高槻市議会議員 吉田あきひろのごきんじょニュース

明日の 希望は ひとりの人を 思う心から

水害・土砂災害を想定した

□議長公務 □防災・減災 式典・イベント / 2019年8月10日

令和元年度高槻市地域防災総合訓練

20190810_032709907_iOS「令和元年度高槻市地域防災総合訓練」が開催されました。今回は水害・土砂災害を想定した訓練で、芥川沿いの堤運動広場等をメイン会場に、芥川河川防災ステーション(川西町)をサブ会場として連携して行われました。

市議会からも多くの議員が参加され、私の方から代表してごあいさつ申し上げました。

本日は、早朝より国土交通省、陸上自衛隊をはじめとする防災関係機関の皆さま、そしてまた、コミュニティや各種団体、地域の皆さまにも、ご協力、ご参加いただき、誠にありがとうございます。

さて、自然災害が全国各地で発生しており、本市においても例外ではなく、昨年は大阪府北部地震や台風21号といった災害で被災いたしました。この間、私ども市議会も被災者の皆さまへお見舞いを申し上げるとともに、災害時の行動マニュアルを策定し、全力で取り組んでまいりました。

大阪北部地震からちょうど一年となる本年6月18日には、山形県沖で地震が発生し、最大震度6強を観測したほか、7月には九州で大雨特別警報が発表されるなど、災害は日本列島のいたるところで、いつ、どのように発生するかわかりません。

本日の訓練は、風水害及び土砂災害を想定した地域防災総合訓練でございます。気候変動によって台風は大型化しており、大雨と暴風で日本各地に甚大な被害をもたらしておりますが、本日のような訓練の継続や日頃の備えが被害を軽減することにつなげることができると考えます。

市民の皆さまにおかれましては、自分は大丈夫と考えず、自分の命や大切な人の命を守るためには、どのように行動すれば良いか、本日の訓練などをきっかけに、お一人おひとりが考え、災害に備えていただきたいと思います。

結びに、本日の防災訓練を通じて、防災に対する知識、技術を高めていただき、特には“熱中症”などには十分気を付けていただき、意義ある訓練となることを期待いたしまして、私のあいさとさせていただきます。

皆さま、よろしくお願いいたします。

今日は猛暑のスタート。会場にはミストを出す大型扇風機と給水機、アルファ化米の炊き出しなど、隣接する堤コミュニティセンターには医療関係者が待機しての休憩所を設けて万全の体制。

災害対策基本法及び高槻市地域防災計画に基づき、各防災関係機関との相互協力体制の強化を図り、防災力の向上を目指すとともに、市民参加型の訓練とすることで、市民の防災意識の高揚に資することを目的に開催されました。

訓練内容は、①堤防応急復旧訓練(芥川河川防災ステーションの水防資機材を活用した堤防の越水・漏水箇所等の応急復旧訓練)、②総合救助訓練(土砂に埋没した家屋等からの要救助者の救助訓練)、③避難訓練(避難所[体育館]での避難者の訓練)、④防災啓発コーナー(防災関係機関等による啓発コーナーの設置・資機材の展示等)、⑤その他訓練など、先日、視察させていただいたドローンも飛ばし、モニターには芥川の様子も確認できました。

9時30分から11時30分の2時間、関係者の皆さま、地域の皆さま、猛暑の中、本当にお疲れ様でした。