Archive for 2014年 6月 29日

子ども・子育て支援新制度フォーラムin神戸

梅雨空の下、28日の午後から神戸ポートアイランドの

国際会議場で開催された「子ども・子育て支援新制度

フォーラムin神戸」に参加してきました。

内閣府、文部科学省、厚生労働省t神戸市が共催という

形態での開催でした。

 プログラムとしては、内閣府大臣官房 少子化・青年

対策審議官 岩渕豊氏の主催者挨拶で開会。

続いて、「子ども・子育て新制度がめざす社会」と

題して、淑徳大学総合福祉学部教授

 柏女霊峰(かしわめれいほう)氏による基調講演が行われ、

戦後制度の限界と新たなシステムの誕生というサブタイトルで

で新制度の説明をコンパクトにまとめて話がありました。

概要は、1.子どもを生み育てにくい社会と題して、

子ども・子育てを取り巻く環境とその動向そしてこれまでの

支援制度の限界についての説明。

2.子ども・子育て支援新制度の概要と題して、新制度創設の

背景とその基礎構造、支援制度の給付の概要、幼保連携型

認定こども園、利用者支援などの地域子ども・子育て支援事業の

説明。

3.子ども・子育て支援新制度のゆくえー包括的で一元的な

 新制度にと題して、新制度の意義、分断される子ども・子育て

施策をつなぐ新制度にするためになどについての説明が

ありました。

 語り口がソフトでわかりやすく話されていたのが、

印象的でした。が、短時間での説明ですべて理解することは

なかなか難しいと感じました。

配布された資料を講演のあと再度読んで理解をする必要が

あるということをわかった上で、冒頭、今から話すことは、

ここに全て書いてありますから、と言われたことで皆さん

安心できたのではと思います。

休憩をはさんで、パネルディスカッション。

コーディネーターは、基調講演の演者の柏女氏。

「みんなが子育てしやすい国へ。

始まる!子ども・子育て支援新制度」との演題で、

おこなわれました。

パネリストは、

学校法人あけぼの学園 理事長

公益財団法人 全日本私立幼稚園幼児教育研究機構 副理事長

安家 周一(あけ しゅういち)氏

スポーツキャスター 荻原 次晴(おぎはら つぎはる)氏

株式会社リクルートライフスタイル

赤すぐ・妊すぐ編集長 佐々木 寛子(ささき ひろこ)氏

神戸市副市長 玉田 敏郎(たまだ としろう)氏

それぞれの立場から、なるほど!と思うような話や、

本音の部分で語って下さった話も聞けました。

 特に、神戸市の状況も具体的に聞け、今後の本市の取り組む

方向性に大いに参考となりました。

会場には、乳幼児を連れた保護者の皆さんの姿も多く

見受けられ、当事者の関心度の高さも伺えます。

本市においても、7月と8月に説明会を開催されるとの

お答えもあったところです。

 また、その日に「たからっ子メール」での配信もなされ

ました。

 より多くの当事者の皆さん、事業者の皆さんに参加して

いただき、新制度の正しい理解をしていただけるよう的確な

情報発信を願うばかりです。

 終了後、会場のすぐ近くのマンションに住んでいる

親友のところに。

 ちょうど1週間前にご主人が亡くなったところで、

この日が初七日。

 思い出がいっぱい詰まった部屋で、しばらく故人の

追憶話を聞きながら、あれこれと昔話に浸ってきました。

 結婚前にいたる経緯も関わってきた旧友の悲しみに

少しでも寄り添えたら、、、。

 元来、明るい彼女なので、また前に向かって歩き出せる

と信じて、神戸の街を後にしてきました。

 

6月議会閉会しました

5月23日から始まった宝塚市市議会6月定例会

26日(金)の今日閉会しました。

各常任委員会での審査報告があり、質疑、討論そして採決が

おこなわれました。

 私は文教生活常任委員会で審査した請願第37号

「子ども・子育て支援新制度に関する請願」について

反対討論をおこないました。

 本請願については、委員会と同様、本会議場での

採決においても賛成少数で不採択となりました。

特別委員会の報告、意見書案の採決などが続き、

最後に決議案第14号「北山照昭議長に対する不信任決議

について」が提出されました。

先週の一般質問の中で、江原議員の質問の対して、

南前上下水道事業管理者の辞職に関する要望等があったのか

どうかの質問に、中川市長から、要望等があったという答弁が

なされことに対して、宝塚市議会議員の政治倫理に関する

条例(議員は、市職員の採用、昇格又は異動に関して

一切の関与はしないことと規定されている)に反する

行動は到底許すことのできない事案である。という観点で

4会派連名で当該決議案を提出しました。

 提案の趣旨説明は太誠会の大川議員が行い、議長会派である

宝結会の山本議員と新風宝塚改革の会の伊藤議員が

反対討論、公明党議員団を代表して三宅議員が賛成討論を

行いました。

 採決の結果、16名が賛成し賛成多数で、本決議案は

可決されました。

 ただ、可決されたからといっても、法的には何の拘束力、

強制力はないので、弁明に立った北山議長の話からは、

何の反省の姿勢も感じられなかったのは非常に残念に

思いました。

市制60周年を迎えたこの節目に、宝塚市議会が、

本当の意味での改革を推し進めていかなくてはならないと

いうことをあらためて決意した次第です。

 終了後には議員総会を開催。

阪神水道企業団から宝塚市への水道用水の新規供給に

関する確認書の締結について、市当局からの説明を受け、

質疑。

その後、意見交換会と議会報告会についての協議があり、

すべて終了。

 もうすぐ7月。次々と市民相談や視察の予定が。

夏本番に突入します。

体調を整えて、ギアチェンジして頑張ります。

「歌劇のまち宝塚」を謳う

23日の朝から、政策研究会。

今日で9回めの開催となり、なんとか条例の条文つくりの

前文の仕上げの段階まできました。

 これまで、積み上げてきた議論を反映して、より良いものを

との思いが、こうしたらああしたらと煮詰まり、

結局まとまるまで要した時間がなんと5時間、、、。

みんな頭がいっぱいで、飽和状態になりましたが、

これでなんんとか報告書を議長に提出することで

終了。

 あと細々した文言の整理は最終明日にということと

なりました。

「歌劇のまち宝塚」ならではのオンリーワンの

意識の醸成を図り、住んでよかった、訪れてよかったと

心の底から思えるまちづくりに市民が一体となって

前向きに取り組んでいけたらと願わずにいられません。

 

一般質問終わりました

17日から20日までの4日間にわたる一般質問が

終わりました。

私は2日めの18日の6番目、最終発言でした。

今回は特に、地域包括ケアシステムの中でも大きな課題で

ある認知症高齢者の問題と、子ども・子育て支援新制度に

係る準備体制の件、そして幼保(就学前)連携と幼保小中の連携に

関する内容の質問となりました。

認知症等による徘徊高齢者に関するご家族からの相談も

この最近、増えてきていたところ、先日からのNHKテレビでの

特集番組の放映や新聞などのマスメディアの報道が相次ぎ、

世間の関心が高まっている時期も重なったこともあり、

市当局もその対応について、協議を進めているようでした。

ということもあり、徘徊高齢者の捜索について、エフエム宝塚を

活用してのラジオ放送や市の安心メールを活用することを提案

したところ、宝塚警察と協議を進めていくとの前向きな答弁が

ありました。

そして、簡易な認知症のチェックを手軽にできるように

まずは、市のホームページ上で周知できるよう要望も。

それについても前向きに検討していただけるようです。

 ご家族のことを思うとありとあらゆる方法を使って

早期に発見できるよう早期に手を打たなくてはなりません。

 具体的に協議が進むよう願わずにはいられません。

子ども・子育て支援新制度の準備体制の方も、担当課では、

連日鋭意努力をしていただいているところですが、

国からの通達が実施主体の市まで降りてくるのにあまりにも

時間がかかっており、待機児童解消に有効な私立幼稚園の

幼保連携認定こども園への平成27年度からの移行が

なかなかスムーズに進みにくいようです。

タイトなスケジュールですが、担当課の皆さんの声を

聞かせていただき、円滑に進むよう見守っていきたいと

思っています。

 前々から考えていた就学前の共通カリキュラムもやっと

その体制を整えていただけているようで、とてもうれしく

思っています。

まずは、公立幼稚園と保育所との連携のようですが、

これまで、私立幼稚園、保育所特に幼稚園との交流が

行政側としてまったくと言っていいほどなかったことを

思うと大きな最初の第一歩を踏み出してもらえたものと

思います。

宝塚子どもたちの最善の利益のため、教育・保育環境を

しっかりと整備できるよう汗をかいていきたいと思って

頑張ります。

 そして、今回は時間切れとなり、質問できなかった

保・幼と小・中との連携特に接続カリキュラムの策定については、

さらに調査・研究を重ねて9月議会で聞いていけたらと考えています。

最終日の最終発言の江原議員の質問のおり、中川市長が

正直に答弁をしておられました。

今こそ、真の議会改革を前に進めていくため、

宝塚市議会が襟を正していく時であると自覚して、

新たな決意で努力していきたいと思います。

来週には常任委員会の報告書協議そして採決があります。

その準備のため頭を切り替えて臨んで参ります。

それにしても議会が終わるたびに仕事場の書類が増えていく

のを何とかしなければ、、、、、。

一般質問準備

5日に通告、6日に市の担当部局とのヒアリングを

終え、今週は質問内容の準備となります。

 限られた時間内で質問及び答弁を終わらせなくては

ならない。といつも、その時間配分に悩ませられます。

そして、的を得た質問をすること(当たり前ですが)

聞いている人がその趣旨がわかるように発言しなければ

なりません。

 たくさんの資料を読み解き、自分の頭の中で、

ストーリーを組み立てていきます。

 順に担当課の皆さんが協議にため来られています。

その積み重ねの先に見えてくる方向性を、しっかり

市民のための視点で見据えて当日に臨みたいと思って

います。

発言順がほぼ決まったようです。

少なくとも2日め(18日)の午後の後半みたいです。

梅雨の鬱陶しい苦手な季節なので、なかなかはかどり

にくいですが、集中力を高めながら頑張ります。

宝塚市大使就任式

10日の午後、宝塚市役所市民ホールにて、 「宝塚市大使就任式」

行われました。 

今回、就任される方は16名(うちお一人はすでにご逝去された

元永定正氏)

宝塚にご縁のある皆さんで、ご活躍されている分野は多彩。

宝塚市のさらなるイメージアップ及び知名度の向上を

図るとともに、市民に夢や希望を与え、郷土愛の醸成を

図るために設置しています。

(宝塚市大使制度の説明文より)

これから随時、増やしていく方向のようです。

こういった著名な皆さんの応援もいただき、

わがまちがさらに元気になっていけるよう

まずは住んでいる私たち市民が住んでいてよかったと

思えるおうなまちになっていけるようがんばらねば

と思います。

6月議会一般質問通告しました

17日から始まる一般質問の通告が、5日~6日午前中に

かけて行われ、私は5日の午後提出しました。

 発言順ですが、私は11番目となりました。

質問通告の内容は

質問項目 1 健康で安心して暮らせるまちづくりについて

1 認知症・高齢者支援施策について

2 市民の健康づくりの推進について

質問項目 2 安心して子どもを産み育てられる環境整備について

1 不育症について

2 子ども・子育て支援新制度の本格施行の準備体制について

 ①保育所待機児童解消計画の方向性について

 ②利用者支援について

 ③市民への周知について

3 保・幼・小・中連携について

子ども・子育て支援新制度に関しては、平成27年度の

本格施行に向けて、今年度が非常に重要な期間になることから、

昨年度から引き続きとなりますが、質問項目に入れさせて

いただきました。

 実施主体の市町の役割が増すため、業務量など担当課では、

負担が増えますが、その分使命感も大きくなっていきます。

 その意味からも、基礎自治体の果たす責任も重くなっていきますが、

何より子どもたちの利益を最優先するためにともに汗を

かき、より良い環境を整備できるよう頑張っていきたいと

思っています。

 この1週間、協議を重ね、まず自分自身がしっかり調査、

研究して当日に臨みたいと考えています。

文教生活常任委員会を開催

2日は朝から文教生活常任委員会が開催され,

議案5件、請願3件の審査を行いました。

 今回は子どもの権利サポート委員会の設置に関する

条例が上程されました。

昨年要綱を設置し、「いじめ及び体罰に係る子どもの

人権擁護事業」として、「いじめ・体罰専門相談」を

実施しているが、「いじめ・体罰」に特化せず、

子どもの人権全体について子どもの最善の利益確保を

基本にした救済・立ち直り支援の仕組みをつくることが

必要なことから、子ども審議会へ「子どもの人権擁護のあり方について」を

諮問し、パブリックコメントの意見を踏まえ、条例案を同審議会から

答申いただいたことを受け、今回の条例案の上程となったものです。

各委員から、委員会の名称にかかる意見、市内関係機関等との

連携についてなどについて質疑が長時間にわたり行われましたが、

全員一致で可決となりました。

 午後一番からは、請願3件の審査。

子ども・子育て支援新制度に関する請願は賛成少数で不採択、

義務教育費国庫負担制度の堅持を求める請願と

手話言語法制定を求める意見書の提出を求める請願は

全員一致で採択となりました。

結局、全ての審査が終了したのが、午後4時過ぎ。

暑い中で、限られた空間での審査に汗ぐっしょり。

あとは、審査内容をまとめて委員会報告書の作成。

その間に一般質問の通告、ヒアリングと続きます。

頭の中に巡っている内容を整理し、通告に備えて

いきたいと思います。

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宝塚市 藤岡和枝
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