古典の日 制定記念
古典の日 フォーラムin 関西
~庶民の中に生きる古典~
国立文楽劇場へ行って来ました。忙がしい中ではありましたが勉強にもなり、リフレッシュのひとときとなりました。後白河院と梁塵秘抄の朧谷壽先生の講演は非常に興味深く、後白河院の文化への貢献度や、「天子の器に非ず」、「今様狂い」等と文献に残されている事から推察される人となりについて関心を持った。今様の解説、今様合わせの上演もあり、百聞は一見にしかず。古文の授業も斯くあればと思いました。昨年、松殿山荘で行われた再現との事。私の住む直ぐ近く。最近でも藤原氏の栄華を察する新たな遺構が発掘され注目されていました。
宗教学者の山折哲雄氏の講演に続き人形浄瑠璃の講演、先代萩の政岡のくどきの名場面の上演。古典とは歴史文化の集積であり、古典に学ぶとは、昔にはあったが今はない価値観や思想から学び、現代に活かす事とのナビゲーターの言葉が残る。

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宇治市 関谷智子