総合防災訓練
大津町総合防災訓練
10月27日(日曜日)
早朝より「大津町総合防災訓練」に参加しました。
この防災訓練は、町民の防災意識の向上と災害発生時における町民の連携強化と各種関係機関の応急対策の検証と確認をするために行います。
朝9時に町内全域で、震度6強の地震が発生し、道路の寸断、建物の倒壊や火災が発生し甚大な被害が出ているという想定(地域によっては大雨洪水警報が発令され、時間雨量100mmの降雨が続き、河川の決壊、土砂災害の危険性が高まっている想定)で防災行政無線のサイレンが鳴り訓練がはじまります。
訓練内容は、第1部として各区(各自治会)の情報伝達訓練及び安否確認訓練などです。
私たちの住む「そよかぜ台自治会」も、地震発生後の1分間行動で身の安全確保を行い、揺れが治まった後に一時避難所への集合と安否情報の伝達を行う訓練、防災倉庫内に常備してある資機材の点検を行いました。
また、議員としても、議会BCP(業務継続計画)の訓練として、防災行政無線からサイレンが鳴った時点で、①自身の安否、②所在地、③自宅の被災状況、④参集の可否と参集可能時期、⑤連絡先、⑥地域の被災状況を10分以内に議会事務局へメールで連絡する訓練を行いました。
この議会BCPとは、大規模災害等の非常時における「議員」、「議会」、「事務局職員」の行動基準を各段階に応じて定めることで、熊本地震の教訓から迅速かつ継続的な議会活動を確保することを目的として「大津町議会BCP(業務継続計画)」を策定しました。
この議会BCPを実効性のあるものとするためにも訓練を重ねていくことが重要だと思います。
終了後、大津東小学校に移動して第2部に参加しました。
第2部は、10時から12時30分まで、消防ヘリの展示飛行、避難所への移動、避難所の開設・運営、現地対策本部の設置、ボランティアセンター開設、炊き出しなどの訓練のほか、体験型訓練として捜索、救出、救護、心肺蘇生法、AED操作、煙体験、消防車両や防災資器材の展示とともに、アルファー米の試食も行われました。
災害は忘れた頃にやってくるといいます。
その意味は災害を忘れなければ地震や台風、大雨などの災害が起きないということではなくて、日頃から防災意識を高めておくことにより、いざという時に人命を守ることができて、一人の犠牲者も出さないということです。
公明党議員がいればこそ防災減災を社会の主流にできると思います。
気候変動でレベルの上がった災害に備えて、我が身を守るための実践的な訓練を継続しておこなっていくことが重要です。