Archive for 2011年 6月

 3月11日の東北大震災から、3か月が経とうとしています。

 先日、東北に行ってまいりました。どういう形でいけばいいのか悩みましたが、県下の公明党議員の有志で、石巻、陸前高田から三陸海岸を北上し、宮古市田老町まで行ってまいりました。

 初日は、石巻でボランティアの方と一緒に、民間のお宅のヘドロの撤去のお手伝いをさせていただきました。

 次の日は、車で三陸海岸を北上しながら、被災地に寄せていただきました。テレビで見た光景をひとつずつ確認するような訪問でした。撤去作業をしている人間しか視界にはなく、世界に誇る防潮堤の無残な姿、下の階がことごとく津波にさらわれたビルがぽつんと残る町の姿の前に、ただ立ち尽くしてしまいました。言葉もありませんでした。

  立派な防潮堤がことごとくズタズタになり、町が破壊されている。しかし、これがあったおかげで人的被害は以前の津波に比べて少なかったそうです。それでも大勢の大切な命が奪われました。立派な防潮堤があるから安心して逃げなかった方もいると言う報道もありました。

 先ほども田辺市の防災担当の職員さんとお話をしました。防災計画の見直しは時間がかかるようです。今しなければならない事は「まず命を守る方法」だと避難所、避難路、海抜の表示などに取りかかっているようです。

 形あるものは崩れるかもしれないが、「まず命を守る」と言うのが東北で得た実感です。

 お一人、おひとりの市民の皆さんの命を守る事に全力を尽くしたいと思います。そして何があっても立ち上がり、前へ進んでいける強さと支えあう優しさを持った人間性を育む事に力を注ぎたいと考えています。

 東北の皆さまのご健康とお幸せをお祈りします。

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田辺市 佐井昭子
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