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バックナンバー 2015年 6月

imamura1質問1)

高齢者・障害者円滑入居ガイドブックにかかる事業の進捗状況について

答弁1)

高齢者の住まいに関するご質問にお答えいたします。 ご質問にございます「家主・事業者向け高齢者・障害者円滑入居ガイドブック」は、平成24年度から豊中市とNPO法人ワンネスが協働で取り組んできた「高齢者の住み家情報ネットワーク構築事業」の一環として、今年3月に作成、発行いたしました。

本ガイドブックは、1千部印刷し、希望する市民の方々に配布するとともに、本市のホームページでもダウンロードできるようにしておりますが、家主・事業者向けのガイドブックですので、作成にもご協力をいただきました大阪府宅地建物取引業協会北摂支部、全日本不動産協会大阪府本部など不動産流通に関わる事業者団体の代表の皆様に対し、研修会などを開催する際に、本ガイドブックをご活用いただくよう、ご依頼をしているところでございます。

質問2)

さらに踏み込んだ高齢者の住まいの問題への対応について

答弁2)

高齢者の住まいの問題への対応につきましては、今回発行したガイドブックのほか、「高齢者の住み家情報ネットワーク構築事業」におきまして、毎月6回、高齢者の住み替え相談会を開催しております。 この相談会は、協働事業として、本市が市役所庁舎や老人福祉センターなどの会場準備や広報を行い、相談員は、民間賃貸住宅の流通にも関わっているNPO法人ワンネスが担い実施しているものです。

NPO法人ワンネスは、大阪府が実施しております「大阪あんしん賃貸支援事業」の支援団体にも登録しており、ご質問にあります住まい探しの同行なども、相談者のご希望に応じて行っているところです。

また、民間住宅に入居する高齢者の見守りサービスとしましては、ひとり暮らし高齢者登録を行った人に対する民生・児童委員による安否確認の訪問や、安心生活創造事業の一環で、ひとり暮らしで生活に不安のある高齢者の自宅を安心協力員が定期的に訪問するサービスを本市の福祉部局において既に実施しております。                  ’‘

今後とも、高齢者の入居および居住の継続を円滑にするため、住宅部局と福祉部局、そして、市民公益活動団体が連携・協力しながら、取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

平成27年度6月 本会議 個人質問より

imamura1質問1】

箕面街道の安全対策について  豊中市の役割と取り組みについて

答弁】

 箕面街道の安全対策について、お答え致します。 昨年度、大阪府と市による、「豊中市域の交通安全対策に関する連絡会」を設置し、箕面街道を含めた市域内の府道の安全対策について、取り組みを開始しました。この中で、市の役割としましては、地元の意見・要望を踏まえ、着実に安全対策が図られるよう大阪府に働きかけることでございます。これまでに2回の連絡会議を開催しており、市で調査した安全対策が必要な箇所を基に、協議を進めています

 今後は、大阪府と市による詳細な調査を進め、①緊急性を要するもの、②早期改善が可能なもの、③用地買収など長期間を要するもの等に分類し、その優先順位に応じて、必要な安全対策に取り組んで行けるよう進めて参りますので、よろしくお願い致します。

質問2】

桜井谷小学校近くの交差点の安全対策について

答弁】

 箕面街道の安全対策についての再度のご質問にお答え致します。桜井谷小学校東側交差点の安全対策でございますが、昨年度、大阪府が歩道橋を撤去したことを受け、今年度から市が、交通の安全性及び円滑性の向上を図るため、交差点改良に取り組む予定です。

 この中で、桜井谷小学校前道路につきましては、学校から一方通行化による歩行空間の確保の要望を受けています

 また、二中南側道路につきましては、緊急対応として路側のカラー化を実施しましたが、最終的に府道交差点及び小学校前道路と合わせ、どのような整備が望ましいかなどについて、地元や学校の意見を聞きながら検討して参りたいと考えております。その後、その合意に基づき、整備を進めて参りますので、よろしくお願い致します。

 平成27年6月 本会議 個人質問より

imamura1質問)

食生活改善の取り組みについて

答弁)

 生涯現役社会の実現にむけた食生活改善の取り組みについてお答えいたします。

 生涯現役社会をめざすためには、人口高齢化に伴う疾病構造の変化を踏まえた生活習慣病の予防と、社会生活を営むために必要な身体機能の維持・向上に取り組むことが重要となってまいります。そのような中、本市におきましてはすべてのライフステージにおいて、「豊中市食育推進協議会」の参画団体・関係団体と連携を行いながら、「とよなか食育プラスワン」として生活習慣病予防をはじめ、介護予防を含めた健康的な食生活についての情報提供を行っているところでございます。

 今後につきましては、「豊中市健康づくり計画」の一環として、今年度中に、市民の疾病傾向、健康づくりの取組み状況などの分析を行う予定にしており、その中で明らかになった食生活改善の課題等に対しまして、重点的に取組みを進めてまいりたいと考えております。

質問)

保健指導による疾病の重症化予防について

答弁)

 本市は「健康寿命の延伸」を目指し、生活習慣病の発症及び重症化予防を目的に特定健診・特定保健指導に取り組んでいるところです。特定健診の結果、特定保健指導の対象者には、特定保健指導利用券を発行し、受講しやすいよう特定保健指導のメニューを個別面接、電話相談、教室型グループ支援等、複数設定するとともに、受講しやすい環境整備として、今年度は土曜日・日曜日の開催回数を増やし、平剛こ受講が困難な対象者にもより多く受講していただけるよう取り組んでおります。また、未受講者に対する電話や郵送での再勧奨についても、引き続き実施してまいります。 特に、糖尿病については、早い段階での生活習慣を改善することで、透析へ移行する重症化予防に繋がるため、今年度の新規メニューとして、糖尿病予防教室を予定しております。

 今後、関係部門間の連携を図り、受診状況等データ分析結果を活用し、糖尿病をはじめとする生活習慣病に対する効果的な保健指導の充実に努めてまいります

質問)

シニアワークの創出について 

答弁)

 高齢者就労につきましては、これまではシルバー人材センター事業や無料職業紹介事業を含む地域就労支援事業が担い、社会参加や生活の下支えなどを行ってきたところですが、豊かな社会経験や高い就労意欲などを活かす場の提供としては、これらの事業では十分に提供できているとはいえず、その整備が喫緊の課題となっています。

 そこで、これまでも緊急雇用創出基金事業などを活用し、ICT分野や農業、居場所と仕事を結び付けた内職ひろば事業など、それぞれの経験や意欲、無理のない働き方など、多様な就業環境の整備を行ってきたところでございます。 今年度は、これまでの取組を事業評価し、農業事業やタブレット事業、内職ひろば事業を継続して実施するほか、自宅等の空き部屋などを利用して行う家庭塾講師養成講座を行うなど、これまでの経験や意欲を活かしながら主体的に取り組むことができる場の充実に取り組んでいます。 高齢者の就労や社会参加に対するニーズは様々ですが、これまで培ってきた経験などを発揮できる場や個々の状況に応じた多様な就労の場等の創出は、個々の生活を充実させ健康寿命の延伸に資するだけでなく、地域の発展にも寄与することであると考えております。

 一方で、生活を支える賃金を確保するというニーズについても認識しており、この事業をはじめとする種々の雇用施策の中で改善に取り組んでいきたいと考えています。

平成27年度6月 本会議個人質問より

今村正
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