自転車の安全利用・
皆様のお声がカタチに
私の今までの提案が3月定例会において行政提案され、審議の結果、可決し、皆様のお声がカタチになりました。
それは自転車に関する安全利用への取り組みです。
本市における自転車関連事故が増加傾向にあり、只々、自転車事故による被害者と加害者をなくしたいとの思いで、2013年9月定例会で「自転車安全利用の促進と安全なまちづくりについて」を一般質問。
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自転車安全利用条例の策定や自転車レーンの設置、安全啓発、安全教育等を他市の事例もご紹介しながら要望し、濱田剛史市長からも前向きで力強いご答弁を頂き前進してきました。
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3月定例会の内容は議案第19号として「高槻市自転車安全利用条例制定について」で、概要として自転車の利用に関し、市、市民、自転車利用者等の責務を明らかにすることにより、自転車利用者の意識向上を図り、自転車の安全で快適な利用促進を図ることにあります。
高槻市では条例制定に当たり、自転車の安全で快適な利用の環境に関する必要事項を審議するため、26年度に高槻市自転車利用環境検討委員会(附属機関)」を設置し、当該委員会での審議内容を踏まえ、条例案を作成しました。
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《条例の概要》
1.市等の責務
(1)市
市民等と連携を図り、自転車の安全な利用に関する施策を策定し実施するとともに、自転車の安全な利用に関する教育、啓発、情報提供等を行なう。
(2)市民
(3)自転車利用者
(4)自動車等の運転者
(5)事業者
(6)自転車小売業者等
(7)保護者
(8)学校長
市民、自転車利用者、自動車等の運転者、事業者、自転車小売業者等、保護者及び学校長においても、理解と関心を深めるなど自転車の安全な利用に努める。
2.計画の策定
市長は、自転車の安全な利用に関する施策を推進するための計画の策定等を行なう。
3.左側通行
自転車利用者は、自転車が歩道を通行することが認められている場合において、歩道を通行する時は、車道の左側にある歩道を自転車等の進行方向と同方向に通行するよう努める。
4.ヘルメットの着用
自転車利用者は、乗車用ヘルメットを着用するよう努める。
5.保険への加入
自転車利用者は、事故により他人に与えた損害を補償する保険に加入するよう努める。
6.指導
市長は、危険な運転をする自転車利用者に対して、自転車の安全な利用に関する指導を行なうことができる。
7.自転車安全利用の日
市長は、市民等の理解と関心を深めるため、自転車安全利用の日を設け、自転車の安全な利用に関する取組を行なう。
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(条例の施行期日 平成27年10月1日)
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また、(仮称)高槻市自転車安全利用条例(素案)については平成26年12月19日から27年1月19日の間でパブリックコメントを実施され、市民の皆様より貴重なご意見等を頂き、形になったものです。
さらに、議案第20号では、「高槻市道路法施行条例中一部改正について」が提案され、同じく可決しました。この条例中一部改正の概要は、自転車の通行空間として、既に条例で定められている自転車道・自転車歩行車道のほかに、自転車レーンを新たに追加するものです。
自転車道の通行位置を明確化するとともに、その幅員を確保し、安全性の向上を図ります。自転車の交通量の多い道路には自転車レーンを設け、幅員を1.5m以上や(やむをえない場合は1.0m)とします。また、自転車レーンを設ける道路には歩道を設けます。
今後の具体的な取り組みとしては、(仮称)高槻駅高垣線において自転車レーンの整備を行い、自転車通行空間ネットワーク路線等を「たかつき自転車まちづくり向上計画」の実施計画の中に位置付け、順次、自転車通行空間の整備を行っていくものです。
《たかつき 自転車まちづくり 向上計画》
上位計画である「高槻市総合戦略プラン」に基づき「ともに支え合う安全・安心のまち」を推進するための計画。また、高槻市都市計画マスタープランや高槻市中心市街地活性化基本計画、第2次高槻市環境基本計画等、その他の自転車利用に関連する計画と連携するもの。
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たかつきし自転車まちづくり向上計画(基本計画 平成27年度から32年度の6年間)
- 自転車利用の現状と課題
- 自転車利用環境の将来像と基本方針
- 自転車利用環境向上に向けた基本計画
- 計画の実現に向けて
(仮称)たかつき自転車まちづくり実行計画(実施計画)
- 「はしる・とめる・まもる・つかう」に関する具体的な施策や事業(自転車ネットワーク路線の選定、各種施策や事業の具体的内容等)
- 具体的な施策や事業の実施に向けた役割分担
- 各種施策や事業の実施スケジュール
- 計画目標の設定
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《参考》
高槻市の自転車関連事故は年間約600件、平成25年の全交通事故に占める自転車関連事故の割合は37%、全国19%、大阪府33%の割合 (たかつき自転車まちづくり向上計画より)
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私は、今回の結果を通じて、真剣に取り組んでくださった市職員の皆様や関係者の皆様に心より敬意を表したいと感じています。また、これらの成果がゴールではなく、今からがスタートだと理解しています。但し、どんなに良いルール、厳しいルールをつくっても守らなければ意味がありません。目的は危険な運転をする自転車利用者を指導することだけではなく、お互いのために事故を起さない意識を持つことだと感じます。「自転車事故をなくす!!」そんな気概で今後も自転車関連事項につきましては、しっかり研鑽し推進をしていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します(ここまでお付き合いありがとうございました)