対話を重ねて
今週も多くの方々と対話を重ねてまいりました。
地域の皆様からは、本当に多岐にわたってのご意見やご要望をいただきます。
国政に対することから地域の問題に対する提案など、まさに「智慧は現場にあり」です。
長引く不況に負担増、その上度重なる災害にも見舞われ、更には政治不信が増大するといった閉塞感漂う今のご時世にあって、市民の皆様からは不平不満よりも、様々な提案や要望を屈託なく投げかけて下さいます。
私は本当に大衆の偉大さ、逞しさをあらためて感じずにはいられませんでした。
阪神淡路大震災では、大阪府下では一番大きな被害が出た豊中市。
20年の節目を迎える平成27度には、借り上げ住宅の期間満了問題や仮称文化芸術センターの共用開始、小中学校校舎の耐震化完了を迎えるなど、本市としても大きな動きのある時を迎えております。
今後は近い将来に必ず発生すると言われている東南海・南海地震に対する備えをできうる限り全力を挙げて行い、更には地域経済の活性を産み出す政策提案を行っていけるよう、現場調査や研究を重ねてまいりたいと考えております。
皆様からいただいた「智慧」をもとに、大胆に情熱をもって市政発展のために全力で頑張ってまいります。
エネルギー・シフトへ全力
この無尽蔵の太陽光エネルギーを、それぞれの家庭が蓄えることができて、必要に応じて使えるようになればどんなに省エネがすすむだろう。
また原発依存を画期的に減らせることができるのではないかと考えます。
しかしそのためには、日本における太陽光発電のしくみを変えなければなりません。
もうすでに技術としてはできるところまできていると思います。
もし現状のしくみや利権が邪魔しているのだとしたら、それはまさしくとんでもない事です。
日本が世界をリードする技術力。
今、それを大きく開花させて、世界に貢献していくことが閉塞感を打ち破る唯一の方法ではないだろうか。
日本には技術がある。機運もある。
あとは未来を真剣に見据えた責任ある政治が必要不可欠であることは言うまでもない。
公明党は自然エネルギーの普及に全力で取り組んでいかなければならないし、私自身も地方から具体的な提案を発信していきたいと決意しております。
急きょのスポット街頭
今日は箕面森町において、このたびの新人予定候補の応援にと石川ひろたか参議院議員が急きょ来てくださり、皆さん大喜びの中挨拶まわりをさせていただきました。
今日も大変蒸し暑い中、地域の皆様が献身的にご友人を紹介してくださり、都心から離れた静かな住宅地で数々の出会いが生まれ、大変有意義な挨拶まわりとなりました。
訪問の予定も順調に進み少し時間ができたところで、「せっかくだから」とスポット街頭演説をしようということになり、こういうこともあろうかと私があらかじめ用意をしていたマイクとスピーカーと旗をスタンバイし、いざ演説会スタート。
新人予定候補も急きょのことで心の準備ができておりませんでしたが、いざとなればさすがは女性。腹が据わっています。物怖じもせずに堂々と自身のプロフィールと今後の政策を語っていらっしゃいました。
そしてやはり石川参議院議員はすごい。
5分ほどの時間でしたが、3党協議での公明党の訴えと勝ち取った成果に関して、また社会保障と税の一体改革においてこれからの公明党の取り組みなど、端的にわかりやすく演説していただき、見事時間内に収められました。
これには一緒に聞いておられた皆さんも感心し、感激しておられました。
今日の箕面森町での挨拶まわりとスポット街頭で1時間半という短い時間でしたが、大変内容が濃く、皆さんにも勢いがみなぎってきました。
決戦まで一ヶ月を切った今これからが勝負です。
私も断じて油断せずに全力で頑張ってまいります。
新聞記事より
産経新聞7/8付の「新聞に喝!」に興味深い記事が載っていました。
重ねてのメディア批判となるのだが、大事なことなのであえて紹介したいと思います。
それは『今回の造反政局報道に関して、社会保障と税の一体改革における与野党の政策合意の詳報を押しのけて紙面を圧倒すべき内容であったかどうか。
この政局報道が人々に対する冷笑主義を蔓延させただけのように思える』との京都大学大学院の佐藤准教授の指摘です。
更には『そもそも事前の予測でも多少の造反はあったとしても一体改革法案が成立することは自明だったはずである。
粛々と「政策型報道」を行うことも可能だったが、実際には「舞台裏」や「真の動機」の解説が流れ続けた。
この結果、圧倒的多数派の合意領域はほとんど見えなくなり、瑣末な対立点のみがクローズアップされた。
結局、政治は話し合いによる合意形成ではなく、どのような手段を使っても最終勝利を目指す数合わせゲームであると有権者に印象づけたのではないか』と指摘している。
この記事については同感するところが多く、メディアは政治報道について見直さなくてはならないのではないかと思います。
「報道の自由」は尊重されなければならないと思うが、特に政治報道にあってはキャスターが滔々と自身の主張を述べる前に、政治の本質、すなわち大衆が知らなければならないことや判断材料をより明確に更には公平に伝えることが社会的使命ではないかと思うものです。
偏った報道や本質からずれた報道は大衆を洗脳させていく。これは大変に恐ろしい結果を生むことになる。
ちまたの会話でよく話題になるのがこの点についてです。
う
私たちも「目に入ってくる」報道は鵜呑みにせず、情報分析をおこないよく勉強していかなくてはならないと痛感します。
私たち地方議員は、市民の疑問には耳を傾け丁寧に説明し、また要望については実現に向けて全力を挙げる。
そのためにも普段から地域をまわり、市民相談には丁寧に対応するよう心がけます。
その中から実は国政につながるような政策に発展する内容も多くあります。
公明党は「大衆とともに」歩む政党です。
地方議員から国会議員までのネットワークが確立している唯一の政党であると自負しています。
これからも「大衆の声」を大事に、地域から新しい政策を発信してまいります。