今朝は双葉団地バス停での挨拶からスタートです。
家を出る時にポツリポツリと雨が降り始めてきましたが、先ずは出発。
1時間ほどすると本降りになってきましたので終了しました。
夕方から常総市役所での勉強会に参加するため早めの夕食準備を済ませ、明日の要望書提出の確認などを行いいざ、常総市役所へ。
昨年の9・10鬼怒川決壊による大水害から間もなく1年。
市民主導による地区防災計画を作るための勉強会が行われることになり、参加してきました。
通りや常総市役所はすっかりきれいになっていますが、会場にいらした方からは「まだまだこれからだ」との声も聞かれました。
地区防災計画を30年も前に作成している、国分寺市の高木町自治会の櫻井会長による経緯と取り組みを伺いました。
高木町地域は農地が多く元々の住民と開発による新興住宅地という構成による地域コミュニティ作りから始まり、時間をかけながら住民へのアンケート調査の結果は賛否両論すべて透明化し報告していくというスタイルを保持しながら現在があること。
住宅が密集しているため、絶対に火事を起こさない。
そのために全世帯に消火器の設置を促し、未設置の世帯には資源回収で得た資金から補助を独自に自治会で出して、100%設置を進めた努力。
防災訓練もマンネリ化しないように、スタンプラリーで子どもたちの参加を促し、子どもが参加するともれなく保護者もいらしていただけ、高齢者の皆さんにはむかしあそびなどをリードもらいながら、お互いの顔と名前を覚えてもらう。
更に安全カードを作成し、例えばバラバラであっても家族の安否が確認できれば、ドアのノブに安全カードを下げてもらう取り組みが始まりました。
日ごろから家族で安否確認の方法を話し合っておかなければならない自助の取り組みが重要になります。
自治会加入率は70%ですが、地区防災計画、防災知恵袋、安全カードは全世帯に配布しているそうです。
グループ討議の時間では、各グループから「過去の災害の記録から学ぶ大切さ」「日ごろの挨拶からつくれる地域コミュニティ」「情報の受け渡し」等のポイントが発表されました。今後も勉強会を重ね10月22日には水害から学ぶツアーを開催するそうです。
7月10日に行われた常総市長選挙で当選された神達氏が来賓でご挨拶されました。