予算特別委員会報告【1】
本日より、平成29年度の予算案を審議する予算特別委員会が開始しました。
私は、区議会公明党のトップバッターとして、「財政運営、区債と基金」について質問をいたしました。
取り急ぎ、主な質問項目の概要を下記します。専門的な用語が並び恐縮ですが・・・。
- 本予算編成における基本的な財政運営の考えについて。
- 区財政の運営の見直し(総合計画の改訂のタイミングに合わせて検討予定)についてと現行の財政ルールの課題認識について。
- 財政分析と運営の論的なフレームワークについて。
- 収支の増減を調整するものとしての財政調整基金、29年度予算で財政調整基金からの繰入額が大きくなっていることについて。
- 過去の履歴の分析と将来見通しを参考にすることで、財政調整基金保有額が理論的に計画できるのでは。
- 起債予定額とその結果の残高(過去5年間の推移)、起債活動基準について。
- 市中銀行を引受先とする割合が増えている背景について。
- 区債の償還期間5年~25年と、償還可能年数(償還財源の保有状況を表わす指標)との対比を通して借金と財源との関係性について。
- 施設整備基金「起債充当率に基づく施設整備の起債の対象外の額」の積立計画と、一般財源からの充当財源(フリー・キャッシュフロー)の状況について。
- 将来予測をベースとした施設整備計画と財政計画の連動について。
- 財政『効果』分析の必要性、行政評価と財政(予算)の連動についての取り組み状況等。
- 長期的な財政計画と将来予測の必要性について。
健全で持続可能な財政運営と区民福祉の向上はどちらも実現(両立)していかなければなりません。