高槻市議会議員 吉田あきひろのごきんじょニュース

明日の 希望は ひとりの人を 思う心から

環境や健康に良い自転車を快適に利用できる街づくりを

□公明新聞 □自転車の安全利用 党活動 / 2018年5月31日

自転車活用で環境保全/国交省が計画案 体験型観光のニーズも/公明、法制定をリード

20180526_233712212_iOS環境や健康に良い自転車を快適に利用できる街づくりを進める――。

国土交通省は、環境に優しい交通手段である自転車の積極的な活用に向け、サイクルスポーツの普及による健康増進策や自転車道の整備などを盛り込んだ計画案をまとめた。計画期間は2018〜20年度。今月10日まで行われたパブリックコメントを踏まえ、夏までに計画を正式決定する。

計画案は17年5月に施行された自転車活用推進法に基づいて策定された。自転車の普及拡大を踏まえた都市環境づくりを進め、健康長寿社会や観光立国を実現することなどを目標に掲げている。

具体的な施策として、車道や歩道と完全分離した自転車道の整備や、自治体ごとに異なるシェアサイクルの貸し出し・返却システムの共同化などを挙げた。

また、自転車で生活習慣病の予防や子どもの体力向上が期待できるメリットを強調し、自転車通勤を呼び掛けたり、サイクルスポーツに親しむ機会を設ける方針だ。体験型観光のニーズが増加していることを受け、全国各地でサイクリング環境も整備する。

家庭から出る二酸化炭素の約3割は自動車から排出されている。一方で、自動車による移動は5キロ以内の利用が約4割を占めるため、近隣への移動には、自転車の活用を促し地球温暖化対策につなげる方針。

公明党は16年12月の自転車活用推進法の成立をリード。党自転車等の利用環境整備推進プロジェクトチームによる提言が法律に大きく反映されるなど、自転車の普及拡大に向けた取り組みを積極的に後押ししてきた。

公明新聞(5月27日付け)に掲載

雨水流出抑制施設として再整備

□公明新聞 党活動 / 2018年5月30日

雨水を校庭に貯留/河川への大量流出を抑制/大阪・高槻市

20180527_220342003_iOS地域の浸水被害を軽減するため、大阪府高槻市立津之江小学校の校庭が先ごろ、豪雨の際にその場で雨水を貯留し水路や河川への流出量を抑制する「雨水流出抑制施設」として再整備された。

2012年8月、同市では1時間当たり110ミリの降雨量を記録。床上・床下浸水被害が844件に上った。これを踏まえ市議会公明党(吉田忠則幹事長)は議会質問を通して、公共施設の敷地を活用した雨水流出抑制施設の設置を後押ししてきた。

今回、市は津之江小学校の校庭(0・9ヘクタール)の周囲に側溝とコンクリートの壁を設置。また、校庭から付近の水路へつながる排水管の出口を1カ所に絞った。これにより、雨水が水路へ大量に流れ出ることを防ぎ、校庭にたまっていく仕組みが整った。

市は今後、同小学校での“校庭貯留”をモデル事業として、関係機関と協議しながら他の公共施設にも雨水流出抑制施設を整備していく方針だ。

と公明新聞(5月28日付け)に掲載、2008年4月17日、公明党議員団で雨水流出抑制施設を視察させていただいた時の記事です。

今週の月曜日から、九州北部や四国で、平年より8日早く梅雨入りしたそうですね。5月の梅雨入りは5年ぶりだとか。また、雨の日が続くのですね。大雨は困りますが恵みの雨は・・・

今日、水曜日は朝から雨、ネットで検索していると、「水」の字が付くのに水曜日は雨が降りにくい確率だとか!?

新たな学校防災教育の取り組みについて

視察・研修会 議会活動 / 2018年5月29日

視察二日目、仙台市のテーマは

00928仙台市は、宮城県の中部に位置しており、同県の県庁所在地かつ政令指定都市。面積は786・30平方キロメートルで、総人口1,083,148人の東北地方最大の都市です。

会派視察としては、今回2回目の訪問。平成23年の震災10か月後、「南蒲生浄化センターの被災及び復旧状況と蒲生搬入場での震災廃棄物の処理について」というテーマで視察させていただいたのが平成24年1月26日。

心からのご冥福とお見舞いを申し上げながらも、津波の恐ろしさとその威力を改めて感じ、「私たちに協力できることは何だろう」と痛切に感じた瞬間でした。

東日本大震災から7年目、震災被害を風化させないためにも、今回は「新たな学校防災教育の取り組みについて」を学ばせていただきます。

予習として、仙台版防災教育の基本的な考え方は、自分の命を守り、安全を確保する自助の力、そして災害後の対応や地域の復興に協力して参画する共助の力を児童生徒に育むことを目指し、実践するもので、防災対応力を育むために学校・地域の特性を踏まえ、各教科等の防災に関わる指導内容を相互に関連付けた年間指導計画を作成し、教育活動を展開、効果を検証するとされています。また、仙台版防災教育の充実のために、平成27年度から、1年間で区ごとに約5~6校ずつ指定し、平成32年度までの6年間で、市内すべての小中学校が研究推進取組発表校になるとされています。

私たちのまち、高槻市の取り組みは、第八中学校・磐手小学校・奥坂小学校の3校を、防災教育研究委嘱校に指定(平成26年4月~平成27年3月)、代表児童生徒による岩手県大槌町の視察訪問等を通して、『たかつきの防災教育-子どもたちの命を守り抜くために-』で研究委嘱校の実践をまとめ、学校における実践的な防災教育の充実を図るために作成し、全小中学校に配付しています。

私も平成25年の3月定例会の一般質問で、「地域の防災計画について」(2013年3月28日 平成25年3月28日 地域の防災計画について会議録)で、地域防災計画の内容が市民に理解されて、はじめて防災の準備ができること、見直しの際は高齢者や女性、子どもの目線をしっかりと反映していただきたいこと、避難所運営の個別マニュアル策定の加速化、様々な創意工夫をする中での市民への周知徹底、防災指導員の育成についても、さらに進めていただきたいことを申し上げさせていただきました。

また、他市では将来の防災リーダーとして中学生等の防災ジュニアリーダーの育成などもされており、本市でも検討してはどうかと申し添えました。

それぞれのまちでの、防災・減災対策、次の世代に伝える重要性、本当に大切な取り組みだと感じます。

安全・安心・元気のあるまち 亘理

視察・研修会 議会活動 / 2018年5月28日

公明党議員団 会派視察「宮城県亘理町」

20180525_035806417_iOS本日、5月28日(月)からの二日間、会派で視察をさせていただきます。一日目は「亘理町(わたりちょう)」を。東日本大震災から7年、懸命に復旧・復興に取り組んでこられたまち。視察のテーマは「震災復興と防災減災の取り組みについて」です。

資料によると亘理町は、面積73・60平方キロメートルで、総人口33,110人、宮城県南部の太平洋沿岸で阿武隈川の河口に位置するまち。高槻からですと、新幹線等を使って約6時間かかります。

予習として、亘理町の「復興のあゆみ」を事前に読ませていただきました。東日本大震災が平成23年でしたので、5年目の平成28年に策定されたものです。

本書の町長のごあいさつに、基幹産業のひとつである農業においては、いちご(名産)団地の整備やほ場整備が実施され、水産業においては、漁獲高が震災前の水準まで回復、観光においてもわたり温泉鳥の海の日帰り入浴が再開、かつての賑わいを徐々に取り戻しつつあり、商工業においては商店街のオープン、工業団地への企業誘致が進んでおり、住環境においても災害公営住宅が完成し入居が進んでいるとのこと。

内容は、被害の状況から、平成23年3月11日(金)、14時46分に地震発生(震度6弱)、49分に大津波警報発令、15時52分頃、津波到着。まちの47%が浸水したようです。

亘理町震災復興計画では、平成23年度から32年度までの10年間を計画期間とし、復旧期を平成25年度まで、再生期を平成27年まで、発展期を平成26年度から平成32年度と計画され、今日に至っています。

復興の基本理念は、「安全・安心・元気のあるまち 亘理 ~亘理らしさを守り・生かした町民が主役の 復興まちづくり~」を掲げて取り組んでおられ、これらのことを踏まえて、しっかりと、亘理町の懸命な姿勢を学ばせていただきたいと思います。

二日目は、仙台市、テーマは「新たな学校防災教育の取り組みについて」です。各自治体の関係者の皆さま、何卒、よろしくお願いいたします。

それぞれの、ご報告は後日に・・・

情熱

式典・イベント / 2018年5月27日

第19回 淀川和太鼓フェスティバルへ

20180527_063119436_iOSいつも友人に誘っていただき、楽しみにしている「淀川和太鼓フェスティバル」、今回も妻と二人で行かせていただき、力強い太鼓の音と、毎回、新しいことに挑戦される姿に魅了させられました。

今回のテーマは「情熱」とのこと。アマチュア11チームが結集し、時間を割いての練習で、今日の日を迎えられたようです。

伝わってきたのは、皆さんの情熱でした。

中でも高校生のチームも3校出場(うち2校は市内)、若き情熱を感じましたし、友人のチームは、「和楽団」曲目は「ZERO」、太鼓ではなくて、琴と尺八、優しい大人の音色で「いい感じ」、他のチームも素晴らしかったです。

来年は記念すべき20回、これからも頑張っていただきたいと思います。

 

今月の一斉街頭は

□街宣活動 党活動 / 2018年5月27日

公明党大阪府本部の取り組み

20180527_022011030_iOS「こんにちは、いつもお世話になります。公明党でございます。」今月の一斉街頭は、地元地域のバス停交差点から。

お手をふってのご声援や、自転車、クルマからのエールなど、皆さまから、勇気をたくさんいただけた思いです。

他にも、平日の朝、お会いする方から「日曜日も頑張ってるんですね」とか、「暑い中、ご苦労様」など、ありがたいお言葉も。

また、市民相談では、先日、現地確認に伺った方から、「対応してくださり、みんな喜んでいます」など。

地元の温かさ、地元ならではの会話がありがたいと感じる瞬間でした。

大阪府ではじめて

□自転車の安全利用 いいね!!たかつき 安心実績ナウ 式典・イベント 高槻市HPへリンク / 2018年5月26日

南平台日吉台線 自転車道開通

20180526_030552387_iOS今日は、大阪府ではじめて設置された「一方通行」規制のかかる「自転車道」の開通イベントが開催。高槻市主催で、大阪府高槻警察と地域のご協力のもと、多くの市民の皆さんが参加され、私も来賓として出席させていただきました。(石川ひろたか参議院議員代理や多くの来賓も)

式典では、近隣の認定こども園の園児と“はにたん”による元気な“はにたんダンス”のオープニングセレモニーからはじまり、主催者と来賓の皆さまによるテープカットから、市長、議長、副議長と高槻警察一日署長とチャリン娘(こ)によるオープニング走行、「道路、自転車道、歩道が、縁石で分離されていて安全で快適な自転車道でした」と感想も。式典終了後は、自転車の交通安全講習や自転車道の走行も行われたようです。

私も、2013年度9月定例会で「自転車安全利用の促進と安全なまちづくりについて」をはじめ、2015年9月定例会で2回目となる「自転車の安全利用について~条例施行を前にして~」を一般質問をさせていただき、利便性の高い自転車の安全利用の重要性を主張してきました。

当初、「高槻市自転車安全利用条例」の提案をさせていただいた時に、相談にのってくださった市職員の方が、イベント会場で入場警備をしてくださる姿を拝見した時に、“市民が主役”という無言の姿勢に感動をしました。

そんな皆さんの情熱で、高槻市の自転車安全利用に関する施策はここまで進んだのですね。大阪府初の一方通行自転車道での、自転車の道路標識が印象的で、周辺道路の矢羽根等もしっかりと。今まで整備してこられた古曽部天神線の自転車通行環境阪急北側線(みずき通り)やJR北西側の道路に設置されている自転車通行空間、さらに、大阪府ではじめて交通規制の伴う宮田町二丁目の自転車レーン等々、高槻市の自転車に関する施策は着々と進んでいます。

それでも最近、市民の方から、高槻市は自転車マナーが悪いと貴重なご意見をいただきます。自転車の安全利用に関する条例があることをご存知ですか? 自転車に乗る時、ヘルメットをかぶられていますか? 自転車の保険にご加入ですか? とお聞きしましたら・・・

自転車を安全で快適にご利用いただく基本はルールを守ること。自転車は軽車両で車の仲間、原則は左側通行です。ヘルメットは、誰のためでもなく自身の安全を守るもの、自転車保険は、自身と相手の人生を守るものではないでしょうか。また、自転車は利便性に優れていると思いますが、二輪車は不安定で倒れることが前提だという意識も大切なことだと思います。

最後に、これからも公助として「たかつき自転車まちづくり向上計画」や「たかつき自転車まちづくり実行計画」を基本に、道路整備や周知・啓発など、ハードとソフトの両面からの取り組みが重要なことだと感じるイベントでした。

聞えることで人生が変わる

□ホームページ □公明新聞 党活動 安心実績ナウ 高槻市HPへリンク / 2018年5月25日

今日の公明新聞「人工内耳」 経済的な負担軽く 堺市

20180525_004944302_iOS「聞こえ方で人生変わる」堺市は4月から、聴覚障害者が装用する人工内耳の電池代の助成を開始し、関係者から喜ばれている。

人工内耳の埋め込み手術は健康保険の適用対象になっているが、電池交換などにかかる費用は保険適用外。

そのため、装用者やその家族にとって大きな経済的負担となっていた。今回、市は障がいのある人に給付する日常生活用具の中に、人工内耳用の電池を追加。片耳でボタン電池は月額2500円、充電池と併せて3万円を上限に助成し、利用者はいずれかを選択する。

2017年1月、両耳に人工内耳を装用する4歳の息子を持つ母親・Fさんから相談を受けた市議会公明党は、すぐさま市当局に人工内耳への助成を要請。まずは消耗品である電池への助成を実現するよう働きかけてきた。

Fさんは、「聞こえることで人生が変わる。私たちの話を聞いてくれ、助成が実現したことに心から感謝しています」と笑顔を浮かべていた。

市議会公明党は「今回の助成は第一歩だが、自治体によって支援内容に温度差がある現状だ。人工内耳の修理費や本体の取り替え費への保険適用など、さらなる支援拡充に向けて国にも働き掛けていきたい」としている。(記事抜粋)

大阪府内で、同事業が広がることが大切なことだと感じます。

高槻市もこの4月から「人工内耳装置等購入費助成」がはじまりました。目的として、人工内耳は、補聴器では聴力の改善が見込めない高度難聴の方の最も普及している聴覚獲得方法で、装用による聴覚獲得への効果は、成人の時よりも子どもの時のほうが人工内耳からの信号に対する脳の対応等が早いことなどから、早い時期に装用すれば、より高い効果が期待できると。このことから、高度難聴児(18歳未満)に対し人工内耳装置等に係る費用を助成することで人工内耳の装用を促し、聴覚獲得による言語獲得及び情報取得等により、言語の発達等を支援しますと市のホームページでご案内。

助成額は、装置本体の修理及び買い替え20万円/年(限度額)、装置の電池等3万円/年(限度額)、「償還払い」方式においての助成となっています。

私自身も、市内の保護者から人工内耳装置購入費助成のご相談をいただいたのが2年前の2016年。同年3月定例会で「障がい福祉について」と題して一般質問をさせていただき、公明党議員団としても濱田剛史市長に要望書としてお渡しさせていただきました。市の方でも研究・検討を重ねていただき、子育て支援の観点から、2018年4月に事業化。ご相談くださった保護者の皆さんの喜びの声等いただき、実現できて本当に良かったと思っています。

記事にもあるように、自治体によっての捉え方や支援内容は様々、国への働きかけが重要な視点だと感じています。これからも支援拡充に向けて取り組んでいきたいと思います。

全力で議会に

議会活動 / 2018年5月25日

昨日は会派レク

IMG_57146月定例会が8日からはじまります。昨日は、定例会に向けての会派のレクチャーが午後まで続き、人事案件、即決案件、条例案件、予算案件等。公明党議員として全力で議会に臨みたいと思います。

また、今議会から議会運営委員会委員長という立場で臨ませていただきますが、円滑な議会運営ができるように、誠心誠意取り組んでいきたいとも決意しています。

何のために、誰のために

あきひろ日記 / 2018年5月24日

あきひろ日記 潮5月号【対談】「天災と人災」-先人の知恵を語る(下Part4)を読んで

20180424_083354497_iOS地震大国に住む日本人が本来もつ人生観、共生する知恵、震災がもたらした教訓とは。中西進氏(国文学者)×磯田道史氏(歴史学者)が語る。

政治家と行政官は哲学と知性をもて・・・

(磯田氏)話題に挙がった「安達ケ原」で、含蓄深い逸話が。明治政府成立。安達ケ原のような未開の荒野に革新的な官僚を送り込んで開墾と開発を急速に進めた。福島県令(県知事)、安場保和(やすばやすかず)

安場が危篤に陥った時、「医者送れ」と電報を。小さい文字は電報にならないので「イシヤヲクレ」と表記。医者を求めているのに、石を砕いてまで土地を開発してきた石屋がやってきた。医師に看取られることなく、石屋に囲まれて。

(中西氏)角倉了以(すみのくらりょうい・江戸初期に活躍した京都の豪商)、水害を引き起こす大堰川(おおいがわ)、高瀬川、開削して自然の流れを変え、安全になった水路を使って物資を運搬。乱雑な宅地開発と対照的。

行政のトップに立つリーダーは、国家百年の計を考える確固たる哲学をもたなければいけない、ソクラテスやプラトンのような。

(磯田氏)「官僚知」と「哲学知」同じ知識でも大きく違う。機械的に使えば効率的に行政を進めていける。しかし、前提条件が誤っていたり、入力の情報や当てはまる公式そのものが不適切だったりすると、とんでもない結果になる。昭和の戦争が。日本国民を幸せにする(題目的)→戦争に勝つこと(目的)→戦争で死ぬこと(英雄視)、官僚知だけに頼っているとこうした間違いを起こしかねない。

何のために国があるのか、人はどう生きるべきなのか、大局的な哲学知、歴史や古典に立ち返って物事を判断する視点が重要。

(中西氏)万葉集をはじめ歴史や古典は人類の経験知と人生哲学の宝庫。大伴家持は聖武天皇の政治を「おのがじし こころだらいに」と詠んでいる。「人それぞれの心が満たされるように」との意味。政治の目的はこの一言にいきつくのでは。

(磯田氏)佐佐木信綱(ささきのぶつな・国文学者)、「広く、深く、おのがじしのまえに」、「おのがじし」即ち「一人の多様性」を認める社会を希求。

(中西氏・磯田氏)原発には反対

(中西氏)天文学的数値の原子力を活用する発想は天上世界の話し

(磯田氏)原子炉は天体レベルのエネルギーで動かす装置。炭素結合でできた有機物の人間が死ねば、土の一部と一緒にバラバラに分解される。そういう緩やかな物質の結合体である人間が、原子力と同居できるわけがない。

原発は人口が密集するこの火山国には向かない。核のゴミ問題も未解決。

(中西氏)原子力発電という悪夢を追い求める愚かな生き方は、そろそろ終わりにしなければ。それが東日本大震災から日本人が得た、最大の苦い教訓。

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「何のために、誰のために」、人の役割、人のために。政治の役割、目的・目標は。大局的な哲学の重要性、先人の残した言葉の重要性。最大の苦い教訓。

何を学び、何を伝えるのか。責任感・・・

「天災と人災」-先人の知恵を語るを読んで、すごく勉強になりました。政治的な判断も時には大切だとは感じていますが、本当に大切なことは、理念や目的、繰り返しになりますが「何のために、誰のために」

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「天災と人災」-先人の知恵を語る(上・下part)を読んで[バックナンバー]

潮4月号
「災間」を生きている
天災は忘れたころにやってくる
「it」は「天」
生老病死

潮5月号
なゐふる
先人がつけた地名
のぞみ

おわり