高槻市議会議員 吉田あきひろのごきんじょニュース

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たかつきの財政状況

お知らせ 高槻市HPへリンク / 2019年9月28日

平成30年度決算がまとまりました。 

20190405_023520069_iOSたかつきDAYS”の10月号に、「平成30年度決算 たかつきの財政状況」が紹介されています。

(たかつきDAYSより)決算は一年間の事業の内容を歳入(収入)と歳出(支出)で表したもので、平成30年度も引き続き「みらい創生」をキーワードに、次世代への積極的な投資として、子育て・教育環境や都市機能などの充実に向け、下記の施策を実施。また、昨年発生した大阪府北部地震および台風第21号などによる被害に対し、一部損壊した住宅への支援なども実施されました。

決算を通して、平成30年度に市が何にどれくらいのお金を使ったか、そして将来にわたり市民の皆さんが安全・安心に暮らしていけるよう、どのような施策を進めたか、お伝えしますと、たかつきDAYSで紹介されています。

平成30年度の特長として

「子育て・教育関係の充実」では、国に先駆けて5歳児の幼児教育無償化を実施・・・2億1,839万円、● 高槻子ども未来館を整備・・・19億6,346万円、● 全中学校コンピューター教室にタブレット型パソコンを導入・・・3億1,672万円、● 民間の認定こども園などでの体調不良児対応型の病児保育実施に経費を助成、●市立認定こども園を整備、● 公民館などで本の受け取り・返却ができる「まちごと図書館」事業を実施、● 外国語指導助手(ALT)を全中学校区に配置、小学校の英語教育を充実。

また、「都市機能の充実」では、●安満遺跡公園が一次開園・・・10億3,620万円、●妊婦とその同伴者に対する市営バスの特別運賃を導入、● 高槻IC周辺における土地区画整理事業を支援などを。

さらに、「市民生活の充実」は、●合奏式墓地の供用を開始・・・1億2,537万円、●将棋のタイトル戦を誘致など・・・716万円、●新文化施設の整備に向け、実施設計を完了、●分かりやすい窓口や快適な待合いスペース確保のため、市役所本館1階のレイアウト変更を実施。

「健康・福祉の充実」は、● 胃内視鏡検診の導入など、がんの早期発見・早期治療を推進・・・7億4,872万円

「良好な環境の形成」は、● エネルギーセンター第一工場を更新・・・87億6,215万円

「安全・安心のまちづくり」は、●市全域大防災訓練を実施、● 指定避難所である小・中学校などへ、マンホールトイレの整備に着手、● 総合雨水対策アクションプランに基づき雨水貯留施設などの整備を推進

「産業の振興」は、●オープンたかつきを実施・・・3,300万円、● 観光情報コーナーを活用したPR活動に取り組む観光協会の支援、●商工会議所と連携し、起業・創業を支援となっています。

平成30年度の市の“普通会計”では、歳入が1,243億2,000万円、歳出が1,217億5,400万円となり、歳入・歳出とも前年度に比べて増加。

歳出増加の主な理由は、エネルギーセンター第一工場の更新や、昨年発生した大阪府北部地震および台風第21号などの災害対応によるものです。翌年度へ繰り越すべき財源20億6,600万円を差し引いた実質収支は、5億円の黒字となりました。

また、“公営企業会計”では、下水道、水道事ともは黒字でしたが、市営バスでは、昨年の自然災害により運休が発生したことから赤字となりました。

今後、市議会としましては、休会中の10月に「決算審査特別委員会」を開催し、一般会計、特別会計、企業会計の決算等の審査を10名の委員の皆さんで行っていくことになっています。