高槻歯報 1月号に掲載
「高槻歯報1月号」に市議会議長の“新年のごあいさつ”を掲載いただきました。
新年あけましておめでとうございます。“高槻歯科医師会”の皆さまにおかれましては、輝かしい希望に満ちた新春を健やかに迎えられましたことと心よりお慶び申し上げます。
また、平素より本市保健医療行政の推進に多大なるご支援とご協力を賜っておりますことに厚くお礼を申し上げます。
さてわが国は、急速なスピードで高齢化が進行しております。本市におきましても、昨年9月末時点で65歳以上の方が10万2,127人おられ、医療、福祉等の支援を必要とする方が増加しております。
このような中で、生涯にわたり健やかに生活するためには健康寿命の延伸が課題であり、本市でも「第3次・健康たかつき21」の中で全体目標として掲げられています。
歯及び口腔の健康を保つことは、食べ物を噛み砕き体内で消化・吸収の促進を図ることだけでなく、会話をしたり表情を作ったりする等、食事や人とのコミニケーションにも深く関係し、楽しく健康的な日常生活を営むために重要となります。
健康で活力に満ちた生活を送るためには、自分の歯を生涯にわたり、いつまでも健康に保つことが重要です。虫歯や歯周病になってから治療を受けるのではなく、乳幼児期・学童期から正しい歯磨きの方法や、しっかり噛んで食べる習慣を身につけ、高齢期までの各年齢層を通じて虫歯や歯周病を予防することが大切です。
本市においては、歯科医師会に幼児のむし歯予防活動を推進するため、歯科医師による講演、歯科衛生士による歯みがきの指導を行う「むし歯予防啓発事業」や市民を対象に「健口が延ばす幸福寿命」を演題とした「市民歯学講座」などの予防活動を実施いただいております。
市民の皆様におかれましても、健康な歯をいつまでも保ち、生涯を通じて元気にお過ごしいただけるよう、毎日のご自身によるセルフケアに加えて、定期的な検診や予防措置等のプロケアを受けられ、これらのケアを正しく効果的に実践されることにより、皆さまの大切な歯と口腔の健康をしっかりとお守りいただきたいと思います。
市議会といたしましても、市民の皆さまが健康で安心して豊かな生活が送れますよう、保健医療行政の充実に一層努力して参りますので、今後とも市民の健康の保持増進にさらなるお力添えをお願い申し上げます。
結びになりますが、高槻市歯科医師会のますますのご発展と、会員の皆さま方のご健康とご多幸を心からご祈念申し上げまして新年のごあいさつとさせていただきます。
高槻市議会 議長 吉田章浩
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追伸、自身のことを考えると後悔先に立たずです。( ;∀;)