2月26日、第一小育友会の主催で第一小の児童を対象とした防災訓練があった。
毛布と棒で簡易担架を作り、人を乗せ運ぶ体験や、コンクリートの塊を鉄の棒をてこにして持ち上げる体験、消防第一分団にお世話になり、放水ポンプの圧を体験するなど、様々なメニューがあり、大変有意義な訓練だった。
そのメニューの中に、「こんな時どうする?」という問いかけをクイズ形式で出し、子供達に考えさせるゲームがあったが、その一題に、「登校中、ちょうど家と学校の間で大きな地震が発生しました。あなたは家に戻りますか、学校に行きますか」という問いがあり、殆どの子供が「学校に行く」と答えた事が、本当に感慨深かった。
3.11の津波災害以降、将来の津波被害が予想される当地域沿岸部では、子供達にも、「外や学校にいる時に地震が発生したら、家に帰ろうとせず、自分で高い場所に逃げる。一人一人それぞれの命を自分で守る事がひいては、家族みんなが助かる事につながる」という啓発がなされてきた。
親がいるかもしれない自宅に帰りたい気持ちを抑え、自ら避難するのは相当な勇気と行動力がいることだろう。
「どうして学校に行くん?」と聞くと、「自分を待つと、お母さんが逃げ遅れるから」、「それぞれが自分で助かれば、あとでみんなに会えるから」などと的確な答えが返ってきた。
本当は不安なのに、そうしなければいけないと理解している子供の顔を見ていると、感慨深いを通り越して、涙が出そうになった。
防災教育がいかに大事か、自身にとっても意義のある訓練だった。

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