昨日の日曜日、田辺国際交流協会主催の「国際理解講座・アジアシリーズ第6弾・キルギスまるごと石鹸に詰めて」に参加しました。
青年海外協力隊としてキルギス共和国に派遣された御坊出身の野村実里さんの報告。キルギス共和国の紹介から、女性の収入向上のためキルギスの草花を詰め込んだ石鹸の製造、販売をされたという報告が生き生きと語られました。
この石鹸は村の助成金制度と5人の仲間が出資をして、廃校の1室を綺麗に修復し始めたそうです。石鹸を作るにあたってのコンセプトは「タスマ村で取れるもの・手作り・肌への優しさ」。試行錯誤の末、出来たものをショップに置かせてもらったり、訪問販売に出かけたりと5人の仲間のパワーは凄かったそうです。
キルギス人と日本人はとてもよく似ているそうです。こんな言い伝えがあるそうです。昔、キルギス人と日本人はモンゴル当たりに住んでいて、肉の好きなキルギス人は、キルギスの方へ、魚の好きな日本人は、日本の方へ移動したと。
途中で野村さん手作りのキルギスのお菓子「チャクチャク(写真)」をいただきました。日本の「かりんとう」のような味でした。あっさりとして美味しかったです。
私は急用のため、1時間で中座せざるを得なかったのでとても残念でしたが、その1時間でもキルギスの方達の生活、家族や地域の絆を大切にされているエピソードには感動しました。
野村さん、国際交流協会の皆様、ありがとうございました。