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本日、26日間にわたり審議を尽くした豊田市議会9月定例会が閉会しました。

①市民が安心して平穏に暮らしていける生活を確保するための「豊田市暴力団排除条例(市や市民、事業者が一体となって暴力団の排除を推進し、市民生活や事業者の活動を守るために、市からの暴力団排除に関する基本理念を定め、市と市民等の責務を明らかにして、市が暴力団排除のために実施する施策の基本事項を定めたものです)」の新規議案。

②市民の健康保持と医療体制の充実を図るために、豊田地域医療センターに統合画像管理システム等を購入することや、教育環境を整備するため、小中学校の老朽化した机と椅子を更新する等の「財産の取得」に関するの議案。

③豊田市立野見小学校の教育環境を整備するために、校舎を増築する等の「工事請負契約の締結」の議案。

等、全18議案と平成22年度の一般会計を始めとする各会計の決算承認案件を慎重に審議し、議決しました。

「豊田市暴力団排除条例」に関して少し意見を述べさせてもらいます。

 

まず、平成22年10月に制定され本年4月1日に施行された愛知県の暴力団排除条例は、豊田市が処理する事務や施設利用を既定の対象とすることができません。そのため県条例制定時に愛知県警察本部、豊田警察署から、同様な条例を制定するよう要請があったという経緯があります。

市の事務事業や市が設置した公の施設の利用における措置の際に、申請者等について警察署に照会することで、暴力団であるか否かの確認でき、暴力団であった場合には排除措置を行っていくこと、また、緊急を要する場合には警察の協力を要請することができ、適切な対応がとれることなど、警察との連携で市民生活の安全と平穏の確保が可能となって、事業活動の健全な発展に寄与することができるようになります。この点を評価したいと思います。

ただ、条例を施行する際には、対処の方法をよく研究したマニュアルを作成して、対応する職員についてはトラブルにならないよう、しっかりと研修を行い、万全な体制を敷いて安心・安全なまちづくりを市民との協同で推進していくことを望むものです。

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豊田市 小島政直
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