公明党・山口代表の見解より
【原発問題】福島第一原発事故より、農畜産物への大きな被害や工業品や製造業の輸出への影響。風評被害等への対応として放射線の検査体制の早急な整備、検査済品の品質保証の早急な対応を政府に求める。
【国会議員歳費削減】国会議員の歳費を1年間3割削減すべきと公明党は提案。28日、公明・民主・自民の3党で月50万円を半年間削減と大筋合意。年度内の成立を優先させるべき。その後も継続は否定せず状況を見て協議する。
【児童手当案】2010年度の「つなぎ法案」衆院で採決されるが、公明党は反対。つなぎ法案が成立しなければ、児童手当に戻る。東日本大震災に対し、11年度予算(一般会計総額、92兆4,116億円 過去最大)の不要不急の内容も削減して復旧・復興の財源に充てる必要があり、子ども手当ても例外ではない。
10年度子ども手当法は、児童手当の実質的拡充と言う意味で賛成したが、その後、年少扶養控除が廃止され子育て家庭の負担が増加している。この負担増をそのまま放置して旧来の児童手当を戻すのでは過剰な負担を強いることになる。
昨年拡充された手当1万3,000円の水準は削減する立場で、年少扶養控除廃止による負担増を緩和、還元したい。
児童手当の所得制限は継続する。所得の少ない家庭への子育て支援は継続。所得の多い家庭は震災の復旧・復興に協力頂く。総合的に勘案して、中学生まで一律1万円に引き下げる。また被災地には特例的に所得制限を課さない。被災された家庭には所得制限を設けるべきでない。
これによって復旧・復興に回せる財源は約1兆円生み出すことができる。児童手当案では1.9兆円が必要。そのうち国費は1.2兆円。残りは旧来の地方自治体と企業に負担をして頂くことが望ましい。
まさに、今、大切なのは生命を守ること。復旧・復興を急ぐこと。そのための財源確保だと思う。優先順位を見誤ることなく、現時点での公平・公正な考え方、『支え合う日本』の姿が大切と感じる。延命のための政権公約実現ではなく。
被害状況
東日本大震災と大津波で損壊した道路や住宅、港湾施設などの被害額について、政府が最大約25兆円に上るとの試算をまとめたことが23日分かった。95年の阪神大震災での被害額は10兆円で大幅に上回る見込み。がれき処理は全額国負担(環境省・特例措置)