東海市立名和中学校の学校保健委員会で行われた「がん教育」を参観させて頂きました。講師は、東京女子医科大学がんセンター長の林和彦先生。

日本人の男性は3人に2人、女性は2人に1人は生涯のうちに1度はがんに罹患するといわれています。つまり今やがんは誰でもかかる恐れがある珍しくない疾患。しかし、医師からがんと診断されると「なんで私が…」「どうして自分の家族が…」となります。
がんは、小さなうちに早期発見・早期治療することで90%以上治る。だからがん検診が重要である。しかし、日本人のがん検診受診率は低い。家に帰ったら家族にもがん検診の大事さを語ってほしい。

がんについて学ぶ貴重な「がん教育」講演でした。

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《 参 考 》

国立がん研究センターがん予防・検診研究センターがまとめた「がんを防ぐための新12か条」が、がん研究振興財団から2011年に公開されました。
この新12か条は日本人を対象とした疫学調査や、現時点で妥当な研究方法で明らかとされている証拠を元にまとめられたものです。

1.たばこは吸わない
2.他人のたばこの煙をできるだけ避ける
3.お酒はほどほどに
4.バランスのとれた食生活を
5.塩辛い食品は控えめに
6.野菜や果物は不足にならないように
7.適度に運動
8.適切な体重維持
9.ウイルスや細菌の感染予防と治療
10.定期的ながん検診を
11.身体の異常に気がついたら、すぐに受診を
12.正しいがん情報でがんを知ることから
 
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東海市 石丸喜久雄
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