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バックナンバー 2017年 11月

IMG_16811問目)
いじめ防止等に関する関係機関との連携を目的とした「豊中市いじめ問題対策連絡協議会」等を設置・運営したということですが、協議会はどのようなメンバーで構成されているのでしょうか?協議会の役割は何でしょうか?お聞かせください。

答弁)
豊中市いじめ問題対策連絡協議会は、教育長を会長とし.法務局や、子ども家庭センター、警察署、少年サポートセンター、青少年健全育成協議会、民生・児童委員協議会連合会、小・中学校の児童生徒の保護者、小・中学校長、庁内関係部局の代表者が委員として構成されております。
いじめに関しては.学校が組織的に対応することが最も大切なことですが、学校だけではな<、学校を取り巻<様々な関係機関や諸団体との情報共有を図り.連携体制を強化して組織的な対応も必要なことから、当協議会を設置し運営しております

2問目)
関係者が情報共有するプラットフォームだと理解しました。ところで、いじめは認知と認定が難しいと思いますが、教育委員会の体制の変化もありましたが、ここ数年、各学校におけるどういう点が改善されたのでしょうか?お聞かせください。

答弁)
平成25年にいじめ防止対策推進法が施行され、翌年には。各学校において「学校いじめ防止基本方針」が策定されました。校内にいじめ対策組織が設置され、いじめ認知、認定、対応については、組織としてチーム対応をすること、教職員一人ひとり にいじめの積極的な認知をすることなどが求められましたが。法の施行から3年が経過し、教職員の意識改革も進み、いじめ対応の土壌が培われ、改善されたと認識しております

意見要望)
いじめに対する意識が教職員に高まっていることを認識しました。また、対応もチームで行うようになったことも理解できました。いじめを防止していく努力を引き続き行っていただきたいと要望します。

平成29年10月 文教常任委員会 質疑より

IMG_1681一問目)
青少年自然の家の耐震化計画は終わったのか? 施設の安全ト生は確保されているのか?

答弁)
青少年自然の家わっぱるの耐震化につきましては、平成28年度に、強度の不足していたホールと食堂の天井部分の耐震補強工事を行いました。この工事では、照明を取り付けていた部分を撤去したため、新規の照明設置を合わせて行い、その際LEDへの変更を行いました。工期は平成28年12月から平成29年2月で、2月28日に工事が完了しております
今回の工事により耐震基準は満たしましたが、施設開所から44年が経過しており、老朽化による不具合も出てきておりますことから、今後も計画的に補修修繕を行い、安全な施設運営を行っていきます

二問目)
青少年自然の家の必要性について、どのように考えているのか?

答弁)
青少年自然の家わっぱるは、豊中より車で1時間以内で行ける距離でありながら、自然に恵まれ、水や木や土に触れ合ったり、満点の星空を観察したりできる施設となっています。特に、子どもたちにとって、日ごろできない経験を通じて、さまざまな知恵や力を身に付けていくことができる場であり、都市部に位置する本市にとって貴重な施設であると考えております。

三間目)
青少年自然の家は今後、どのように活用していくのか?

答弁)
現在、指定管理者による施設運営を行っておりますが、平成28年度はキャンプや飯盆炊飯、自然体験などの事業を18回実施し、延べ1949人の参加者、施設全体では15,648人の利用者がありました。ここ数年は、水道施設の改修工事や耐震補強工事のため閉所期間がありましたが、それを差し引くと利用人数も増えている状況です。
今後につきましても、指定管理者と話し合いながら、利用者アンケートをふまえてプログラムの見直しや充実を図ってまいります。また、学校や青少年団体の利用だけではなく、企業の研修や家族単位での利用など、より多くの人に利用していただけるように取り組んでまいりたいと考えております。

意見要望)
わっぱるは大事な施設なので適切な維持管理を実行していただきたいと思います。また、そのための経費がかかっていくことを考えると、施設の利用率が上がっていくような手を打っていかなければなりません。わっぱるの利用の基本は、生徒さんたちへの野外学習プログラムですが、企業への研修プログラムやひきこもり等の福祉的支援プログラム等の開発をするなど、指定管理者とも話し合い、新しいプログラムにチャレンジすることを検討していただきたいと要望します。

平成29年10月 文教決算委員会 質疑より

今村正
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豊中市 今村正