バックナンバー 2011年 9月

台風12号による大災害が起こってから10日以上が経つが、被災の現場ではまだまだ、本当に大変な状況が続いている。災害にあわれた皆様には、心よりお見舞い申しあげます。

台風通過の前後、約2日半降り続いた雨は田辺の市街地に住む自分にとっても、大変な量だと感じるものだった。

台風通過中の2日は、大雨、台風時は様子を見に行く事にしている地区やお宅を訪問していたが、その時点ではまだ心配をしなければならないような状況ではなかった。

3日になっても強烈に降り続く雨の中、夕方あたりから大きく状況が変わってきた。再度、浸水の心配な文里や江川、芳養などを訪問。紀南の多くの河川に氾濫の警戒が必要という状況になる中、浸水がはじまった古尾を見に行き、知り合いに声をかけてまわった。後、会津町に住む瀬戸川沿いの高齢の夫人の方を車に乗せ市民総合センターに避難させ、それから、市に設置された災害対策本部に寄り、総務課長から避難の様子をきいた。そして、地元の上屋敷で浸水被害が出たと知り、現場に行き、対応に追われた。しかし、この時点でもまだ、紀伊半島南部全体に起こっている大災害の状況は想像もしていなかった。

4日、朝より、再度、古尾に行き、泥出し作業を行っているお宅を手伝ったり、又、行政に対しての要望を伺ったりしたが、このあたりから、本宮の大浸水や、那智勝浦町や熊野川町で大変な被害が出ている状況がマスコミや、市の対策本部から伝わってきた。

5日、県会議員とともに西牟婁振興局で被害や道路交通網の状況などを聞き、上秋津左向谷の氾濫状況を見て以降、6日、伏菟野の崩落現場と避難所を訪問。7日、本宮町、中辺路町で知り合いの方を訪ね、滝尻の崩落現場でプールになっている富田川を見た。

8日、42号線を通り海岸側から新宮市に入り、相筋地区の浸水現場を見た後、那智勝浦町、土石流により壊滅的な打撃を受けた那智川沿いを、知り合いを訪ね上ろうとしたが、道路の崩落により途中で断念。そして、その川沿いの状況は東北で見てきた津波による被害の状況と全く変わらないほどのものだった。

10日、百間、熊野地区の大崩落の現場に歩いて入り、プール決壊の恐れがある中も地元に残る方々の意見を聞き、深谷の知り合いを訪ね、日置川沿いの大地区の被害状況を見た。11日、白浜町の庄川、日置川町の久木を訪問。12日、日高川町の美山村皆瀬地区で浸水被災された方々の要望を聞き、龍神村に入り、小家、甲斐の川、福井の知り合いを訪ね、清川を抜ける。

あっという間に日が経つという感じの中、14日は、やっと、国道168号の本宮から熊野川町の日足間の通行止め解除を聞き、どうしても訪ねたかった日足地区の知り合いを訪ねた。道中、熊野川沿いでは電線に木がひっかかっていたり、建物の2階に船がささっていたりと、この大きな河川が氾濫し水位がここまで上がる恐怖というのは想像を絶するものだと思った。そして知り合いの方のお宅の被災状況を見て話を聞き、まだまだ、災害の状況は大変なままなのだと再認識をした。

通行止め解除となり訪問可能となった龍神、丹生の川に行き、15日には街頭募金を実施。そして今日、再度の伏菟野訪問、山の崩落により自宅が倒壊した方から当日の様子、現時点での要望等を伺った。

今日より2、3日、まとまった雨が降るとの事。午後より南紀各地で避難指示が出始めた。

本当に予想もしなかった大災害が起こり、まだまだ現場は大変な状況にある。今日よりの雨量が少なく、二次災害が起こらない事を祈るばかりだ。

本日9月15日、12時よりJR田辺駅前において、台風12号による被災地を支援する為の義援金募金を行わせて頂きましたが、多くの皆様にご協力をいただきました。心よりお礼を申し上げます、本当に有難うございました。

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