小規模ホームが開設 市内で初
(2012/4/27付 公明新聞 抜粋)
小規模ホームが開設
市内で初 在宅介護支える拠点に
長崎県雲仙市の小規模多機能型居宅介護施設「クレベの陽だまり」が今月から市内で初めて開設したのを受け、市議会公明党の平野利和議員はこのほど、施設を視察し関係者と意見を交わした。
この施設は地域密着の介護拠点として、在宅の要介護者らを対象に、「通い」(デイサービス)や一時的な「宿泊」(ショートステイ)のほか、緊急時や夜間の「訪問」サービスを利用者のニーズに合わせて24時間365日提供するもの。利用登録の定員は25人。
同施設の松島誠二ホーム長は、「在宅介護を支える要となる施設」と説明する一方、「今なお制度そのものが認知不足で普及していない。利用者確保に全力を挙げる」と語っていた。
施設の設置促進については平野議員が2010年3月議会の一般質問で、公明党が09年に実施した「介護総点検」の結果を示し、住み慣れた地域での在宅生活を支える必要性を訴えるなど、小規模多機能型居宅介護事業の充実を推進してきた。