日本では長く、保護者に代わって保育を行う福祉施策としての保育園と、幼児教育を受けさせる場としての幼稚園が両立してきたが、保育は保育だけ、幼児教育は幼児教育だけと、二つを分け隔てるのではなく、一緒にして同じ環境のもとで子供たちを成長させるべきという、幼保一元化の議論が起こってから十数年が経つ。

この間、国でも様々な議論があった。長い間、厚生労働省の所管であった保育行政、文部科学省所管であった幼児教育が果たして、折り合えるのだろうか等々、紆余曲折を経ながら、幼保一元化の施設である認定こども園が誕生、全国に広がりつつあり、田辺市では現在、私立のこども園が2園ある。

先日、東京で、保育、幼児教育の転換と地方行政というテーマでの研修会があり参加した。

国による、幼児教育無償化の行方や、保育士の処遇の改善の政策の打ち方の是非、保育士不足の問題の根本的な原因等々、よくある、総論的な話に終始する講義ではなく、現場にある問題をよく理解したうえでの、具体論に言及する講義で、本当にためになった。

田辺市においても、市立幼稚園、市立保育所、私立幼稚園、私立保育所、認定こども園とそれぞれあるが、国の施策の打ち方によって、その在り方、運営が大きく左右されていく事になる。今は様々な意味での過渡期にあると思っているが、いずれにしても、保育の部分も幼児教育の部分も充実し、保護者が安心して預ける事のできる、落ち着いた施設が増えていけばと思う。

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