今週は特にハードで、夜までギッシリ(>_<)って・・・一般質問の通告書作りも、
市民相談もあるのに、講演会や勉強会があるとつい日程に入れちゃって、自分で
忙しくしている感あるのネ。
本日は、午前中来客がありそのあとヒヤリング。 午後からは岩永議長の旧友であり
NPO法人「しあわせなみだ」の中野宏美代表を講師にお招きし、性暴力の現状と構造、
災害時における性暴力の現状、刑法性犯罪改正について学びました。
女性議員が多い多摩市議会ならではの、超党派による女性議員の勉強会でした。
2015年中に届け出のあった性犯罪は、強姦が1167件強制わいせつが6755
件で、被害を警察に届け出る女性の割合は18.5%であることから、81.5%の
人は警察に届けてないことになります。また、6.5%の人が異性から無理矢理性交
された経験があり、その内誰にも相談しなかった人は67.5%という数字がある
ようです。
平時でも性暴力は一定の割合で発生しており、性暴力経験者の多くは、だれにもどこ
にも相談せず、支援につながっていないことがわかります。
また、どうして性犯罪が起きるかという要因について、中野女史は「場所」と「人」
(加害者)だとし、つい魔が差した…なんてありえない。それは加害者が犯行を遂行
できそうな、要するに見つからない場所を見つけ、相手がそのエリアに立ち入った
ところで、犯行に及んでいるから、だといいます。
災害時の性犯罪の実態は、阪神淡路大震災や3.11以降、お話を伺う機会があり、
分かってはいました。が、多くの被害者がやはり届け出なったことや、逆に「すべて
ねつ造だ」といったバッシングが起きていたことは知りませんでした。
「命が助かったのだから…」とほかのことは気にするな的な発言は言語道断です。
災害時の性暴力撲滅に向けた取り組みは、まさに私たちの仕事です。
そしてやっと性犯罪法が改正されましたが、集団強姦についてなど矛盾点があります。
悲しい思いをする方が一人でもいなくなるよう、常日頃から性暴力を許さない風土
を作り上げていく事が大切だと感じました。
忘れていけないのが、多摩市には犯罪被害者等支援条例があり、丁寧に、そして親身に
なって対応してくれる相談窓口があります。相談できる時間等の課題はありつつも
職員の方々には頑張っていただいております。
夜は大妻女子大学へ。6月からスタートした「多摩市若者会議」も本日が最終回。
4つのテーマ発表、どれもナイスなアイデア(昭和語⁉︎)で、ワクワク感満載★
12月にまとめ、市長に提案提出予定。一生懸命多摩市のこと考えてくれた、
頼もしく、素敵な若者たちに感謝☆彡 ぜひ実現を\(^o^)/