「ピアノ教室・とおんきごう」
板橋区立文化会館小ホールで25日(土)開かれた「ピアノ教室・とおんきごう」(上野恵美さん主宰)の第10回ピアノ発表会に招待をいただき、鑑賞させていただきました。
教室に通う生徒さんたちは、日ごろの練習の成果を精一杯披露しておりました。
私は農家に生まれ育ち、子供のころの山形の農村では、ピアノは別世界の楽器であり、弾ける人は憧れの的でした。そのため、私が結婚して子供が生まれたらピアノを習わせ、その演奏を私が楽しむことが夢でした。しかし、3人の娘は習うこともなく、せっかく買ってあげたピアノもたまに自己流で弾く程度。3人とも結婚したあとはほこりをかぶっていました。
私の夢であり憧れでもある大事なそのピアノは今、時々訪れる小さな孫たちの遊び道具と遊び場になっています。鍵盤をたたくのは序の口で、鍵盤の上を歩き回ることも。ピアノに親しむきっかけになれば、これもいいかと自由にさせています。
ピアノへの私のそんな思いをスピーチで紹介させていただきました。(写真はハンドベル演奏の場面)