高槻市議会議員 吉田あきひろのごきんじょニュース

明日の 希望は ひとりの人を 思う心から

公明党「終戦記念日アピール」

□街宣活動 党活動 高槻市HPへリンク / 2017年8月15日

国連で核兵器禁止条約が採択されてから初の終戦記念日

20170815_044636442_iOS本日は、高槻市・公明党議員団で、党としての終戦記念日アピールをさせていただき、黙とうを捧げさせていただきました。

(公明党アピール)72回目の終戦記念日にあたり、先の大戦で犠牲となられた内外の全ての方々に謹んで哀悼の意を表すとともに、ご遺族ならびに今なお深い傷痕に苦しむ戦傷病者の皆さまに心からお見舞いを申し上げます。

 かつての独善的な軍国主義が引き起こした植民地支配と侵略は、多くの国々、とりわけアジア・太平洋地域の人々に塗炭の苦しみと損害をもたらしました。

 8月15日は、この戦争の悲惨さと残酷さを後世に伝え、「不戦」と「平和」を誓い合う日です。二度とこのような悲劇を繰り返してはなりません。

わが国は戦後、「国民主権主義」「基本的人権の尊重」「恒久平和主義」の3原理をもつ日本国憲法の下で今日まで平和を享受し、社会の繁栄を築くことができました。公明党は今後も平和国家の基礎としてこの憲法3原理を堅持してまいります。

私たちは、国連で核兵器禁止条約が採択されてから初の終戦記念日を迎えました。7月7日、122カ国の賛成で採択された核兵器禁止条約は、史上初めて核兵器を違法とする規範を打ち立てました。これは「核兵器のない世界」に向けた大きな一歩です。

しかし、核兵器の非人道性を根拠に条約採択を推進した国々と、核抑止論の必要性を主張する核保有国との溝は深まりました。今、大事なことは、まず、核廃絶に向けて現実的に可能なことは何か、このことについて核保有国と非核保有国が対話をすべきであり、唯一の被爆国である日本にはそれをリードする責務があります。その対話の結果として、核軍縮を着実に進め、「核兵器のない世界」をめざします。

核兵器と弾道ミサイルの開発に執着する北朝鮮は、日本にとって新たな段階の脅威となっています。この現実を踏まえ、国連の制裁決議の履行を加盟国に求めると同時に、米国、中国、韓国と連携して外交による北朝鮮の非核化を実現する必要があります。

 また、「核兵器のない世界」と同様に重要なのが、武力紛争の芽を早期に摘み取る「戦争のない世界」をめざす行動です。

国連加盟国が昨年1月から2030年をめざして取り組んでいる持続可能な開発目標(SDGs)は、まさにそのための行動と位置付けることができます。

貧困撲滅や健康増進、教育の拡充、さらにクリーンエネルギー開発や経済成長までも目標に掲げているSDGsは、全ての国が人権を尊重し活力ある社会を築くことで紛争の温床を絶つことが目的です。これは、公明党が推進してきた、欠乏と恐怖から個人を守る「人間の安全保障」そのものの実践であり、平和への確かな道です。

公明党は「平和の党」の使命と責任を肝に銘じ、世界平和にさらなる貢献をしていくことを重ねてお誓い申し上げます。

2017年8月15日  公明党

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以上の内容をご紹介させていただきながら、私自身の思いも語らせていただきました。

1945年8月6日に広島、9日に長崎へ原子爆弾が投下され、多くの方々が犠牲になられ、15日に終戦を迎えました。72年前の今日のことは、ご冥福をお祈りしながら、絶対に、忘れてはいけない一日、一日だと感じています。

私も母から、戦争の悲惨さ、平和の尊さを幼少のころから、聞いてきました。途切れることなく、語り継いでいかなければいけないと感じています。

今月、9日の“長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典”の中で、田上富久長崎市長が「平和宣言」を行われたことをご紹介。

そして、本市も「日本非核宣言自治体協議会」の一員として、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を願って行われた、“平和宣言のメッセージ”を広く市民の皆さまにお知らせされていることもご紹介させていただきました(市ホームページ)

田上市長のメッセージには、「核兵器を、使うことはもちろん、持つことも、配備することも禁止した『核兵器禁止条約』が、国連加盟国の6割を超える122か国の賛成で採択されたこと、また、「世界中のすべての人に呼びかけられ、最も怖いのは無関心なこと、そして忘れていくことです。戦争体験者や被爆者からの平和のバトンを途切れさせることなく未来へつないでいきましょう」等々…

私たちも、今日この日に、改めて不戦を誓い合い、平和な未来を築いていきたいと強く感じています。

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また、私たち公明党は、政府与党の一翼を担う立場として、来年度の国の予算等についても、人への投資による「人づくり革命」の実現や、防災・減災、安全・安心等に注力しなければいけないと感じています(第3次安倍内閣での石井啓一国交相の継続紹介も)

高槻においては、JR高槻駅の新ホームやホームドア設置の安全拡充の事例を挙げながら、高槻市・公明党議員団として、さらなる市政発展を目指して、今年も、鍛えの夏として、勉強会での研鑽や研修会等への参加など、9月議会や来年度の予算要望等についても、全力で取り組んでいく決意を紹介させていただきました。