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岡山市 竹之内則夫
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バックナンバー 2017年 3月

早いもので、今議会で議員10年の区切りを迎えます。初心に帰りこれまでの議事録を読み返してみたところ、本会議だけで質問は40万字を超えていました。中でも、最も力を入れてきたのが、いわゆる「保育」など子育て関連です。今回で40回目の本会議質問となりますが、実に28回でこの課題解決に時間を割いてきました。
さて振り返れば、初質問ではM字カーブ(※注)を引き合いに出して、特に3歳未満児の保育園利用率の増加が、女性の就業と少子化対策のカギになると訴えました。
また、横浜市が3年間で8,011人の定員増をした際、待機児童は770人減っただけ、すなわち7,200人以上の新たなニーズが顕在化したことを紹介し、本市においても潜在ニーズに応える早急な受け皿整備に取り組むよう求めました。
今、まさに岡山市は3歳未満児の圧倒的な利用ニーズを目の当たりにし、この2年推進した保育の受け皿整備が新たな利用ニーズを呼び起こしたことに動揺しているように映ります。
10年経って、同じ課題を質さなければならないことはとても残念ですし、市民の皆さまにも申し訳ない限りです。
一方で、大森市長は就任以来、岡山市の失われた保育の10年を取り返すべく、怯むことなく未入園児童の解消に全力を傾注しています。私(あるいは公明党岡山市議団)とは、優先順位が若干食い違うことを除けば、新たに進めている保育の受け皿確保を後押しし、少しでも早く多くの女性に安心をお届けしたいと思います。
ちなみに今回、民間園の保育士の確保と処遇改善に有効な岡山市独自の「賃金加算」を、新年度予算の市長査定で決断していただきました。額はともかくも、平成22年から必要性を訴え続けた身として、感慨深いものがあります。
また、誰もが入れない現状では、保育の必要度を点数化して入園を選考せざるを得ませんが、岡山市はこれまで、必ずしも点数が高い順とは限らない第1希望優先方式を採用してきました。市長はこれも見直しを表明されました。もちろん利用調整が要らないことが一番ですが、当座はより公平な視点でサービスを提供していきます。
(※注)女性の就労率をグラフで表すと、結婚・出産期に当たる年代に一旦低下し、育児が落ち着いた時期に再び上昇するM字型の曲線を描く