高山右近美術展2017
祝 高山右近 列福 “市民のつどい”
高山右近がカトリックの「福者」に認められたのを祝って、高槻市民有志の皆さんによる“高山右近フェスタ”「高山右近美術展2017」が開催され、昨日、数々の素晴らしい作品を観賞させていただきました。[3月1日(水)~6日(月)11時~18時・最終日は17時、ギャラリーTSUNAGU]
会場には、切り絵、織物、水彩、油彩、日本画、水墨、等々が展示されていましたが、本当に力作揃い。中でも目をとめたのは、「蛍・右近の星」(織物)、お聞きすると糸から染色し、何枚も重ねられた作品。薄らと見える山脈に美しく光る川、素晴らしい自然の中に蛍が。作品の奥深さに感動。藍染とのこと。「青は藍より出でて藍より青し」そんな言葉を思い出しました。
写真は右近12歳、洗礼を受けている姿とか。
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キリシタン大名高山右近(高槻城城主1573~1585)がカトリックの聖地バチカン市国から福者の認定を受け列福(宣言)式が大阪城ホールで行われたそうです。右近さんが亡くなられてからの福者認定。信念を貫いた姿勢に歴史は動いたのですね。すごいことです。