バックナンバー 2010年 3月


3月議会が閉会しました。


議員になって3期、8年目。数えてみると31回の定例議会を経験した事になる。今回はその期間中から今まで以上に多くの事を考えた議会だった。


様々な議論の中で議員という仕事が成し得る事とは何なのか、議員というものの存在意義とは何なのか、そもそも議会とは何をすべき所なのか等々、「考えすぎか・・」と思う事もしばしばだった。


「政治」という単語そのものにも、何かよくない大人達が判りにくい所で何かをやってるというイメージが定着している。それは極端かもしれないが、確かに、この世界での経験が長くなってくると、それぞれの主義主張を自分自身の考えに基づいては行っているのだが、実は政治というシステムの中に収まってしまっているという事を多くの政治家を見てきて感じている。


今回の議会中、何か釈然としないものを感じているのはなぜなのかと思っていたが、それは、議員それぞれが自分の主義に生きているように思っていながら、議論をしたり反対したり賛成したりしながら、実は「田辺市議会」という政治システムを動かすための役割を演じているだけではないかと思っているからだと気付い た。


どんな職業でもそれぞれの世界があり、長年それらを経験するとその世界の中の理屈やルールが良くも悪くもその個人に浸透し、社会全体をそれに当てはめてしまう癖がでてくるものだが、人に選んでもらう議員という仕事をしている限り、なんとか、あらがう所はあらがわなければと思った。そして、それは他人との関係においてではなく、自分という人間と向き合う心の中の戦いだ、という所まで考えが至り、ようやくスッキリした。


精神状態が悪いのかなーと思っていたが、考えすぎかという位考え、少しは成長できたようです・・


3月議会の一般質問が終わり、昨日、今日は文教厚生委員会でのH22年度の予算審議でした。


二日間の中で、予め聞こうと思っていた緊急小口貸付金制度や、発達障害児のための五歳児調査事業、子育て支援事業や、学校現場での事等々、などについて質疑を行いましたが、委員会としては特に、介護保険事業等、福祉関連の社会保障制度について、中でも民と官の施設運営の関係などについて議論が集中しました。


介護保険事業が始まって10年が経ちますが、将来にわたっても様々なサービスを維持できるよう、制度改善も含めて今、大きな過渡期にあります。施設運営についても今までの事を常識とはせず、民と官との関わりも含めて大いに議論の余地のあるところであると思ってますが、しかし、一方、少子高齢化などにより、ニーズの変化の速さも予想以上です。しっかり地に足を付けた議論で、長い将来にわたって必要なサービスを見極めることも大事だと考えています。


毎回、二日間の予算審議はあっという間に過ぎるのですが、今回は何故か必要以上にエネルギーを使った感があります。議論をからまわりさせてしまう事も何度かあり、反省もし、又大変疲れた委員会でもありました。


3月議会が昨日開会し、この2日間は、23年度予算案の骨子や中身についての当局からの説明を議場で聞きました。毎年、3月議会の冒頭はこの予算説明から始まるのですが、市長の提案説明のあと、各部長が自分の所管の予算概要説明を行い、それが2日間に及ぶもので、なかなか、聞きごたえ(?)のあるものです。


自分が昨年より実施を主張をしていた事業が二つ、新規事業又はその準備予算として計上されていました。予算に対しての委員会質疑の中でもさらに、その内容を確認していきたいと思っています。


年が明けて、知らぬ間に3月になっていたという印象です。街頭演説や相談をこなしていきながら白浜の選挙応援が始まり、そして気付けば3月議会が開会していた・・・一気のスピードでここまで来た感じですが、年々時間の経つのは早くなっているようです。


さらに忙しくなります。得意の気合いと根性で乗り切ります。

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