、彼らの自助努力を促進するように活動します。貧困、医療、教育問題など、その国が抱える問題に取り組み、経済や社会の発展に貢献することを目指した草の根レベルのボランティアです。(青年海外協力隊事務局 JICAボランティアとは?から)

25日(火)山口大学において3名の帰国報告会が開催されました。農林水産関係、土木建築関係等様々な活動分野で派遣されますが、まず徳田誠さんは環境教育の分野でパラグアイへ、衛藤さきさんは理数科教師でガーナへ、斉藤徹さんは体育でモンゴルへ派遣されました。訓練・研修を経て、約2年間派遣されます。

写真は、パラグアイに派遣された徳田さんです。環境教育分野で、ポイ捨てが文化といわれるパラグアイに、ごみ分別の意識改革を目的に、市役所に派遣されました。分別3Rやみどりの大切さを教えてこられました。また、パラグアイの食事は肉中心で、野菜はほとんど摂らない食生活のようです。

その代わりマテ茶(ミネラル、特に鉄分とカルシウムの含有量が高く、ビタミンはAとBを多く含んでいます。葉緑素も豊富に含むことから、通称「飲むサラダ」と言われています)を一日中飲んで栄養のバランスをとっているようです。パラグアイではマテ茶を通してコミニュケーションをとることから、一本のストローで皆が回し飲みをするそうです。

私もマテ茶をいただきました。勿論、回し飲みです。十六茶のような、いかにも滋養たっぷりの味がしました。

右の写真は、ガーナの公立ローラ高校に派遣された衛藤さきさんです。綺麗な民族衣装で報告をされました。ガーナチョコレ-トをお土産にいただきました。

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