Archive for 2009年 6月

 一般質問が終わり、昨日より、委員会審査が始まりました。昨日の産業建設委員会、今日の文教厚生委員会。少し知りたいことがあったので、委員外議員として出席させていただきました。 観光関係と複合文化施設について、お伺いしました。

 帰宅してパソコンを触っていて、「熊野ツーリズムビューロー」のHPに「おおっ」と言う記事を見つけました。ビューローさん、いろいろ本当に頑張っていただいています。少し引用してみます。

6月19日〜20日の2日間、横浜市で開催された「Yokoso JAPAN トラベルマート2008春」に参加し、海外の旅行会社に田辺の観光素材や観光情報の発信を行いました。
  この催しは、毎年春と秋に横浜パシフィコで開催され、日本への送客に関心がある世界中の旅行会社がバイヤーとして参加し、国内からはインバウンドに関心がある企業や観光協会などがセラーとして参加する大規模な商談会です。
  今回の商談会には、海外からのバイヤーが約100社、国内からのセラーが約250社参加し、事前に入手したお互いの情報を基に、15分刻みの商談が続きました。会場ではタイムキーパーが目を光らせ、緊迫した雰囲気で情報交換や交渉が行われましたが、中でも当ビューローの田辺情報に喰いついてくれたのは、文化や自然体験などの個人旅行を中心に扱うオーストラリアの旅行会社。素材が新鮮だ。歴史や精神文化に関係が深い世界遺産や温泉も面白い。新しい日本の旅行目的地としてアウトドア好きのオーストラリア人に提案すれば、可能性は高いと担当者は話していました。

 このピンクの部分ですが、「そうそう。いよいよきましたか。」と言う気持ちです。南紀の魅力はなんと言ってもこの素晴らしい自然、豊かな自然です。これを生かせるのはアウトドアだと常々思っていました。いくつかそういう団体も活動されているようです。注目をしたいと思っています。

 いつもこんなことを思っていましたので、先日、「大河(通訳ボランティアのグループ)」のメンバーから、「古座川カヌー下り」を誘っていただいた時は、「待ってました」とばかりに参加させていただきました。 

 このカヌーの川下りは、「古座川観光協会」の事業で、古座駅から、タクシーにレンタルしたカヌーを乗せ、スタート地点まで運んでいただき、河口まで下るという「リバートリップ」です。

  初体験の感想は、「とにかく気持ちよかった!!最高!!」です。いい汗をかきました。「未経験でも、多分誰でもすぐに楽しめる。それほど危険でない。自然を満喫できる、気持ちのいい汗をかける。」自分で頑張って汗をかくカヌーの爽快さは格別です。余談ですが、パドリングは、腰痛を緩和するように思いました。腕は上がらないほどえらかったですが、腰がすっきりした感じでした。

 今回は早朝田辺を出発、帰りに温泉。夕方田辺着。かかった費用は、車は乗り合わせ、弁当持参で、4000円ほど。本当にお手軽な楽しみです。

 昨年は、熊野川を川船で下る「川下り」も体験しました。これは船頭さんが漕ぎ、語り部さんがガイドです。景色が素晴らしく、語り部さんのお話も楽しく良かったです。一年を通してさまざまな風景が楽しめると思います。

 神戸でも観光クルージングの体験をしたのですが、さまざまなコースが用意されていて、豪華なものからお手軽なものまで、いろいろありました。どれも人の列でした。所要時間と料金の関係で、私はごくお手軽なコースを体験したのですが、紀南の海を見ている私にとっては、あんまり感動はありませんでした。海の色や陸地の風景、まったく比べ物にならないほど、南紀の海は素晴らしい、美しいと思いました。田辺湾でカヌーやカヤック、クルージングが楽しめたらどんなに気持ちいいやろうとその時、思いました。

 7月から田辺湾でも「漁船クルージング」が始まるようです。ぜひ体験してみたいものだと思っています。海よし、山よし、川よしの南紀です。

 21日(日)に国際交流協会主催の「地雷畑からのメッセージ」と言う国際理解講演会に参加しました。

 議員になってから、「国際交流協会の行事に参加できたのは数えるほどしかないなあ」と思いながら、(いつもなにか行事が重なっている)、先日から2回続けて参加できました。先日は、総会と「インド舞踏」、そして先週の講演会。

 議会質問もあり、そのときHPにアップ出来なかったので、今日は少し思うことを。

  NPOで活動されている江角泰さんと言う方が講師で、カンボジアでの活動を聞かせていただきました。地雷が埋められることになった歴史、今の暮らし。手や足を失くした人たちの姿、厳しい状況に、気持ちが重くなりましたが、そんな生活でも子供たちの表情は」明るい。笑顔があります。輝きがあります。そして子供たちは、勉強が大好きだと。

   人間は、いつの時代も暮らしのために新しい発明をしてきています。この力はすごいものです。しかし、このような残酷な兵器も次から次へと発明していきます。イタチゴッコを断ち切るには・・・。

  議会の質問を終え、久しぶりに書類を整理したり、部屋を片付けたり。選挙の間に、部屋やベランダのグリーンは枯れ、過酷な状況でも生き残った「ポトス」と「折鶴ラン」に「がんばったな・・・」と愛しさ一杯で世話を。ここ半年あまりの戦争状態からようやく、我が家も平穏な日々に戻りつつあります。しかし、都議選も衆議院選も目前です。

 2大政党に埋没せず、公明党が勝たねば、庶民の政治を実現現できません。平和を実現するためにも頑張ろう!!

 24、25、26日と議員の一般質問。本日最終日、最後が私の質問となりました。

 2点 「ICT環境、デジタルテレビの整備」「無料女性特有ガン検診」について質問を致しました。

 1点目について、2011年にアナログ放送からデジタル放送へと完全移行が予定されており、その対応についてお尋ねしました。

 ICT教育環境については3点の整備進めていくとのご答弁でした。

 1,校内LAN  2、教材提示装置  3、電子黒板

 テレビについては、チューナーを装着

 2点目の「無料女性特有ガン検診」については、準備をすすめていただいているとのご答弁。

 乳がんは日本人女性の20人に1人が発症、乳がんで死亡される方は年間1万人弱、女性の壮年層(30から64歳)の死亡原因のトップです。

 子宮けいがんは若い人に急増し、20代から30代にかけて発症率が高いそうです。 

 この女性特有ガンは、早期に発見、治療すれば完治の確立が高いと言われています。なんとか検診を受けやすい環境を作り、大切な命を落とす事がない様願っています。

 無料クーポン券の対象は、子宮けいがんは20才、25,30、35、40才

乳がんは、40、45、50、55、60才です。健康増進課から、通知が行く事になります。

 無料クーポン券が届いた方は、ぜひ受診をしていただきたいと思いますし、そうでない方も800円から集団検診を受診できますので、ぜひ受診をしていただきたいと思います。。

 公明党は、今回の国の補正予算の中に「スクール・ニューディール」という構想を打ち出しました。「学校の耐震化」「エコ化」「ICT(情報通信技術)」を柱にすえたものです。

 「耐震化」については、財政が厳しく、なかなか進んでいなかった田辺市も、今回国の補助率が拡大され、ぐっと進みそうです。国の政策としてもっと早急に対応すべきであったと思いますが、それぞれの勢力のせめぎあいに時間がかかったのでしょうか。とにかく、児童、生徒の命を守る手立てが、整えられて良かったと思います。

 私は、6月議会の質問で、この構想のひとつである「ICT化」、具体的には、地上波デジタル放送に向けての整備を取り上げています。国から補助金や、交付金がおりる制度なので、簡単にいくかと思っていましたが、なかなかそう簡単にいきそうにありません。

 調べ始めてみると、これからの「ICT」を使った教育に展開してしまい、生徒の「情報教育」と言うよりは、情報機器を使った「教育技術」の方が課題だなあと暗礁に乗り上げた感じです。 

 児童、生徒にとって最大の教育環境は先生方であると思っておりますが、先生方が、教育効果を上がられるよう、生徒の皆さんがいい環境の下で学べるよう設備を整えていく事も必要だと思います。

 質問は、有難いことに最終日なので、しっかり調べ、勉強して取り組みたいと思います。

 6月議会が、15日開会しました。今回、公明党の強い働きかけにより、補正の経済対策に盛り込まれた「女性特有ガンの無料健診」と「小中学校のテレビのデジタル化」について質問をします。

 「女性特有ガン」乳がん、子宮ガンを意味しますが、実は、私も今まで1回しか検診を受診した事がありません。健康診断と言うのは、体調が普通の時は、なかなか行けないものです。特に女性のガン検診は敷居が高いですが、自分のためにも、家族のためにも、多くの方に検査を受けていただきたいと思います。

 出来る限り、検査が受けやすいよう、公明党女性局が、無料クーポン券、手帳を配布する事業を推進しております。田辺市でもこの制度を利用し、受診される方が増えるよう取り組みたいと思います。・・・・私も今年は申し込んでいます。

 夜のニュースを見損ない「あれからクジラはどうしたのか?」と、ネットを開けると、「外洋へ」という記事が。湾に迷い込んだマッコウクジラが出て行ったという例はないそうですが、ほんとによかったですね。

 この2週間、田辺市では出会うはずもないマッコウクジラに出会え、ハラハラドキドキの話題を提供してくれました。全国版で田辺の名前が何度も出ました。私の高齢の両親も、見に行ったそうです。

 先が見えず、最悪の場合も想定し、田辺市としては、本当に苦しい状況でありましたが、ハッピーエンドと言っていいのではないでしょうか。力強く泳ぐ姿を思い浮かべながら、「常識や分析で測れないことも確かにおきる。」と感動しました。きっと皆さんの祈りが通じたのでしょう。 皆様、大変お疲れ様でした。

 選挙後初の議会、臨時議会が5月19日に開会し、29日閉会されました。

 議長、副議長選挙,各常任委員会委員の選任、市議会条例の一部改正、専決処分事項の報告、給与に関する条例等の一部改正、それに伴う補正予算の議案等が提出され、賛成多数で可決されました。

 いよいよ3期目、8年目がスタート致しました。皆さんの声に耳を傾けながら、足元と未来を見つめ、元気な魅力あふれる「町づくり」に取り組んで参りたいと思います。

 「クジラが出て行った?」

 昼ご飯の最中、小川議員のケイタイに「クジラが出て行った」というメールが。「よかった・・・」と安堵。詳しい情報は、ようやく夜のニュースを見て、知った次第。「元気になって帰って欲しいと言う市民の願いが届いたのかな?」と久しぶりに明るい気持ちになりました。まだどうなるかはわかりませんが、田辺で元気を取り戻して帰って欲しいと祈るばかりです。最後になりましたが、監視にあたって頂いている職員の皆様、専門家の皆様ご苦労様です。

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田辺市 佐井昭子
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