高槻市議会議員 吉田あきひろのごきんじょニュース

明日の 希望は ひとりの人を 思う心から

安全で安心して暮らせるまちに

□ホームページ いいね!!たかつき 高槻市HPへリンク / 2022年5月12日

令和4年度 施政方針大綱(概要版) 令和4年3月 高槻市 3⃣

86686C1F-6707-4AED-8EBE-A0CB5A32EAE79B2F1F76-37B6-4F15-A4F0-06A565911DE7令和4年度 高槻市政の施策と予算編成に関する要望(書)から令和4年度 施政方針大綱(概要版)へ

2 安全で安心して暮らせるまちに向けた取組

市民・事業者と行政が協働して、災害に強いまちづくりを進めるとともに、非常時の サポート体制も整い、子どもから高齢者まであらゆる世代の市民が安全に安心して 暮らすことができるまちを目指します。

■ 「国土強靱化地域計画」に基づく取組を推進

■  (新)「(仮称)市民防災協議会」の発足を支援するなど、既存防災組織や 関係団体との連携を強化

  (新) 市制施行80周年記念事業として、「市全域大防災訓練」を実施

  (新) 災害タイムラインを河川管理者等多機関が 連携した内容に改定

■ コミュニティタイムラインの策定を進める地域の 取組を支援

  (新) 避難所となる全小中学校体育館への空調 設備設置に向けた取組に着手

■ 「総合雨水対策アクションプラン」に基づき施設整備を推進 (雨水貯留施設の整備:JR高槻駅北駅前広場、雨水流出抑制施設の整備:高槻城公園等)

■ 消防団の処遇改善による団員の確保

■ 中消防署富田分署の建て替え、多機能型 消防団等訓練施設の整備を推進

■ 大阪府三島救命救急センターの移転に伴い 特別救急隊・救急ステーションを再整備

■ 児童の登下校時の安全対策を推進

■ 特殊詐欺や悪質商法による被害の未然防止の取組を推進

公明党の要望が随所に反映

□ホームページ 高槻市HPへリンク / 2022年3月29日

令和4年度 高槻市施政方針が決定

97CEFDEB-7B29-44C8-BD0D-8970E7B04DD4令和4年3月定例会において発表された「令和4年度の施政方針(大綱)」、昨年からの公明党議員団の要望が随所に反映されました。

「吉田あきひろのごきんじょニュース」の安心実績や、市ホームページよりご紹介させていただきますので、ご一読いただけますよう、どうぞ宜しくお願い致します。(写真は2021年7月撮影)

令和4年度 高槻市政の施策と予算編成に関する要望書から令和4年度 施政方針大綱(概要版)

〔 重点施策 〕
■まちづくりの3本柱の推進
1. 強靱なまちづくり ・中消防署富田分署の建て替え、多機能型消防団等訓練施設の整備を推進 ・自助・共助力の更なる向上に向けた「市全域大防災訓練」を実施 ・避難所の生活環境向上のため、小中学校体育館の空調設備設置に向けた取組に着手

2. 富田地区のまちづくり ・富寿栄住宅の建て替えを推進 ・本市西部の都市拠点としてふさわしいまちづくりに向け取り組む

3. 高槻の歴史を継承するまちづくり ・来年3月開館の芸術文化劇場を核に、高槻城公園を新たなシンボルエリアとして整備 ・将棋の名人戦の誘致や将棋人口の拡大につながる取組により「将棋のまち高槻」を推進 ・国史跡指定を目指す芥川山城跡などの歴史資産を有する本市の魅力を全国に発信

■市民福祉の向上につながる各種施策を推進

令和5年1月の市制施行80周年 ・令和5年4月の中核市移行20周年に向け、 これからの高槻の発展、輝かしい未来を創生するための歩みを止めることなく 「関西の中央都市 高槻」にふさわしいまちに向け、市政運営に邁進。

1 都市機能が充実し、快適に暮らせるまちに 向けた取組
利便性の高い都市空間が形成されるとともに、良好な住環境が保たれ、市民が快 適に暮らせるまちを目指します。

■ 高槻インターチェンジ周辺の成合南地区において、公共施設整備等を行う 土地区画整理組合を支援
■ 富田地区のまちづくり基本構想を策定
■ 地域公共交通の在り方を示す計画の策定に向けた取組を推進
■ JR高槻駅南において、権利者等による再整備に向けた取組を支援
■ 木造住宅や分譲マンションの耐震化を促進
■ 学校施設の全てのブロック塀撤去など、公共施設のブロック塀を計画的に 撤去、民間所有ブロック塀の撤去を支援
■ 富寿栄住宅建て替え事業を推進(PFI事業者による1期建設工事等)
■ JR高槻駅北駅前広場を整備(バスロータリーの改良、エスカレーターの設置等)
■ 新名神高速道路高槻以東区間の全線開通を目指すNEXCO西日本を支援
■ 「市営バス経営戦略」に基づく取組を推進
■ 「水道事業基本計画」に基づく取組を推進
■ 下水道施設の老朽化対策・地震対策を推進

2 安全で安心して暮らせるまちに向けた取組
市民・事業者と行政が協働して、災害に強いまちづくりを進めるとともに、非常時の サポート体制も整い、子どもから高齢者まであらゆる世代の市民が安全に安心して 暮らすことができるまちを目指します。

■ 「国土強靱化地域計画」に基づく取組を推進
■  (新) 「(仮称)市民防災協議会」の発足を支援するなど、既存防災組織や 関係団体との連携を強化
■  (新) 市制施行80周年記念事業として、「市全域大防災訓練」を実施

■  (新) 災害タイムラインを河川管理者等多機関が 連携した内容に改定
■ コミュニティタイムラインの策定を進める地域の 取組を支援
■  (新) 避難所となる全小中学校体育館への空調 設備設置に向けた取組に着手
■ 「総合雨水対策アクションプラン」に基づき施設整備を推進 (雨水貯留施設の整備:JR高槻駅北駅前広場、雨水流出抑制施設の整備:高槻城公園等)
■ 消防団の処遇改善による団員の確保
■ 中消防署富田分署の建て替え、多機能型 消防団等訓練施設の整備を推進
■ 大阪府三島救命救急センターの移転に伴い 特別救急隊・救急ステーションを再整備
■ 児童の登下校時の安全対策を推進
■ 特殊詐欺や悪質商法による被害の未然防止の取組を推進

3 子育て・教育の環境が整ったまちに向けた取組
子育て支援や教育環境の更なる充実が図られ、子どもを産み育てやすい環境や子 どもたちが健やかにのびのびと育つ環境が整ったまちを目指します。また、あらゆる 世代の市民が互いに学び合えるまちを目指します。

  (新) 「第2次市立認定こども園配置計画」に基づく取組を推進(富田保育所と富田幼稚園の統合に向け、仮園舎を整備)
■ 子ども医療費助成を18歳まで実施
■ (拡) 民間学童保育室の活用による高学年児童の 受入れを開始
 (新) 出産後間もない産婦の健診費用を新たに助成
■ (新) 中学校の給食費を無償化
■ (新) 中学校での35人学級編制を導入(令和4年度は1年生、令和5年度から全学年)
■ 施設一体型小中一貫校の検討、 「教育振興基本計画」の取組への理解を深める教育フォーラムを開催
■ 第三中学校区でセーフティプロモーションスクール(SPS)認証取得を推進、 学校安全の取組を推進
■ (拡)小中学校における空調設備の設置・更新を 推進(既存機器の更新、特別教室への設置、(新) 体育館へ の設置に向けた取組に着手)
■ (拡) 学校図書館の蔵書を計画的に増冊
■ (新) 2つのモデル中学校区で学校運営協 議会を設置し、コミュニティ・スクールの導 入を推進
 (新) 市立図書館で、電子書籍の貸出し等 のサービスを提供する電子図書館を導入

4 健やかに暮らし、ともに支えあうまちに 向けた取組
市民が自ら健康づくりに取り組み、十分な医療体制が整っていることで、誰もが生 きがいを持って健やかに暮らせるまちを目指します。また、地域で支え合い、高齢者 や障がいのある人が住み慣れた地域でいきいきと暮らすことができるまちを目指し ます。

■ 新型コロナウイルス感染症への対応(ワクチン接種・感染予防対策を実施、地域医療体制の構築を推進)
■ 大阪府三島救命救急センターの大阪医科薬科大学病院への移転を支援(令和4年7月移転)
■ 高槻島本夜間休日応急診療所の旧弁天駐車場敷地への移転に向けた 取組を推進(令和5年4月移転)
■ がん検診を無料で実施
■ 国民健康保険の府内統一基準への移行に対応 (新)未就学児にかかる均等割額の5割軽減措置を導入、特に低所得者の保険料負担の 増加に配慮
■ 総合保健福祉センターの改修(受診環境の向上等)
 (新) 「(仮称)福祉ヴィレッジ」の整備を検討
■ 「第4次地域福祉計画・地域福祉活動計画」に基づく取組を推進(重層的支援体制整備事業の実施検討)
■ 地域福祉会館を再整備
■ 生活困窮者への包括的な支援を実施
■ 「高齢者福祉計画・介護保険事業計画」に基づく施策を推進
■ 「第2次障がい者基本計画」「第6期障がい福祉計画」に基づく施策を推進

5 魅力にあふれ、にぎわいと活力のあるまちに 向けた取組
本市の豊かな自然や歴史・文化などの魅力が広く知られ、国内外から多くの人々 が訪れるとともに、産業が活発で、にぎわいのあるまちを目指します。

■ 観光協会や商工会議所等と連携し、「オープンたかつき」を実施
■ 観光プロモーション「BOTTOたかつき」の取組を推進
■ 定住促進プロモーションにより転入促進と転出抑制につながる施策を推進
■ 三好長慶の生誕500年を記念し、御城印・ 武将印の発行や特別展を開催
■ 芥川山城跡の国史跡指定を見据えた取組 を推進し、「歴史のまち高槻」の魅力を全国 に発信
■ 芸術文化劇場の建設と併せ、 高槻城公園の整備を推進
■ 芥川緑地の公園整備を推進(健康づくり広場の基盤整備工事等)
■ 6次産業化の推進戦略を策定、地域資源を活用した農林産物の生産者に よる加工・流通・販売等の取組及び商工業者との連携を推進
■ 森林の災害復旧事業を推進、間伐や下刈り等の森林整備を推進
 (拡) 市独自のプレミアム付商品券(第3弾・第4弾)を発行
■ 新型コロナウイルスの影響を受ける事業者へ資金調達の円滑化を支援
■ 商店街等への事業支援により地域商業を振興、 ものづくり企業への支援強化による経営状況の改善・安定化を促進
■ 市外企業の誘致と市内企業の定着を促進
■ 商工会議所との連携強化により市内商工業を振興

6 良好な環境が形成されるまちに向けた取組
市民・事業者と行政が協働して、みどり豊かでうるおいのある自然環境や良好な都 市環境が形成されるとともに、地球温暖化防止に積極的に取り組むまちを目指します。

■ 「気候非常事態宣言」を発出し、施策を推進
■  エコハウス補助金等により省エネ・創エネ機器設置等を支援
■ 「エコ&クリーンフェスタ」を開催、「たかつき市民環境大学」を開講
■  エネルギーセンターにおける取組を推進(第一工場の解体と跡地でのリサイクル施設整備、第三工場の高効率なごみ焼却発電)

7 地域に元気があって市民生活が充実したまちに 向けた取組
一人ひとりの人権が尊重され、地域に愛着をもつ多くの市民がコミュニティ活動や ボランティア・NPO活動などに参加する風土の醸成された、活気あるまちを目指しま す。また、あらゆる世代の市民が文化芸術やスポーツに親しみ、充実した暮らしを送 ることができるまちを目指します。

■ コミュニティ市民会議や各地区コミュニティの まちづくり活動・防災活動を支援
■ マイナンバーカードの普及を促進
■ 「第2期文化振興ビジョン」に基づく施策を推進
■ 芸術文化劇場の令和5年3月開館に向けた 整備等を推進(建設工事、開館記念イベントの実施等)
  (拡) 将棋文化を振興(タイトル戦開催、小学校1年生へ 高槻産木材の将棋駒を配布等)
■ 関西将棋会館移転に伴う施策を推進
■  (新) 将棋に係る業務を一体的に行う部署を創設
■ 「第2期スポーツ推進計画」に基づく施策を推進
■  (新) 新名神高速道路の高架下を利用した スポーツ施設の整備を検討

8 効果的・効率的な行財政運営が行われている まちに向けた取組
将来世代に過度な負担を残さないよう、効果的・効率的な行財政運営により健全財 政が維持されたまちを目指します。

■ 「第6次総合計画」に基づき8つの将来都市像実現に向けた施策を推進
■ ICT利活用を推進(行政手続のオンライン化など)
■ 公共建築物の効率的な維持管理を推進

以上です。

令和3年度 施政方針大綱(概要版)3

高槻市HPへリンク / 2021年3月16日

令和3年3月 高槻市 令和3年度の市政運営について

1FBAFFAF-06BA-4677-A7AF-9982E0C6B4D73月1日、議会初日に濱田剛史市長が発表されました「令和3年度施政方針大綱」の概要版3ページをご紹介。

<令和3年度の主な施策>

2  安全で安心して暮らせるまちに向けた取組
市民・事業者と行政が協働して、災害に強いまちづくりを進めるとともに、非常時のサポート体制も整い、子どもから高齢者まであらゆる世代の市民が安全に安心して暮らすことができるまちを目指します。

■ 「国土強靱化地域計画」に基づく施策を推進
(新)危機管理部門を市長直轄とし、安全・安心に関する施策を推進
■ 「総合雨水対策アクションプラン」に基づき施設整備を推進(JR高槻駅北駅前広場「雨水貯留施設」工事着手 、芝生小学校「雨水流出抑制施設」整備)
■ 水害・土砂災害ハザードマップの改訂版を全戸に配布
■ コミュニティタイムライン策定に向けた地域の取組を支援
■ 市民避難訓練及び地域防災総合訓練を実施
■ 地区防災会及び自主防災会の活動等を支援
■ 地域住民による避難所運営を支援

(新)中消防署富田分署の建て替え、多機能型消防団等訓練施設の整備に向けた設計を実施
■ 児童の登下校時の安全・安心を確保するための施策を実施
■ 警察・防犯協議会などの関係機関と共同して防犯対策を推進
(拡)通学路防犯カメラの更新及び街頭防犯カメラの増設(400台)、 自治会等防犯カメラの設置補助を拡充
■ 青色防犯パトロール車へのドライブレコーダー設置補助を実施
■ 特殊詐欺等被害の未然防止の取組を推進

令和3年度 施政方針大綱(概要版) <市ホームページ

より良い事業となるように・・・

水害・土砂災害ハザードマップの更新について

□ホームページ 議会活動 / 2020年6月16日

令和2年度高槻市一般会計補正予算(第5号)

IMG_E2287[1]15日(月)、3密対策を行いながらの本会議2日目、私の方は令和2年度高槻市一般会計補正予算(第5号)「水害・土砂災害ハザードマップの更新について」の質疑を行いました。11日(木)、本会議1日目の提案理由説明分の質疑です。

(1問目)
これまでのハザードマップは、河川整備の基本となる100年に1度の降雨量を前提に策定されてきました。

近年、河川氾濫等での甚大な水害を受け、「水防法の改正」が行われ、大阪府が府の管理河川において、1000年に1度といわれる「想定最大規模降雨」の浸水想定区域図を本年3月末に公表されたところです。

本市でも、浸水の深さや浸水範囲が大幅に変更となったとのことで、このことから、ハザードマップを更新し開設避難所等の見直しを行い、前回同様に全戸配布される水防費3,100万円の予算案です。

  • 予算    3,100万円 18万部
  • 印刷製本費 2,100万円
  • 通信運搬費    630万円
  • 委託費      370万円
  • 令和3年3月までに配布

1問目として6点お聞きします。

まず確認となりますが、水防法が改正され1000年に1度といわれる「想定最大規模降雨」に変更・公表された計画に至る経緯や進捗状況の説明を。

また2点目に、100年に1度の降雨量規模を前提とした河川整備が進められてきましたが、1000年に1度の規模では、その降雨量にどれだけの違いがあるのか。わかりやすく、具体の数値と過去の水害例、想定される被害状況の説明を。

3点目に、本市においても、浸水の深さや浸水範囲が大幅に変更になったとされますが、対象河川や変更箇所など具体に説明してください。

さらに4点目は、令和3年3月までに18万部が印刷・配付される予定ですが、配布先はどのように計画しているのか。

5点目に、3,100万円の予算が計上されていますが、コロナ禍における支援策等を重点的に行っている状況の中、この時期の提案とされた理由をお示しください。

そして6点目ですが、開設避難場所が見直しをされることになっていますが、その理由と現状の避難場所数、今後の見通しをお聞かせください。

(答弁)
1点目
・浸水想定区域の指定については、住民の円滑かつ迅速な避難の確保を図ることを目的に、平成13年の水防法改正において新設された。
・当初は河川整備の基本となる計画降雨、概ね100年に1度発生すると言われる降雨を前提とした浸水想定区域を指定することとなった。
・その後、近年の計画降雨を超える豪雨の多発、被害の激甚化を背景に、水防法が適宜、改正。
・平成27年には、想定し得る最大規模の降雨、概ね1000年に1度発生するといわれる大雨を前提とする降雨に改正された。
・これを受け、平成29年6月に国が淀川について、また本年3月に大阪府が芥川などの府管理河川について、想定最大規模の浸水想定区域を指定、公表された。

2点目
・降雨量については、河川によって異なるが、芥川、女瀬川においては、河川整備の基本となる100年に1度の降雨は24時間で290ミリ。
・1000年に1度と言われる想定最大規模降雨は24時間1,070ミリ。
・このような規模の降雨による災害事例は、昨年、神奈川県箱根町で24時間942ミリを観測した台風19号によって、長野県の千曲川ほか多数の河川の堤防が決壊、未曾有の浸水被害が発生している。

3点目
・浸水深及び浸水範囲については、今般、新たに大阪府から公表された想定最大規模降雨の浸水想定区域図では、大半の区域で浸水深が増加している。
・浸水範囲については、芥川はこれまでの約1・4倍、檜尾川は約2・6倍、女瀬川は茨木市域も含め約6倍に拡大している。

4点目
・配布先については、広報誌と同様、市内の全戸及び事業所への配布を予定している。
・効率的、効果的な周知の手法を今後、検討いきたい考えている。

5点目
・今議会に提案した理由は、本年3月末に大阪府において、想定最大規模の浸水想定区域図が公表。
・本市域においても、浸水深や浸水範囲が大きく変更されていることから。
・一日でも早く、市民の皆さまに浸水リスクを周知し、適切な避難行動をしていただくため今回提案したもの。

6点目
・開設避難場所については、河川別に開設対象となっている現状の避難場所は芥川69か所、女瀬川29か所、檜尾川17か所、安威川35か所、水無瀬川6か所となっている。
・大阪府において、想定最大規模降雨における浸水想定区域が大きく変更されたことから、水害・土砂災害ハザードマップの更新に合わせて、開設対象となる緊急避難場所を見直していく。

◇◆◇◆◇

94802812-B26D-41BA-96FC-7EECA18428C2(2問目)
浸水想定区域の指定制度は、住民の円滑かつ迅速な避難の確保を図ることを目的に水防法が新設され、近年の計画降雨を超える豪雨の多発、被害の激甚化を背景に改正されてきました。

今までの水害等、被災地では生命と財産の危機に至る大変な思いをされてきたと改めてお見舞いを申し上げる思いです。

本市においては、芥川や女瀬川では、河川整備の基本となる100年に1度の降雨は24時間、290ミリとされていましたが、1000年に1度の規模となる想定最大規模降雨は、その約4倍に拡大される1,070ミリの降雨量と考えられているところで、それぞれの河川においても浸水範囲は拡大され、近隣市まで及ぶ状況とのことです。

本市には、国管理の淀川もあり、河川周辺の方々からは、どこに避難すれば良いのか、防災行政無線が聞こえづらく、市はどのように考えているのかと不安や危機感を感じる、お声をいただくところです。

事前に確認しますと、淀川ではこれまで、2日間で500ミリ、24時間にすると250ミリと想定されていましたが、想定最大規模降雨だと360ミリとのことで、現在のハザードマップでも被害想定としてはJRまでは浸水する想定となっています。

本市も大正6年の「大塚切れ」の外水氾濫から100年以上となり、平成24年などの集中豪雨の内水氾濫により、市域では大きな被害に見舞われました。

市では、高槻市総合雨水対策アクションプランより、降雨量の最大のピークをカットすることを目的に、2万リューベ―の雨水貯留施設の建設をはじめ、雨水流出抑制施設等の取り組みを行っています。

今回のハザードマップの更新や避難所の見直しについては、府が管理する河川の計画降雨の変更に伴うものですが、1000年に1度とは、数か月先なのか、1000年後なのか。危機感だけをあおったり、まだ先のことだとならないように、万が一に備え、準備していくことが大切なことだと感じ、周知・徹底に努める必要があり、市としての災害対策の役割をしっかりと果たしていかなければなりません。

また、これからの出水期として、台風シーズンを目前に控え。今、速やかに進めていかなければならないと強く感じます。

被害想定としては、答弁でもあったように、甚大な被害になることは間違いなく、このことから、ハザードマップの更新は、水防法改正が基本であり、2問目でも、いくつか確認をさせていただきたいと思います。

水防法第14条には、国土交通省令で定めるところにより、大臣が定める基準に該当する「想定最大規模降雨により当該河川が氾濫した場合に浸水想定される区域を洪水浸水想定区域として指定するものとする」とされています。

また、水防法施行規則には、印刷物の配布その他の適切な方法により、各世帯に提供すること。インターネットの利用その他の適切な方法により、住民等がその提供を受けることができる状態に置くこととされています。

そして、避難場所または、避難経路が変更になった場合にはハザードマップ等を適切に作成し見直し、住民への周知を徹底するよう努められたいともいわれています。

現在の「高槻市・水害・土砂災害ハザードマップ」も、詳細に、浸水する水位、範囲を示し、危険個所や避難場所、避難経路等はマップに記入でき、マイマップを作成することができるようになっており、評価できるものであると思います。

しかしながら、ハザードマップを「配る」ことで終わりではなく、この環境を多くの方々に認識していただき、万が一の時には確実に行動でき、適切に、混乱なく避難できることが重要なことだと感じます。

「自分の身は自分で守る」という意識を持っていただくことが原点ですが、その上で、どのように整備を進めていくのかが重要なことです。

お聞きしますが、「水防法の一部を改正する法律の一部施行等について」に記述されているように、洪水、雨水出水等のそれぞれに適した指定緊急避難場所や避難経路について、アンダーパス等の避難の際に危険な個所を記載すること。

住民だけでなく通勤者や旅行者など一時的に滞在する者も被災するおそれがあることなどから、今回のハザードマップの更新でも、しっかり反映されていること思いますが、市の考え方を聞かせてください。

(答弁)
・現在のハザードマップにおいても、水没する恐れのあるアンダーパスや内水氾濫の危険個所、河川ごとに応じた避難場所の開設等を記載しており、今回の更新にあたっても適切に反映していく。
・ハザードマップは、市民はもとより、通勤・通学者、旅行者にとっても貴重な情報であることから、
市ホームページのわがまちガイドに掲載しているハザードマップについても同様に更新していく予定。
・今回のハザードマップの更新を通じて、市民の水防災意識の向上を図り、水害から命を守るための取り組みを推進していく。

IMG_2375(3問目)
これからの、ハザードマップの更新の際も適切に取り組み、ホームページでも同時に更新していく予定で、市民の水防災害意識の向上を図り、水害から命を守るための取り組みを推進していくとのことでした。

洪水浸水想定区域、雨水出水想定区域等については、水防法おいて、洪水に係る浸水想定区域制度は、適切な避難場所の確保を図ること等を目的としています。

改正前の水防法においては、「河川の《洪水防御》に関する計画の基本となる降雨」を前提として、浸水想定区域を指定するものとしていましたが、これまでの計画降雨を上回る降雨が発生しており、被害が頻発、激甚化することが想定されていることから、「想定し得る最大規模の降雨であって国土交通大臣が定める基準に該当するもの」を前提にするものとしたものであるとされており、近年、洪水のほか、雨水出水等により、現在の想定を超える浸水被害が多発しており、円滑かつ迅速な避難等のための措置を講じる必要性が高まっているとも指摘しています。

最後に要望をしておきます。

先日、公明党議員団として、出水期を目前にして、風水害に対する「災害時の分散避難などのコロナ対策の緊急要望書」を、濱田市長に提出させていただきました。

多くの項目についての要望、貴重な意見交換をさせていただいたところです。ここでは、すべて触れませんが、4点だけ申し上げさせていただきたいと思います。

1点目は、今回の提案内容について、関係機関との強力な連携により、「ハザードマップ」及び「高槻市地域防災計画」等、適切で速やかな更新をお願いします。

2点目には、ハザードマップの全戸配布とともに、住民及び滞在者に対する、高槻市ホームページ等へのわかり易い掲載です。本市ではPDFデーターを貼り付けているものと、「わがまちガイド」にも、市の方でいうWeb版があります。

神戸市では「神戸市Web版ハザードマップ」として、随時、最新情報へと更新でき、縮尺変更による詳細情報の把握も可能なハザードマップのWeb化が注目されていて、非常に見やすい内容になっています。本市のさらなる改善を望みます。

3点目に、今後の避難訓練のあり方として、地域の特性を生かしながらも、自治会等に対して、ハザードマップを使った「避難場所」「避難経路」の注意喚起や検証など、市としてのアドバイスの拡充なども検討していただきたい。

最後、避難所において、密集が予想されることから、コロナ禍での分散避難のあり方や、適切な避難所の設置と見直し及び推進が重要になってくると思われます。

浸水域が深く、広くなる想定の中で、現在の避難所が使用できないとの判断もあるかもしれません。また、3密を回避する上では、スペースの確保が重要で、収容人員が今よりも減少する可能性も高いと思われます。

今回のハザードマップの計画的更新とともに、今後の出水期を含め、避難所となる学校の体育館をはじめ、教室など。また、ホテルや旅館、民間事業者との連携協定など、しっかり図っていただきたいと思います。

さらに、あらゆる公共施設などの利用の検討も進め、取り組んでいただくことをお願いして質疑を終わります。

(詳細は後日、高槻市議会会議録検索に掲載されます。また、高槻市議会本会議映像録画配信でも概ね2週間後にご覧いただけます。)

たかつきの財政状況

お知らせ 高槻市HPへリンク / 2019年9月28日

平成30年度決算がまとまりました。 

20190405_023520069_iOSたかつきDAYS”の10月号に、「平成30年度決算 たかつきの財政状況」が紹介されています。

(たかつきDAYSより)決算は一年間の事業の内容を歳入(収入)と歳出(支出)で表したもので、平成30年度も引き続き「みらい創生」をキーワードに、次世代への積極的な投資として、子育て・教育環境や都市機能などの充実に向け、下記の施策を実施。また、昨年発生した大阪府北部地震および台風第21号などによる被害に対し、一部損壊した住宅への支援なども実施されました。

決算を通して、平成30年度に市が何にどれくらいのお金を使ったか、そして将来にわたり市民の皆さんが安全・安心に暮らしていけるよう、どのような施策を進めたか、お伝えしますと、たかつきDAYSで紹介されています。

平成30年度の特長として

「子育て・教育関係の充実」では、国に先駆けて5歳児の幼児教育無償化を実施・・・2億1,839万円、● 高槻子ども未来館を整備・・・19億6,346万円、● 全中学校コンピューター教室にタブレット型パソコンを導入・・・3億1,672万円、● 民間の認定こども園などでの体調不良児対応型の病児保育実施に経費を助成、●市立認定こども園を整備、● 公民館などで本の受け取り・返却ができる「まちごと図書館」事業を実施、● 外国語指導助手(ALT)を全中学校区に配置、小学校の英語教育を充実。

また、「都市機能の充実」では、●安満遺跡公園が一次開園・・・10億3,620万円、●妊婦とその同伴者に対する市営バスの特別運賃を導入、● 高槻IC周辺における土地区画整理事業を支援などを。

さらに、「市民生活の充実」は、●合奏式墓地の供用を開始・・・1億2,537万円、●将棋のタイトル戦を誘致など・・・716万円、●新文化施設の整備に向け、実施設計を完了、●分かりやすい窓口や快適な待合いスペース確保のため、市役所本館1階のレイアウト変更を実施。

「健康・福祉の充実」は、● 胃内視鏡検診の導入など、がんの早期発見・早期治療を推進・・・7億4,872万円

「良好な環境の形成」は、● エネルギーセンター第一工場を更新・・・87億6,215万円

「安全・安心のまちづくり」は、●市全域大防災訓練を実施、● 指定避難所である小・中学校などへ、マンホールトイレの整備に着手、● 総合雨水対策アクションプランに基づき雨水貯留施設などの整備を推進

「産業の振興」は、●オープンたかつきを実施・・・3,300万円、● 観光情報コーナーを活用したPR活動に取り組む観光協会の支援、●商工会議所と連携し、起業・創業を支援となっています。

平成30年度の市の“普通会計”では、歳入が1,243億2,000万円、歳出が1,217億5,400万円となり、歳入・歳出とも前年度に比べて増加。

歳出増加の主な理由は、エネルギーセンター第一工場の更新や、昨年発生した大阪府北部地震および台風第21号などの災害対応によるものです。翌年度へ繰り越すべき財源20億6,600万円を差し引いた実質収支は、5億円の黒字となりました。

また、“公営企業会計”では、下水道、水道事ともは黒字でしたが、市営バスでは、昨年の自然災害により運休が発生したことから赤字となりました。

今後、市議会としましては、休会中の10月に「決算審査特別委員会」を開催し、一般会計、特別会計、企業会計の決算等の審査を10名の委員の皆さんで行っていくことになっています。

小さな声をいただいて

□要望書 党活動 / 2019年9月25日

令和2年度 高槻市政の施策と予算編成に関する要望書を提出

DSC_32359月定例会の最終日、公明党議員団として、宮田幹事長を中心に来年度の“市政の施策と予算編成に関する要望書”を濱田剛史市長に提出させていただきました。

重点項目として、①定住人口の促進について、②人への投資について、③富田のまちづくりについて、④児童虐待について、⑤三島救命救急センターについて、⑤広域連携について、⑥観光振興についての6項目

また、それぞれの項目として
【1】市政運営及び行財政について、①財政運営について4項目、②公共施設等の管理・運営について5項目、③組織構造・人材活用について3項目、④人事政策の強化について4項目、⑤電子行政の推進について3項目、⑥行財政改革について3項目、計22項目

【2】安全・安心のまちづくりについて、①災害に強い安全・安心の「まち」「ひと」づくり10項目、②防災減災対策の強化9項目、③総合雨水対策の推進3項目、④防犯対策について2項目、⑤自転車の安全利用対策3項目、⑥鉄道ホーム柵の安全対策1項目、計28項目

【3】快適都市「たかつき」のまちづくりについて、①まちづくり3項目、②公園整備5項目、③コミュニティの充実について4項目、④都市づくり・住環境の取り組みについて、〈都市計画マスタープランの策定〉2項目、〈交通網対策について〉6項目、〈空家対策について〉4項目、〈都市インフラの整備について〉2項目、〈環境整備について〉4項目、〈市民サービスについて〉6項目、計36項目

【4】産業振興で活力あるまちづくりについて、4項目と観光振興について細かく7項目、産業振興についても細かく2項目、計13項目

【5】良好な環境形成づくりについて、9項目

【6】健康福祉都市「たかつき」の充実について、7項目

【7】子育てナンバーワンのまちづくりについて、6項目

【8】魅力ある教育の推進について、①確かな学力の育成2項目、②豊かな人間性の育成3項目、③学校力の向上・地域との協力強化について5項目、④読書活動のさらなる推進3項目、⑤学校施設等の環境整備について2項目、計15項目

【9】高槻市営バスの取り組みについて、5項目

【10】水道部の取り組みについて、7項目

【11】消防本部の取り組みについて、8項目

【12】選挙管理委員会の取り組みについて、4項目

以上、重点項目6項目、大項目12項目、小項目160項目の要望をさせていただきました。今年度からの継続もありますが、濱田剛史市長からも同じベクトルの前向きなご答弁をいただきました。

今までも、これからも「小さな声」をいただきながら市政発展に全力を注いでまいります。

風水害に備えましょう

□ホームページ □防災・減災 お知らせ 高槻市HPへリンク / 2019年7月16日

夕方に猛烈な雨

00562夕方頃、猛烈な雨と雷の音。ニュースでは、「16日夜のはじめ頃まで低い土地の浸水に警戒してください」とありました。1時間あたりの雨量が80mmを超える雨で、雨の強さの分類上、最も程度の激しい段階を、予報用語で「猛烈な雨」と言い、程度が1段階下回る1時間当たり雨量が50mmから80mm程度の雨は「非常に激しい雨」と言うらしいです。

市のホームページの一番上の段に“大事なお知らせ”、「風水害に備えましょう」が紹介されています。

“風水害に備えましょう”をクリックすると、「風水害の基礎知識」には、6月から10月にかけての前線ができやすい時期には、つとめて早く気象情報を知るようにすることが大切です。大雨や洪水の注意報・警報が出たら、集中豪雨の起こり得る場合を考え、避難対策を考えましょう。梅雨期や台風襲来時に雷が鳴ったり、どしゃぶりの雨が続くようなときは注意が必要です。と・・・

他にも、はにたんと学ぶハザードマップ(学習動画)や、土砂災害警戒区域・避難所等の緊急周知簡易水防工法高槻市水害・土砂災害ハザードマップ日ごろからの備え風水害に関係する市の窓口総合雨水対策についてなどの項目も紹介されています。

大変だった、平成24年8月に降った時間当たり110mmの集中豪雨を思い出してしいます。まずは、自分自身や家族を守る「自助」が大事で、様々な知識を持つことが大切だと思います。

集中豪雨 ゲリラ豪雨 総合雨水対策 土のうステーション <あきひログ

猛烈な雨は、しばらくするとやみました。でも備えは大事なことですね。

来年に向けて

□公明新聞 □地域活動 □街宣活動 党活動 / 2018年11月4日

今日の公明新聞に「予算要望 大阪・高槻市」

20181104_000359384_iOS市議会公明党はこのほど、濱田剛史市長に来年度の予算要望書を提出。要望書では、大阪北部地震の教訓を踏まえ、災害時に情報発信を担う専門チームの編成をはじめ、地域の防災力向上へ全地区防災会に対する継続的な支援や女性の視点を取り入れた避難所マニュアルの作成、総合雨水対策の推進など、152項目を求めている(公明新聞の記事より)

この記事は、2018年9月26日に提出したもの。あきひログの”災害に強い安心・安全の「まち」「ひと」づくりなど“を、ご参照願います。

20181103_233257000_iOS今日は第一日曜日、今朝は曇り空で雨が降ってきそうな気配もありましたが、妻といつもの交差点から”あいさつ運動”でスタートさせていただきました。

お仕事に行かれる方や、団地の3階から、お手をふってのご支援もいただき感謝の思いでした。また、第一日曜日ということで”桜クラブ”の清掃ボランティア活動の日でしたが、私も妻も用事があって参加できず(中止にさせていただきましたが)、申し訳ない気持ちでしたが、一部の方々が清掃活動を行ってくださり、二重の感謝でした。

行政の「公助」としての役割については、市民の皆さんの小さな声も聴かせていただき、必要なことはしっかり要望。ともに支え合う「共助」については、自分たちの地域は自分たちでキレイにと、私たちで、できることは頑張っていきたいとの思いです。

お昼前からいい天気になってきました。来年に向けて、さらなる決意をさせていただける日にもなりました。

災害に強い安心・安全の「まち」「ひと」づくりなど

□要望書 党活動 議会活動 高槻市HPへリンク / 2018年9月26日

朝から晩まで

31年度要望写真本日は、9月6日に開会された平成30年9月定例会の最終日、本会議、委員会等、真剣な審議を経て条例、補正予算、専決事項、追加補正、議員提出の意見書等の案件が可決成立しました。特に震災や台風被害の支援策等、重要な9月議会でした。

平成30年9月定例会閉会に当たってのあいさつ <濱田市長

また今日の朝一番には、公明党議員団8名で濱田剛史高槻市長に「平成31年度 高槻市政の施策と予算編成に関する要望書」を提出、要望書の最重点項目として、①災害に強い安心・安全の「まち」「ひと」づくり、②防災減災対策の強化、③総合雨水対策の推進の3項目。重点施策として、⑴定住人口の促進について、⑵人への投資について、⑶富田のまちづくりについて、⑷三島救命救急センターについての4項目。また、一般要望項目としては120項目を要望いたしました。

濱田市長からは、積極的に施策を展開していきたいと力強いコメントも。

20180926_125153972_iOS多くの皆さまの声を要望書にまとめ提出させていただいたこと。平成31年度もより充実した年度になるように、これからも全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

夜は「高槻・島本支部連合党員会」の開催。大きな決意をしながら私は司会を。

雨水流出抑制施設を視察

□防災・減災 いいね!!たかつき 視察・研修会 / 2018年4月17日

市立津之江小学校のモデル事業

20180417_022454811_iOS本日は、市議会公明党議員団として「高槻市総合雨水対策アクションプラン」に基づき、学校や公園等の公共・公益施設に設置された「雨水流出抑制施設」を視察させていただきました。

モデル事業として設置されているのは、市立津之江小学校。その目的として、小学校の敷地内への降雨を一時的に敷地内で貯留させることにより、雨水の流出を抑制し、下流側の河川・水路・下水道に対する洪水負担を軽減するものです。

今後、市として、計画降雨を超える豪雨時の浸水軽減の取り組みとしては、小中学校や公園、公共施設等の新設・改修の検討などが計画されているようです。

津之江小学校のグランド面積は0・85ha、同校ように、既存の公共公益施設用地等を利用して設置する場合、施設本来の利用に支障のない構造規模として配慮されているようで、雨水流出抑制施設の構造としては、学校敷地周辺に小堤を設けて、グランド表面に雨水を貯留する構造形式(一定量は、排水設備を通じて水量調整して一か所にまとめられ、周辺水路に放流される仕組み)、貯留量としては125立方メートルとなっています。

施設が活用されないことが、水害がないということなので、それを願うばかりですが、万が一の時には地域での水害防止対策として、大いに期待をしていきたいと感じます。

関係者の皆さま、今日の視察ありがとうございました。

集中豪雨 ゲリラ豪雨 総合雨水対策 <あきひログ

防災減災 <高槻市