バックナンバー 2009年 7月
対馬市議会臨時会が本日開会し、会期を31日までの2日間と決めた後、経済危機対策事業を盛り込んだ総額28億6,740万円の本年度一般会計補正予算案など5議案を上程。
このうち、同補正予算案1議案をを可決した。同予算には林道、漁港、道路整備事業のほか▹市プレミアム商品券の発行事業2,000万円▹小、中学校へのパソコン、地上デジタルテレビなどの導入事業6億円▹朝鮮通信使行列振興会の衣装購入補助金500万円−などが盛り込まれています。
詳細は、補正予算案のうち、経済危機対策関連事業は25億7,000万円。
内訳は、国の1次補正予算事業が▹林道開設2件▹漁港整備8件▹道路改良など5件▹女性特有のガン検診推進事業−計11億4,000万円。地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業が▹廃焼却施設の解体事業(5件)3億2,600万円▹市プレミアム商品券の発行事業2,000万円▹小、中学校へのパソコン、地上デジタルテレビなどの導入事業6億円−など。
7月3日、定例会は最終の本会議を開き、地域ブランド商品開発・販路開拓事業(豊玉町振興公社5人)、観光物産商品販売促進事業(対馬市福岡事務所1人)、観光客受入体制強化事業(対馬観光物産協会2人)等、の4事業計10人の委託料を盛り込んだ平成21年度一般会計補正予算等2議案を可決。
また、同日の追加議案工事請負契約の締結について(対馬市情報基盤整備工事1工区・2工区)と発議「対馬市立学校適性規模、適性配置等検討委員会条例の制定について可決した他、陳情案件は▹安全・安心な国民生活実現のため、国土交通省の地方出先機関の存続を求める陳情=不採択。▹基地対策関係予算の増額等を求める意見書=採択。▹教育予算の充実、次期教職員定数改善を求める意見書=採択。▹未来の子どもたちの教育を守る義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書=採択。
【KEAの国際線就航遅延について】市長は、会議の終わりに、韓国ソウルKorea Express Air(盧承英=ノ・スンヨン代表理事)による韓国ソウル及び釜山と対馬間の国際チャーター便運航計画について、「KEA(コリア・エクスプレス・エアー)のハンドリング会社エアロワークスインターナショナルからの連絡によると、両国間の国際線チャーター便就航許可申請を、6月22日国土交通省に提出していたが、韓国当局の許可が下りず、6月30日の午後、取り下げを行ったとのこと。このため、7月1日の同国際線チャーター便の就航は見送られることになった。取り下げの経緯については、運航に関して韓国当局(日本の国土交通省的な機関)と国土交通省との間で、調整が行われていたが、韓国側の許可がとれていなかったことが主な原因。去る6月29日には、KEA主催の就航プレセレモニーが対馬空港ターミナルビルで開催され、市内の関係機関の方々も一緒に、国際線就航を期待していたが、このような報告となってしまった」と説明しました。