高槻市議会議員 吉田あきひろのごきんじょニュース

明日の 希望は ひとりの人を 思う心から

高山右近美術展2017

□副議長公務 いいね!!たかつき 式典・イベント 議会活動 / 2017年3月3日

 高山右近 列福 “市民のつどい”

高山右近がカトリックの「福者」に認められたのを祝って、高槻市民有志の皆さんによる“高山右近フェスタ”「高山右近美術展2017」が開催され、昨日、数々の素晴らしい作品を観賞させていただきました。[3月1日(水)~6日(月)11時~18時・最終日は17時、ギャラリーTSUNAGU]

会場には、切り絵、織物、水彩、油彩、日本画、水墨、等々が展示されていましたが、本当に力作揃い。中でも目をとめたのは、「蛍・右近の星」(織物)、お聞きすると糸から染色し、何枚も重ねられた作品。薄らと見える山脈に美しく光る川、素晴らしい自然の中に蛍が。作品の奥深さに感動。藍染とのこと。「青は藍より出でて藍より青し」そんな言葉を思い出しました。

写真は右近12歳、洗礼を受けている姿とか。

キリシタン大名高山右近(高槻城城主1573~1585)がカトリックの聖地バチカン市国から福者の認定を受け列福(宣言)式が大阪城ホールで行われたそうです。右近さんが亡くなられてからの福者認定。信念を貫いた姿勢に歴史は動いたのですね。すごいことです。

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高山右近列福記念献茶弥撒

□副議長公務 式典・イベント / 2017年4月25日

高槻城主 高山右近列福記念

キリシタン大名高山右近(高槻城城主1573~1585)がカトリックの聖地バチカン市国から福者の認定を受け、過日、列福(宣言)式が大阪で開催されたとお聞きしましたが、高槻でも、OSK日本歌劇団の皆さんによる福者認定記念公演「高山右近伝」や高槻市民有志の皆さんによる“高山右近フェスタ”「高山右近美術展2017」等が開催。

本日は、「高山右近列福記念献茶弥撒(ミサ)=カトリック高槻教会」と「高槻城主 高山右近列福記念“千 玄室大宗匠(せんげんしつ だいそうしょう) 特別講演”=高槻現代劇場」にお招きをいただき、貴重な体験に大変、感動をした次第です。

高山右近は武人であり茶人。千利休の高弟の一人。列福を祈念して“裏千家 鵬雲斎(ほううんさい) 千 玄室大宗匠”ご奉仕の献茶弥撒が厳粛に開催されました。

大司教のごあいさつでは「和敬清寂(わけいせいじゃく)」のお話し。調べてみると元々は「謹敬静寂」茶祖 村田珠光が茶道の心を言っていたそうですが、この言葉を千利休が一字を改めた言葉だと。相手を敬うことにより和になり、居心地の良い清々しい関係が保てると。愛や平和、キリストの教義に通じるのか、茶道との結びつき。改めて感動しました。

また、「キリシタンと茶の湯」と題した“千 玄室大宗匠”の 特別講演。1923年94歳。私が語るのは大変失礼なのですが、品位の中にも、飾らないお言葉と年齢を感じさせない姿勢にも感動致しました。

“ジュスト高山右近”すべてを捨ててまでも貫き通した信仰への道。その信念が、400年経つ今、“福者”の認定へ。
右近は多くの人々に愛されているんだなぁと感じました。

戦国時代の多才なキリシタン大名(高槻市の観光パンフレットに) <あきひログ

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