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岡山市 竹之内則夫
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バックナンバー 2012年 8月

毎年、新しい演目を披露してくださいます。

東区の夏まつりも25日の土曜日でフィニッシュです。しかしながら閉口する残暑に参加者はもとより朝から準備にあたられた裏方のみなさんは汗だらけです。
12時半には「ぶどうの里古都ふれあいまつり」が古都ちびっこ太鼓の踊り(今年は沖縄)と演奏でオープニング。第27回と伝統のおまつりですが、このスタイルに変わったのは21回目からだそうです。そういえば受付の手順も昨年と変わっていて、常に工夫しておられます。それにしても駐車場の消防団のみなさま、猛暑の中お世話になります。

3時に始まった「浮田振興まつり」は幼稚園児の開会の言葉で開会です。こちらは炎天下のグラウンドとあり、さすがに参加者の多くはテントの中から「観戦」といったところです。鼻の頭からジリジリと音が聞こえそうな日差しでした。

ステージの真横にメインゲストのテントが並んでいますが、暑さで横目の声援です。

夜には7時から雄神学区でも夏まつりが開催されました。さすがにほっとする気温で、浴衣の同僚の議員も。この会場では、昭和50年代後半に地元百貨店のお隣の売り場で働いておられた女性が声をかけてくれました。随分久し振りでしたが、あまり変わりないご様子にもかかわらず、すっと名前が出てこないんですよね。「えーっと、ごめんなさい」という具合で名乗っていただきました。ごめんなさい。

こども神輿に続いてだんじりを引いてます。

東区では、8月は毎週土曜日に概ね連合町内会単位で夏祭りが開催されており、お盆明けの18日は平島振興まつり、城東台夏まつりに参加させていただきました。
城東台は「子どもみこし」の町内巡行に続いて「わらべ太鼓」の演奏で幕を開ける賑やかなオープニングでしたが、ご来賓の方々の中で、ある連合町内会長さんは、「子どもを分けてもらいたいなぁ」とため息をついておられました。同上道中学校区の5つの小学校でも、まさに抱える課題は様々です。
また「まつり」は地域交流には格好の場です。参加者もそうですが、普段地域にかかわることの少ない方々が大多数になっている中、当番制で各区各班から役員で(まぁ近所付き合いだから仕方なく)出てこられた方々は、実行委員会の打ち合わせ、一緒に汗を流しての準備や翌朝の撤収作業で顔を合わせ言葉を交わしお互いを住人として認識します。これが間違いなく地域づくりの第一歩になります。様々な仕掛けを工夫し、地域デビューへ向けた機会を作っていくことが肝要ですよね。(頑張りましょう!)

城東台わらべ太鼓で開幕しました。

挨拶する桝屋方面議長

今年は県本部単位の開催となり、斉藤鉄夫衆議院議員、山本博司参議院議員、桝屋敬悟中国方面議長に駆けつけていただき瀬戸大橋が間近に見える会場に元気に集いました。まもなく昭和37年9月13日に行われた公明政治連盟の第1回全国大会から50周年の節目を迎えるのと併せ、秋の衆議院選を間近に控え、立党精神を胸に勝利を目指して出発の会合となりました。
特に、「原発ゼロ」「軽減税率」など主要な政策については、これから様々な世論の中に飛び込んでいくに当たり、斉藤幹事長代行による質問会に時間が割かれました。
私たち地方議員は、日頃から多くの「お声」を承っており、この会場を出れば、納得のいく説明を求められるのは現場を走る私たちだからです。
丁寧な説明は当然のことですが、たとえ批判の火の粉をかぶろうとも「責任ある政治」を貫く決意なしにはたどり着けない局面なんだというのが正直な実感です。

8月15日、67回目の終戦記念日は今年も炎暑でした。11時から岡山駅前で岡山市選出の県会議員・市議会議員が揃って街頭で戦争のない世界、核のない世界に向け、「平和の党・公明党」を訴えました。

帽子を振っているのは景山代表、マイクを手にしているのは増川県議です。

講演中は写真撮影不可で、この写真になってしまいたした。

本日、成羽総合福祉センター大ホールにて、地元・成羽町出身の宮脇昭先生(生態学者、地球環境戦略研究機関国際生態学センター長、横浜国立大学名誉教授)の講演会がありました。
これは会場に隣接する高梁市成羽美術館の化石展示室がリニューアルになった記念のイベントとして開催されたものです。
私は講演会へ、妻は当初は庭の草取り日和だと言っていましたが雨模様だったので急遽美術館へということで一緒に出掛けました。
ランチタイムに美術館のカフェに立ち寄ったところ、偶然にも前職でお世話になった大先輩に、続いて館長にお目にかかり、ガラス越しの部屋にいらっしゃった宮脇先生にもご挨拶させていただきました。
さて、講演会ですが、その宮脇先生のお元気でエネルギッシュなこと(先生は84歳)。パワーポイントで、各地の森の防潮堤が育つ様(大体どこも10年で10メートルの高さの森に生育しています)が確認でき、内容的にも納得の講演でした。
来月25日には岡山プラザホテルで公明党主催の講演会(講師は宮脇先生)を予定しています。一人でも多くの方に聴いていただきたい共感していただきたいと思いながら会場を後にしました。


市議団の松田議員、中原議員、林議員とともに静岡県へ視察に行きました。ここのところ議員研修に何度か行きましたが視察は久しぶりです。(写真は安倍川の河川敷を視察した折の1枚。晴れていれば背景に富士山が映るのですが。)
今回4人で行程を組んだのは、市議団にとって防災はチーム戦で臨むべき重要課題に位置付けていたのと併せ、昨年から取り組んでいる「岡山のまちづくり」調査が第4コーナーに差し掛かってきたところで、馬居教授との日程調整の結果、こちらから出向いてでも日程を確保した方がよいとの判断によるものでした。
以下、視察の概要です。

◆静岡市美術館(8月5日)

交流ゾーンには市民参加による天の川に見立てた作品が。

静岡市は静岡アートギャラリー(平成9年の開館)において様々な展示活動に取り組んできたが、低い天井や手狭なバックヤードなど、施設面での制約から十分な美術館活動が困難な状況にあったことから、静岡アートギャラリーに代わる「都市型美術館」として新たに静岡市美術館の開館に至った。(平成22年5月)
コンセプトは静岡駅前に位置する「都市型美術館」。「ロダン」をはじめ収蔵品に利のある県立美術館に対し、収蔵品を持たないがゆえに市の伝統工芸作品から現代美術まで、幅広いジャンルの展示に取り組むことが可能であり、また、「都市型美術館」という立地環境を最大限活用すべく、近隣文化施設や商業施設との連携を図るとともに、誰もが気軽に来館し、触れ、憩い、寛ぐことのできる空間整備と事業展開を目指しているとのこと。
確かに後発の美術館ができることを考えるとき、限られた事業費を作品の収集に費やすよりは企画展を増やすほうが市民にとって価値が高いことは想像に難くない。
また、フロアは展示室と交流ゾーンにほぼ2分されており、交流ゾーンはエントランスからカフェ、多目的室、ワークショップ室が配されていることと併せ、開館前から今日の運営に至るまで市民参加の仕組みを織り込んでいることは特筆ものと言える。
そして、見落としてはならないのは、指定管理者である(公益財団法人)静岡市文化振興財団。この財団はなかなかのプロフェッショナルで、美術館を2館、他には音楽館に科学館、文学記念館に文化会館や文化センターなど多くの文化芸術施設、それに生涯学習センター(岡山市の公民館に当たる)を11館運営している。当日ご説明いただいた学芸員さんの情熱と造詣の深さから「こりゃ、ものが違う」と感心した次第(随意契約への批判もあるとうかがいましたが、淀みは感じられませんでしたので今のままで良いのではというのが正直な感想)。
岡山市デジタルミュージアムは2012年10月1日から岡山シティミュージアムに名称が変更になるが、名称だけでなくコンセプトや運営のあり方として大変示唆に富んでいる。

◆静岡県地震防災センター(8月5日)

防災図書室があるってビックリでした。

基本的には地震防災についての自助・共助の啓発を行う施設だが、特に防災リーダーの育成をはじめとした人材育成研修のメニューの充実が目を引いた。研修講座は定員を上回る受講応募が続いており、小中高校生も県教委が防災協力推進校を決めて計画的に行うことで裾野の広がりに取り組んでいた。
印象的だったのは以下の3点
①早くから指摘されていた東海地震への備えが進んでいる、いわば「先進市」においてさえ市民の備えにはかなり温度差があること。(約5000の自主防災組織が整備されているにも関わらずということは、組織率の低い岡山市においては言わずもがなということでもある)
②「百聞は一見にしかず」のとおり地震体験コーナーで地震を体感して理解したのは、住宅の耐震化の必要性。例えば我が家は新耐震基準(S56)以後の建築ではあるが、3連動の新想定(震度6)に耐えられるとは思えなかった。住宅の耐震化が進まない現状を変えるには体験が一番有効。
③静岡県の地震防災の要の施設であるにも関わらず、事業仕分けに掛かったとの説明を受けた。啓発が広報だけなら市町村でという考え方もあるだろうが、この施設をよくぞ掛けたものだ。(実際には、重要性が認識されたとのこと。当然でしょう)
ちなみに、閉館日が月曜日なのも利用者目線で好感した。
岡山市においても岡山県との様々な機会に必要性を訴えるべきだと感じた。

◆岡山市のまちづくりPartⅠ(8月5日、静岡大学)

いままでは単純集計とクロス集計により「岡山市のまちづくり」に関するアンケートの分析に取り組んできたが、さらに踏み込んだ多変量解析についての馬居教授の講義を、今回静岡市の視察日程に組み込でいただいた。
手順は、①等質性分析、②クラスタ分析、③判別分析、④クロス集計
脳みそがよじれるほど難解だったが、この日は手順に続いて解析の概要説明まで。翌日はこの解析による詳細なデータの講義が予定されており、脳みそは一回転してしまうかもしれない。
それにしても、この大学の研究室はびっくりするくらい年代ものでした。(ちなみに教授の親切で静岡の街並みを車で巡っていただきましたが、静岡県立大学は比較にならないほど立派で美しい外観でした)

◆静岡県の地震防災対策(8月6日、静岡県庁)

一番右が説明してくれた熱血理事

昨日の地震防災センターに続き、本庁で危機管理部理事から説明を受けた。「東海地震」対策は35年間、一貫して強化に取り組んできた組織と、多角的重層的な施策ともに執念さえ感じる取り組み内容となっている。
また、担当の理事がその権化ともいうべき人物であることも、こうした推進の原動力になってきたのだろうと推察される。
説明では、啓発では「自助×共助×公助=地域防災力」。足し算じゃなく掛け算。一つが「ゼロ」になったら地域防災は成り立たない(ゼロ)との危機意識。そして「静岡県の防災は追手町(庁舎)で指示するのではなく現場に入ること」という徹底した現場主義が印象に残った。
また、基礎自治体として特に参考にしたいのは、地震防災月間と地域防災訓練を連動させている点。地域任せではなく命を守る「訓練」が根付く取り組みを推進していきたい。

◆静岡市駅前商店街を中心にしたまちづくり(8月6日、静岡市役所、中心市街地商店街から新静岡セノバまでの街歩き)

小雨の中、商店街を歩きました。

静岡市中心市街地活性化基本計画の説明では、特に商店街の現状と課題、また再開発事業について多くの時間を割いていただいた。
静岡市は岡山市と同様に「商都」であり、静岡駅北口を中心に商業ゾーンが形成されているが、一番の違いは行政ゾーンや文化歴史ゾーン(駿府公園)が商業ゾーンと隣接してコンパクトに一体的に形成されている点。
例えば、再開発の新静岡セノバは既存の大型商業施設を越える商業床での出店にも関わらず、エリア内の競合(潰し合い)よりも、広域からの集客効果を上げており、商業集積に成功している。
岡山市の場合は商業が二極になっており同様には論じられ内面もあるが、2014年のイオン出店を集積力アップと捉えまちづくりに活かす視点がより重要になると感じた。
またそれぞれの商店街がシャッター街にならず特徴を活かして生き残っているのも、奉還町や千日前の今後を考える上で参考になると思われる。

◆岡山市のまちづくりPartⅡ(8月6日、ホテルシティオ静岡)

クラスタ分析に手を焼く一行です。

新静岡セノバ近くのホテルシティオ静岡の会議室を借り、株式会社サーベイリサーチセンター(岡山市議団が調査・分析を契約している会社)による現時点での分析結果の説明、馬居教授の講義。
岡山市の施設と施策が岡山市民に「知られているか」、「利用されているか」をマトリックスにした上で、市民の属性を新たな座標軸で起き直すことで、個々の施設や施策の課題とともに、これからのまちづくりにおいて、本市が抱える最も大きな課題は何なのか、解決するにはどの位置にいる市民のグループ(クラスタ)に対してどのようなアプローチが必要なのか、などが主な内容で、最後に質疑と併せ、市民に向けて、今回の政務調査の広報媒体についての意見交換も行った。