【1】情報システムのコストを10年間で100億円削減!

私が議員になった平成19年度当時、管理・運営に年間24・8億円ものお金がかかっていました。区としてこの莫大な経費を適正に管理し、合理化に努めなければなりません。システム全体を俯瞰的に見直し、チェックしていく体制の構築です。
私は、一貫してこうした管理体制の導入を提案し、区は平成23年度より”情報化経費精査事業”を導入し、第3者の目線で合理性や妥当性を判断する仕組みをシステム購入プロセスに組み入れました。
結果、29年度では13億円に、10年間で半分以下になりました。そしてこれまでの10年間で合計100億円のコストを削減することができました。

 

写真④

 

 

【2】 “財政のダム”を構築して持続可能な財政運営に!

これからは、少子高齢化・人口減少により税収は長期的には下がっていく時代です。大規模災害や急激な景気後退のように、税収の乱高下も想定されます。
問題は「収入が減ったから、支出も合わせて減らす」ということが簡単にできないことです。なぜなら、支出とは「福祉」だからです。福祉は人の生活に密着しています。
収入減と支出のギャップに対して、杉並区では借金で現世代の”生活”を賄うということはしないと決めています。ここで「財政のダム」の出番です。
財政のダムとは「財政調整基金」のことで、緊急時にダムの水を放流して収支を合わせる。仮に、予想以上に収入があった。コストダウンが進んだ等で余剰が出た場合は、使い切るのではなく、最低2分の1は必ず財政のダムに積み立てる—。私の提案により、区では中長期的な目線でルールを作成し、財政運営に取り組んでいます。
結果、区の貯金(ダムの水量)が224億円から7年間で425億円へと、201億円増やすことができました。

グラフ3  

【3】 将来に「正の遺産」を引き継ぐ 次世代育成基金!

借金は次世代に「負(―)の遺産」を残していることです。私は、杉並区では、今の大人の世代の責任として、このようなことは絶対に避けるべきであり、「正(+)の遺産」を継承していくべきだと議会でも何度も訴え、財政のルール化とともに、区独自の次世代育成基金が創設されました。
この基金を使って杉並区では、区立小中学生の「北海道名寄市の北国体験」「小笠原自然遺産の体験」「台北・南相馬・杉並の中学生交流野球大会」「オーストラリア・ウィロビー市への短期語学研修」等の費用を全額補助し、2658人の子供たちの活動を支援してきました。
次世代育成基金は、財政調整基金(財政のダム)の運用益の一部と、寄附(ふるさと納税の対象)によって運営されています。
杉並の子供たちには、夢や希望を追い求め大きく世界に視線を広げていってほしい。これが「正の遺産」だと思っています。

    

【4】 新たな福祉の複合拠点 「ウェルファーム杉並」!

平成30年春、ウェルファーム杉並がオープンしました。この施設は「高齢者や障がい者、子どもなどの区民生活を幅広く支える」ことを目的とし、特徴として、区の福祉関連の諸機関が一つの建物内に集約されています。
集約化のねらいは、「縦割りを取っ払う」ことです。生活の現場は複雑であり、時には困難を伴います。例えば、ダブルケア・トリプルケアや「8050」問題等といった、何重にも困難を抱えているケースも少なくありません。
それに対し、これまでの行政は縦割りで、最悪は、たらい回しです。
今回一か所に集約したということは、縦割りの物理的な障壁をできる限りなくし、各部署が連携しながら対応していくとの意図があります。「縦割り」から「横串」、そして地域とのつながりも含め「丸ごと」支えるというコンセプトです。
大切なのは、それを実行する体制です。これからもどんどん区に提案し、区民が本当に頼りになると安心できる施設としていきたいと思います。

写真5

  

【他の主な実績】

◆ 複式簿記による新会計制度の導入で、区の会計を「見える化」
◆ 在宅医療地域ケア会議の開催等による「医療と介護の連携」を推進
◆ フレイル予防による健康寿命延伸の取り組みを推進
◆ 認可保育所の定員増による保育待機児童ゼロを達成(2018年4月1日)
◆ 区立学校の体育館へのエアコンを随時設置(3年以内に全校)
◆ 区内建築物の耐震化・不燃化、狭あい道路の拡幅整備等の防災・減災対策を推進
◆ 居住支援協議会を創設し住宅確保要配慮者の支援や空き家等利活用モデル事業を実施 

 


 

【地域実績マップ】

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