交通事故死者数『脱ワースト』達成間近の愛知県ですが、高齢者や歩行者の死亡事故数の割合は年々増加しています。自動車の安全装置の発達でドライバーは守られ全体の事故数は大幅に減っていますが、歩行者等の交通弱者の命を守る対策が出来ていません。
さらに愛知県は、横断歩道付近での停止義務やスピード違反、ながら運転など横断歩行者妨害の摘発件数は1年前から全国最多を記録しているとのことです。明らかにドライバーの意識の問題です。現在愛知県の154人の交通事故死者数のうち約1割の方が横断歩行中に車にはねられて死亡しています。自動車で支えられている愛知県だからこそ交通安全の模範となるべく、自動車ファーストから歩行者ファーストへ、ドライバーの皆様の意識改革が必要と思います。年末年始忙しい時期ですが、心に余裕を持ってハンドルを握り交通事故のない様お過ごし願います。
11月の全国スーパーおよび外食チェーンの売り上げに関する記事がありました。
軽減税率の効果が表れているようです。今後の動向に注目したいです。
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全国スーパー、11月の既存店売上高は1.4%減、駆け込み需要の反動減続く
日本チェーンストア協会が発表した全国スーパー(加盟55社)の11月の売上高は、既存店ベースで前年同月比1.4%減となった。前月の4.1%減に比べてマイナス幅は縮まったものの、消費増税前の駆け込み需要の反動減が続いている。前年実績割れは2ヵ月連続。
商品部門別では、(軽減税率が適用された)主力の食料品が0.2%の微減だった。水産品(0.9%増)と総菜(1.5%増)が前年実績を上回ったが、そのほかはマイナスだった。気温が高めに推移したこともあり、冬物が不振だった衣料品は7.9%の減少。住居関連品はベビーおむつやたばこ、カウンセリング化粧品、羽毛布団などの動きが鈍く、3.2%減となった。
主な企業別では、イオンリテールが0.9%増で2ヵ月ぶりのプラス、イトーヨーカ堂は3.1%減で2ヵ月連続のマイナス、イズミは2.7%減で2ヵ月連続のマイナスだった。
資料
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外食チェーン売り上げ増 軽減税率適用の持ち帰り利用増も
全国の主な外食チェーンの先月の売り上げは、去年の同じ月を2.6%上回りました。業界団体は、売り上げが増えた背景に、軽減税率が適用される持ち帰りのメニューが多いファストフードの利用客が増えたこともあったと分析しています。
ファストフードやファミリーレストランなど外食産業の業界団体、日本フードサービス協会によりますと、全国の主な外食チェーンの先月の売り上げは、去年の同じ月を2.6%上回りました。
外食チェーンの売り上げは、消費税率が引き上げられた10月には台風の影響もあって、およそ4年ぶりの大きな落ち込みとなりましたが、先月の売り上げが伸びた要因について業界団体は、軽減税率が適用される持ち帰りのメニューが多いファストフードの利用客が増えたこともあったと分析しています。
さらに先月は比較的気温が高い日が多く、全体的に利用客の数が増えたことや去年の同じ月に比べて、土曜日が1日多かったことも売り上げの増加につながったと見ています。
日本フードサービス協会は、「居酒屋などでは売り上げが落ち込んでいることから、消費税率引き上げの影響についてはなお見極めの時間が必要だ」としています。
名古屋市のウィルあいちにて『あいち低炭素社会づくりフォーラム』が下記内容で開催され、勉強のために参加させて頂きました。
スペイン・マドリードで開催された第25回国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP25)では、スウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんが話題になりましたが、地球温暖化に対する危機感をもった若者が世界レベルで温暖化対策の行動を起こしています。
近年、世界の平均気温が上昇し、日本含め世界中で自然災害が激甚化しており、各国は、大変な危機感を持ってパリ協定の目標に向け地球温暖化対策を進めています。
低炭素社会への大変革の時と言われてますが、日本では、1人1人の意識の低さが課題の1つです。
(海外の様に選挙の争点にもならず海外と比べてマスコミ、政治家、国民の皆様の関心が低いといわれています。)
愛知県は、「あいち地球温暖化防止戦略2030」に基づき、2030年の温室効果ガス総排出量を2013年度比で26%削減の目標が打ち出されています。
温暖化対策は、持続可能な開発目標(SDGs)の実現につながります。
今後、しっかりと取り組んで行きたいと思います。
なお、ペーパーレスの講習でした。
各自、講演資料をタブレットやスマホで見たり、あらかじめ印刷するなどして対応していました。講演資料は、下記の愛知県HPより見ることが出来ます。
https://www.pref.aichi.jp/soshiki/ondanka/forum2019.html
<フォーラムの内容>
◆あいさつ
主催者: 愛知県知事 大村 秀章 氏
来 賓: 愛知県議会議長 神野 博史 氏
◆認定証授与式
・自動車エコ事業所認定証
・あいちCO₂削減マニフェスト2030認定証
◆基調講演
「気候変動リスクと「卒炭素」への道」
講師:江守 正多氏(国立環境研究所 地球環境研究センター 副研究センター長)
◆事例発表
1 .「気候変動がもたらすビジネスへの影響~ESGの視点から~」
講師:吉高 まり氏(三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 環境戦略アドバイザリー部 チーフ環境・社会(ES)ストラテジスト)
2.「東邦ガスの地域社会への貢献~低炭素社会の実現に向けて~」
講師:肆矢 直司氏(東邦ガス株式会社 CSR環境部長)
◆トークセッション
「低炭素社会の実現に向けた社会構造の転換」
登壇者:基調講演、事例発表講師 3名
インタビュアー:早川 敦子氏(気象予報士/名古屋文化短期大学講師)
※ウイルあいち前の名古屋市市政資料館がライトアップされていました。
12月22日(日)午後、三重県津市の三重大学にて「三重大学工学部創設50周年記念式典・記念講演会」があり参加いたしました。
三重大学は、現在の教育学部と農学部が昭和24年に出来て今年創立70周年となりますが、工学部の創設は、昭和44年7月。当時、大学紛争の真っ只中であり国会が止まり開設の承認が遅れた為、4月に間に合わず7月開設になったとのこと。
大変な時代の中で誕生した学部であったことを初めて知りました。
記念講演では、「先輩から学ぶ先端技術」と題して、現在企業等でご活躍の4名の卒業生による貴重な講演がありました。
中でも化学系出身で名古屋産業大学の伊藤教授は、小中高と連携し学校教育の中でCO2濃度調査を取り入れた新しい”環境教育”および、”低炭素地域づくり”に取り組んでおり大変感銘を受けました。
パリ協定のCO2削減目標に向けて市民の皆様の意識変革、行動変革が必要であり、そのために環境教育は重要との認識を持ちました。
記念講演会の後は、お楽しみの「懇親会」です。
年齢、出身学科、職業を超えて楽しく有意義な時間を過ごしました。
研究室でお世話になり、現在名誉教授となった恩師に刈谷市議会議員をさせて頂いていることをご報告すると大変に喜んでくださいました。
また、貴重なアドバイス、激励も頂戴し、ご期待にお応え出来る様に決意を新たにいたしました。
懇親会で出会えた先生の皆様、同窓の皆様大変にありがとうございました。
※乾杯の前の工学部長のご挨拶です。
12月22日(日) 東刈谷福祉委員会主催、東刈谷自治会等の協賛で開催された「東刈谷地区交流クリスマス会」に参加させて頂きました。マジックショーやビンゴ大会、またおしるこのふるまいなどお楽しみが盛りだくさんで小さなお子様からご家族の皆様がたくさん来てくださり東刈谷市民館が超満員で大盛況でした。役員、スタッフの皆様、大変にお疲れ様でした。また、同時に東刈谷市民館駐車場にある東刈谷地区防災倉庫も開放していました。市民だよりや刈谷ホームニュースに掲載されましたが、本年9月に地元企業から寄贈して頂いた倉庫で、東日本大震災で仮設住宅として使用されていたものを防災倉庫して再利用したものです。役員の方から準備状況や課題、今後の計画を教えてくださいました。地域の皆様の防災意識の向上が課題で様々な取り組みを進めておりました。行政としても地域と連携して今まで以上に防災意識の向上に取り組んでいく必要があると感じています。
刈谷市産業振興センターにて「第12回愛知県工業高校生ロボット競技大会」が開催され、愛知の高校生たち23校32チームによるロボットのラグビー競技を観戦しました。本年のラグビーワールドカップに負けじと熱い戦いとなりました。かなり難易度が高く、この日を目指してどのチームも知恵とアイデアを出し尽くし、ワンチームとなって取り組んで来たと思うと胸が熱くなりました。ロボット工学は、機械工学、電気・電子工学、情報工学、システム制御、センサ技術の融合であり、さらにラグビーボールをつかみターゲットに向けて投げたり、また、階段を上り下りするなど、数学や物理学も必要となります。モノづくりのすべての要素が入っており、今回の競技を通してたいへんな努力や苦労があったかと思いますが、高校生の皆様お一人お一人がかなり高いスキルを身につけたのではないかと思います。将来の日本を支える優秀な皆様です。テレビ愛知にて来年1月13日に放送されるそうですので、モノづくりの「うれしさ」、「楽しさ」を感じながらいきいきと戦った高校生の姿をもう一度見たいと思います。
※4番目の写真は、刈谷工業高校の「粉☆バナナ」チーム、5番目の写真は、レベルの高かった名古屋工業高校のロボット。