「地方自治の母国」イギリスに優る日本の地方自治の地方議会の誇りと役割
~「一村一品運動」「ふるさと創生」を立案し地方創生そして地域主義へ~と題して、帝京大学経済学部 内貴 滋 教授を迎えての研修会に参加しました。
地方自治が民主主義の礎であり第一線である。小さいところから始まる。
一村一品運動・・必ず世界に通ずるものがある。自分自身の中に誇りの持てるものが世界につながる。身の丈にあう対応で自らの地域で出来ることを生み出す。
自らの価値を見出し、自らの産業に誇りを持つ「一村一品運動」は、良好な自然環境を守りながら付加価値を高めることに取り組む地域を支援する。
例えば、大分の「どんこ」は100グラム3000円。某自動車会社の乗用車は1.5トンで300万円だが、100グラムあたりにすると200円に過ぎない。
行政が相手にしているのは数字ではない、「1」ではなく「ひとり」と考える、ひとりに喜びや悲しみがあり、涙や笑顔があることを知るべきである。
行政は統計や算数を重視すべきでない。経済学的な数字がひとり歩きしている現状がある。行政計画も注意すべき・・等、興味深い講演を拝聴させていただきました。