Archive for 2014年 4月 28日

花と緑のフェスティバル

暑いくらいの天候に恵まれた24日と25日の両日に

あたって宝塚市役所向かいの末広公園で、

「花と緑のフェスティバル」が行われました。

初日はだんじり祭りも合わせて行われたので、

ものすごい人、人、人。

その上、だんじりが通る時間帯の前後は、周辺道路も

通行止めとなったため、渋滞が頻発。

会場は色とりどりのお花が、いっぱい咲き香り、さわやかな

風と陽射しの中で多くの家族連れや見物される方で大賑わい。

 私も知人と約束していたので、屋台で飲食物を買い求め、

会場をぐるっと回って楽しみました。

 今年は、東北復興の伝統芸能の皆さんも出演され、

特に華やかな集いとなりました。

 各ブースでは、様々な団体が展示や販売をされており、

職員の皆さんも総出で汗をかいておられました。

 だんじりが出るということで、事故がないよう気に

していましたが、無事故で終了し、何よりです。

この日は暑かったので、陽射しを避けるスペースが

もう少し設置されていたらなあという声がありました。

が、とにかく無事に終わってよかったです。

皆さんお疲れ様でした。

福島エクスカーションに参加しました

4月23日24日の2日間、議会有志で、福島エクスカーション

に参加し、福島県に行ってきました。

福島エクスカーションの報告は以下の通りです。

福島大学の研究機関の一つである

「福島大学 うつくしまふくしま未来支援センター」

主催する「福島エクスカーション」

 また当支援センターで研究されている福島学構築プロジェクトとは、

「福島の人々・2000人インタビュー」を中心に、福島の「語り」を

集めアーカイブしながら、福島の現状と課題をあぶり出し、

3.11と復興、あるいは福島とう地域を様々な観点から考えるベース

(福島モデル)をつくるプロジェクトです。

(福島学構築プロジェクトホームページより抜粋)

 その福島学構築プロジェクトが主催するスタディツアーが

「福島エクスカーション」

今回が3回めで、議員が対象のツアーは初めてとのことで、

スタッフの方たちも議員とはどんな人たち?とおっかなびっくりだったようです。

 担当して下さったのは、

「福島大学うつくしまふくしま未来支援センター 地域復興支援部門 

地域復興支援担当 特任研究員(プロジェクトリーダー) 」開沼博氏 

「福島大学うつくしまふくしま未来支援センター 地域復興支援部門 

地域復興支援担当 客員研究員 (産官学連携コーディネーター)」 伊達洋駆氏

「福島大学うつくしまふくしま未来支援センター 

福島学構築プロジェクトリサーチャー」 遠藤恵子さん

 の以上3人の方々です。

そして、途中から取材のため来られていた

北海道新聞社 編集局 報道センター記者 関口裕士氏

同行されました。

関西のご出身とのことで、親近感を持って下さり、

様々な情報交換をすることもできました。

 

<23日>

朝、伊丹空港から空路福島空港へ。

マイクロバスにでの移動でまず着いたのは、いわき市の沿岸部の「ら・らミュウ」

ここで、昼食を済ませ、見学も。地元で採れた新鮮な魚介類や乾物類、

また様々な特産品がたくさん並べられ、地元業者の皆さんが観光客、

地元の人たちに一生懸命売っておられました。

 その後、徒歩で、近くにある「アクアマリンふくしま水族館」の視察・見学。

ここでは、3.11の震災で津波・地震による甚大な被害に遭った記録の映像

とともに職員の方の説明を聞き、短時間で見学。

 そこからまたバスで移動。いわき駅近くの「夜明け市場」へ。

いわき市役所見せる課職員(係長 新妻敬氏 係長 荒木学氏)による

「いわき農産物見える化プロジェクト」の活動を通した

「農業の復興に向けた取り組み」の説明を受け、意見交換。

東日本大震災による東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故に伴う、

いわき産農産物の風評被害対策として、農業の復興に向け、

平成23年10月1日からいわきの農産物の透明性をさらに高める

「いわき農作物見える化プロジェクト」をスタートしたとのこと。

農作物に対する風評被害を払拭するためお課題を抽出し、

安全かどうか、判断がつかないから買わない。という人たちを

ターゲティングし、そんな人たちに様々な判断材料を

分かりやすく提供し、消費者自身の判断を可能にし、

そうすることで、消費者にまた振り向いておらう。

という課題解決に向けて「見せます!いわき」という

キャッチコピーを掲げ、農作物の検査や検査結果の公表、

生産者の姿勢、思いを伝え、テレビ、新聞などのメディア、

各種イベントやキャンペーンそしてインターネット、

フェースブックなどのソーシャルネットワーク

などあらゆる方法を駆使して「見える化」に取り組んで

おられる状況をお聞きしました。

そういった努力の結果、数々のメデイアに取り上げられ

「見せる課」が平成25年度に「グッドデザイン賞」

を受賞されたとのお話もされていました。

最後に、「いわきの農作物を他産地の農作物と対等な土壌で選択いただくために、

いわき市の関係者が一丸となってひたむきに取り組みを継続することで信頼を

積み重ねる。という言葉で締めくくられていたことが強く心に残りました。

その後、「夜明け市場」の若い経営者の説明を受け、質疑応答も。

震災前からシャッター通りだった約40メートルの狭い路地の商店街。

震災の被害により、さらに寂れていった店舗を元気に!と

地元商店会の重鎮に声をかけて協力を求めたことで、

その輪が広がっていき、当初2店舗だったのが、

現在10店舗が営業をしているということでした。

夏にはその路地を使ってビアガーデンをしたりして、

賑わいが戻りUターンIターンなどいろいろな人が集まり始め、

今度は別のNPO法人TATAKIGE(たたきあげ)を設立。

飲食だけでなく、ワーキングスペースをして若い人の起業の支援、

ボランティアの支援など、人材育成のプラットフォームとして

インターネットの力で復興をサポートしていこうと

取り組まれている様子を伺いました。

この団体も「グッドデザイン賞」を受賞」されたとのことでした。

飲食は「夜明け市場」、人材育成は」NPO法人と2つの力がドッギングして、

若い感性を発揮して地産地消の新たな商品開発に取り組んでいることも

お聞きしましたが、風評被害対策を越えたまさにピンチをチャンスに転換した

「ふくしま」の食文化の発信地たらんとの若い力強い気概を大変頼もしく感じた次第です。

夕食後は、地域貢献をとの思いで、夜明け市場の中の店舗でそれぞれが、

有意義な時間を過ごしたことはもちろんのことです。

<24日>

宿泊先からマイクロバスで楢葉(ならは)町へ。

福島第一原発から20km圏内に入ったところにある「ならは道の駅」

だったところに。ここは、現在「双葉警察署臨時庁舎」となり、

警戒区域の皆さんの命と財産を守るために治安維持の日夜励んでおられます。

 その施設の一角に特定非営利活動法人ハッピーロードネット

事務所が設けられており、理事長の西本由美子さん のお話を伺いました。

元々、PTA母の会の皆さんが高校卒業したら町を離れる子どもたちが

戻ってきたら桜の並木で迎えようと始めた活動が

あの3.11が起こってしまった。

でも、30年後、福島県浜通りの復興のシンボルとして

2万本の桜並木を目指そう!と

「ふくしま浜街道・桜プロジェクト」の活動に取り組んで

おられるとの感動的なお話でした。

 そして、渡部敏久双葉警察署長のご講演を伺う。

まず初めに東日本大震災の発災直後からの状況のビデオ上映。

 そして講演へと進んでいきました。

東京23区のほぼ1.4倍の管内の状況の説明。

被災3県の人的被害の甚大さを伺い、現在も行方不明に

なられている方々の捜索が続いているが、

福島県の場合はその区域に入れないという現実。

警戒区域となっている地域からは、7万人の人がいなくなり、

3万以上の世帯の財産がまだある。

それを誰が守るのか、そこに警察関係者の並々ならぬ日々の任務の

積み重ねがある。地元警察署(署員数80人)だけでは

とても足りないので、全国から一日250人の応援を

いただいているとのこと。

全員で手分けして、一時帰宅者、作業者、工事関係者などに

声をかけ、パトロール、巡回をしている。

防犯カメラも設置している。それでも空き巣などの

被害届が後を絶たない。

 最後に、全国からたくさんの「絆」と「支援」は

当初からいただいているが、

原発事故は終わっているわけではない。福島県という

一地方で起きた事故ではない。

日本で起きた事故だと認識してほしい。

避難している人が全員戻って来るまで

自分のこととして思ってほしい。との心からの叫びが

重く強く心の底に響き渡りました。

 すぐ近くの「Jヴィレッジ」に移動、昼食そして

作業中の隙間時間を

いただいて東京電力株式会社 福島復興本社代表 副社長 石橋芳行氏から

説明を受ける。

この大きな敷地はもともと東京電力が福島県に1997年に寄贈したもので、

サッカーJリーグなどの試合や研修を行っていた施設だったところ、

発災後は、一時帰宅対応、放射線測定、除草、清掃、地域行事などの

復興推進活動と除染作業現場での現場管理に関する対応、除染、

廃棄物関連業務などの除染推進活動の前衛拠点としてフル稼働している。

福島第一原発から20kmの位置にあるこの施設では、

1000人の社員と全国から一日5000人の作業員が

それぞれの作業を行っている。

遠く福島第二原発も見える距離である。

 「福島の復興が私たちの原点です」との文字が胸に迫ってくる。

東京電力の皆さんに見送られてJヴィレッジをあとにして

楢葉町の町の様子の視察。

 廃棄物の中間処理置き場の様子も丘の上からと

近くまで降りて視察。

最終処分場については結論が出るまでは

まだまだ時間を必要とするということ。

 そして最終視察地の富岡町へ。

原発事故の影響を受けた町の姿を実際歩いて目にする。

除染のあとがところどころに残った桜並木。

本来なら満開の桜の花で埋め尽くされているはずの

街並みが人が住んでいない状態となっている。

建物はそのまま、特に新築で建てて間がないおうちが多く

そのままになっている厳しい現実。近年、若い世帯が移転してきた

ところだというから本当に胸が痛む。

 その後、富岡駅へ。津波による被害で枠組みしか

残っていない駅舎。

本来は海が見えない場所だが、大規模な津波被害で

海が見えるようになっている。

過酷な爪痕が残っている現場に立ちすくみその甚大な被害を思うと

簡単に言葉を発することができない。

 テレビや映像でしか見たことがなかった「ふくしま」の現実を

目の当たりにしたことは重く大きい。復旧・復興といっても

解決していかなくてはならない課題があまりにも多い。

今回「ふくしま」の現実の姿の一端でもこの目で

この肌で感じることができた。

この学びをどう伝えていくのか。自分自身ができることは何なのか。

すぐ結論が出ることではないが、これからも被災地に寄り添う

支援のあり方を模索していきたいと思う。

2日間同行して下さった開沼さん伊達さん遠藤さん関口さん

運転手さん、関係機関の皆さん、大変お世話になり、

本当にありがとうございました。

この紙面でのお礼となりますが、心より感謝申し上げます。

宝塚市制60周年記念式典

前日の肌寒い曇り空から一転、晴れ渡る快晴に恵まれた

19日。

 宝塚市制60周年記念式典が華やかに開催されました。

市議会も主催者側として参列。

 また遠方より、ご出席して下さる他自治体の議会の

皆さんをおもてなしの心でお迎えしようと

急遽各常任委員会の委員長が受付にて出迎えをさせていただきました。

 式典は午後1時から始まり、国歌・宝塚市歌の斉唱を

もって開幕。

 次にスライド「宝塚市60年のあゆみ」を上映。

昔懐かしい風景が画面に映し出されると「あ~懐かしい!」

「あそこはあんな風景だったね」などの声が場内の

あちこちから聞こえてきます。

ついで主催者側、来賓の皆さんのご挨拶と続き、

宝塚少年少女合唱団の皆さんによる合唱。

次に特別表彰、まちづくり功労、地方自治功労、」交通安全

消防・防災功労、福祉・保健・衛生功労、など様々な分野で

市政に貢献して下さった方々への表彰が行われました。

 ひときわカメラのフラッシュがたかれたのは、

市民栄誉賞に輝かれた宝塚歌劇団の皆さんが受賞された時

でした。

宝塚歌劇100年の歴史の重みを噛みしめるとともに、

これからも宝塚市を象徴する舞台芸術を市民がさらに

大事にしながら、市の発展に生かしていけるよう願わずには

いられません。

 そして、宝塚音楽学校の生徒さんたちによる合唱へ。

その可憐なまた凛とした姿と声にうっとりとした気分に

包まれるような雰囲気になりました。

 そこで一部は終了し、休憩をはさみ二部では、

劇作家・演出家である平田オリザ氏の講演が行われました。

「新しい広場をつくる ~文化によるまちづくり」と

題して、全国、また世界を回ってこられた経験を生かして

まちづくりに関わってこられてのご自身の広い知識の

観点から体験型の観光の重要性や今ある文化資源を

生かしたまちづくりの重要性に触れ、知恵を出した自治体が

生き残っていけるという趣旨の講演をいてくださいました。

 約2時間半の式典も無事終了。

職員の皆さんも総出で朝早くから役員に就いておられましたが、

本当にお疲れ様でした。

 トリプル周年の行事は華やかに進んでいきまうが、

これからの時代に何を残していけるのか。

これからが正念場。しっかり議論をして、責任を果たして

いかなくてはならないと気を引き締めていきたいと

思います。

女性サポートプラン ヒアリング

18日は朝から小雨の残る中、神戸市東灘区の

コープこうべさんへ。

引き続き、党の女性サポートプランのヒアリングに

伺いました。

まずは、男女共同参画の視点での職場環境整備について。

正職員のうち、3割以上を占める女性の働き方は非常に

大切な施策」と位置付け重点的に取り組まれているとのこと。

注目」したのは、本社近辺の小学校に限られるとはいうものの

「寺子屋」と名付けられている小学生を対象とした学童保育の

取り組み。それも送迎付き。

塾機能も兼ね備え、午後7時まで預かってもらえるという

環境を作っておられます。

 すべての企業での実現は困難ではあるものの、子どもたちの

健全育成と就労の確保に大きく貢献されている取り組み

だと思います。

もう一つは環境保全活動に大きな効果を出しておられることです。

省エネ、ごみの再資源化、節電、節水などに社をあげて

取り組んでおられ、その取り組みが高く評価され、

平成24年度関西エコオフィス大賞を受賞されました。

その結果、CO2排出量約36%削減、電気代も昨年までで、

約427万円削減できたとのお話を伺いました。

また地域貢献にも力を入れておられ、まさにこれからの

時代の先駆的な取り組みをされていると感じた次第です。

 こういった丁寧な、また積極的な取り組みがあらゆる

団体で行われる基盤の整備が必要であると思います。

視察 in仙台&足立区

15日16日の2日間は会派視察のため、仙台市と

足立区へ。

 仙台市では、放課後児童育成事業(児童クラブ)の取り組み、

足立区では、窓口業務の民間委託についてを調査しました。

視察調査内容は

仙台市

*放課後児童健全育成事業(児童クラブ)の取り組みについて

 仙台市における放課後児童健全育成事業」(児童クラブ)の実施

①  公設の児童クラブ

・市内124の小学校区を基本として、児童館の管理運営を行う団体が、

児童館事業として児童クラブを運営している。

(指定管理者制度を導入して公設民営の形態)

・指定管理を行う運営団体としては、

公益財団法人(市最大の外郭団体である仙台ひと・まち交流財団)、

社会福祉法人、特定非営利活動法人、地域の任意団体がある。

・108学校区に109児童館に開設。

登録児童数が概ね70人を超える場合には、児童館の施設内や

近隣地にサテライト室を設置。(平成26年4月1日現在143クラブ)

登録児童数6,519人(平成25年5月1日現在)

・職員体制は各児童館に館長一人と児童厚生員等を配置。

・開設時間

<平日>放課後から午後6時まで(延長利用の場合は午後7時15分まで>

・保護者負担*平成24年8月から有料化。

保護者の所得に応じた減免制度あり。 

<基本利用分>児童一人あたり月3000円

   <延長利用分>児童一人あたり月1000円

②  民間の児童クラブへの助成

・放課後児童クラブ事業が実施されていない、またはニーズが高い小学校区に

おける受け皿として、民間クラブに対して運営費を助成。

・平成25年度の助成状況 15クラブ⇒登録児童数421人

平成元年時点では、児童館は全くなかった。政令市に移行した時

、合併した市町村には児童館が設置されていた。

地域振興に力を入れていこうという方針のもと、急ピッチに市民センター(公民館に相当

)コミュニティセンター、児童館を地域に整備。

地域には、自然発生的に留守家庭児童会が存在していた。(民間児童クラブの形態)

もともとあった民間児童クラブの後追いで児童館を設置したという背景がある。

児童クラブの運営事業の在り方の出発点が本市とは、違った取り組みではあるが、

コストの削減、子どもたちの健全育成のあり方を考えると非常に参考になる取り組みである。

足立区

*窓口サービスの民間委託について

足立区では、平成26年1月から窓口サービス業務を民間に委託を開始。

・業務委託の概要

①  外部化の目的

◆区民サービスの向上◆行政コスト削減◆人材の有効活用

 ②業務委託内容

  戸籍届出書受付・入力業務、住民異動届等の受付・入力・及び関連業務、

印鑑登録業務、窓口案内業務(フロアマネージャー)、公金取扱業務などの

窓口業務のうち、審査・決定など法令上職員が自ら責任を持って行うべき業務

(公権力の行使にあたるもの)を除く全てを業務委託の対象とする。

②  業務フローの例として、証明発行業務の場合、受付・作成・照合までを委託業者が行い、

審査決定は職員が実施⇒委託に返却し、交付・統計業務を委託業者が行う。という流れ。

③  偽装請負とならないような留意点 業者に雇用されている労働者に直接指示ができないしくみを構築。

④  委託期間は21か月間。

・今後の課題

①  業者変更時のサービス水準の維持

◆入札とプロポーザル◆引き継ぎ期間の設定と業者選定時期

◆事業者作成マニュアルの継承◆職員ノウハウの継承

 国民健康保険業務のうち、専門定型業務を2015年から民間委託する予定。

全国でもモデルケースとなっている窓口業務の外部化に取り組んでいる

足立区の先進事例を学んだ貴重な調査となった。

 越えなければならないハードルは」いくつかあるが、これが成功すれば、

さらなるサービス向上、、経費削減につながる取り組みに結び付く。

限られた財源で、住民サービスを維持し、ムダを削減し効率よく人材を

活用していく仕組みをしっかり構築していく必要がある。

女性サポートプランヒアリング

14日は朝早く自宅を出発。

党女性局として「新女性サポートプラン」策定のための

ヒアリングを実施しました。

訪問先は兵庫県太子町にある株式会社東芝 姫路半導体

工場と午後からは、室津漁業協同組合女性部でした。

東芝の半導体工場では、グループ全体として環境保全に

とどまらず環境経営に熱心に取り組まれている状況を

お聞きすることができました。

環境教育、環境コミュニケーションの推進にも力を入れられており、

省エネ月間における環境啓発活動また清掃ボランティアなど

地域貢献にも取り組んでおられ、非常に勉強になりました。

午後から訪問した「室津漁業協同組女性部」では、地元の

魚をもっと広く多くの人に知ってもらいたいとの思いから、

平成14年に女性部で運営する直売所「魚魚市(とといち)」を

オープン。

女性の経験・知識を活用した地域の活性化、就労の場の

創設等に大きく貢献したということで、今年の3月5日に

農林水産大臣賞を受賞されました。

「浜のかあちゃんの挑戦」との発表題名。

まさに愛するわが地域を元気にしたいとの「浜のかあちゃん」

たちの熱意がバンバン響いてくるような懇談でした。

この日はとても温かく、瀬戸内海の波も穏やかで、海にない

宝塚から久しぶりに浜風に吹かれてリフレッシュできました。

議会報告会終わりました

4月11日12日13日の3日間にかけての3月定例会に

係る議会報告会が無事終了しました。

 私は、2日めの12日の部に出席しました。

各常任委員会そして今回は予算特別委員会の報告を

させていただき、それぞれの委員会そして最後に

総括的なご質問を受けました。

 3日間に共通するのは、やはり、花屋敷グランドを取得

したことについての厳しいご意見及びご指摘が何人かの

市民の方から出たこと。

 そしてこのグラウンド取得に止まらず、

ガーデンフィールズ跡地そしてNTN跡地の購入など

財政が厳しいといってもこれだけの多額な出費について議会は

どう思っているのか?というご意見が何人の方からありました。

もっともなことです。

人口減少、超高齢化に向かって猛スピードで進んでいる

我が国にあって、社会保障費の増大は必然的であろうかと

考えます。それを思うと優先順位をしっかり見極め、

為政者は行政運営をしていかなくてはなりません。

 これもあれもと要求する時代はとっくに過ぎ去って

いるのです。

かといって市民サービスを低下させるわけにはいきません。

 私が出席した報告会では、ガーデンフィールズのワークショップ

に参加されている方からのご意見がありましたが、

市民の皆さんそれぞれの意見があることは十分見て取れます。

そういった意見を出していただく皆さんの意見も尊重しながら

市としてどこをどう選択していくのかしっかりした理念を

持ち、きちんとした説明責任を果たし、後世に禍根を

残さない決断をすることが必要だと考えます。

 わがまち宝塚を将来に希望が持てるまちとしていくために

議会の決断が決して大衆迎合主義に陥らないようしっかりと

議論を尽くし、チェック機能を果たしていきたいと思っています。

ともあれ、今期の報告会は一年間一巡し、終了しました。

皆さんお疲れ様でした。

また新たなメンバー構成でスタートすることになります。

今後ともよろしくお願いいたします。

お忙しい中ご参加くださいました皆さんありがとうございました。

幼稚園入園式

11日は市内公立幼稚園の入園式。

桜の花は残念ながら、ほとんど葉桜となってしまいましたが、

チューリップの可愛い花が晴れやかな式典を彩っていました。

今年は、2組のクラスとなり、小さないすが会場をいっぱに

していました。

 新入園生は4歳児。

例年の通り、賑やかな式となりました。

後ろの席に座っている年長さんたちは、さすが、ほとんど

きちんとした姿勢で座っています。

たった1年間ですが、彼ら彼女らにすると人生に占める

期間は凝縮された期間。

人格の形成には非常に重要な影響を与えるこの幼児期の

教育の重みをあらためて感じることができました。

 保育所であろうが、幼稚園であろうが、どの子にも

共通した教育の機会を与えていく必要性があります。

 就学前の教育・保育のあり方について、しっかり

議論を深めていかなくてはなりません。

 

中学校入学式

春の陽気に包まれた9日。

市内中学校の入学式が行われました。

お邪魔した中学校は新入生の人数も増え、4クラスから

5クラスに。

 真新しい制服に身を包んだ新入生が緊張と期待に胸を

弾ませ入場すると、会場の体育館は祝福の温かい拍手が

沸き起こりました。

 中学校になると、学習科目も増え、教科担任制となり、

部活動も始まります。

 これまでの小学校生活とは、まったく違う生活には、

戸惑いもあります。

自分自身の中学校入学当時を振り返っても、何もかもが

経験したことのないことの連続で、勉強と部活動で

毎日充実していたとともに、クタクタになってお腹を

空かせて家路についたものです。

 中学校3年間は、まさに思春期の真っただ中。

悩みや挫折感そして言い知れぬ不安と直面することも

多いでしょう。

その時に傍に支えてくれたり、相談に乗ってくれる

友人や、家族そして学校の先生など周囲の人との

かかわりがその後の人生に大きな影響を与えるものだと

実感します。

 青春時代は悩みとの連続ですが、どんな時も

自分自身を信じ、自分らしく有意義な中学校生活をと

エールを送りたいと心から思いました。

小学校入学式

8日は、市内小学校の入学式。

桜の花も力いっぱい咲いている中、保護者と一緒に

新一年生が、登校してきました。

 校庭の花も咲き揃って、お祝いしているようです。

いつもお邪魔している近隣の小学校には、男女合わせて

64名の新入生が入学。

今年は、2クラスとなりました。

年々子どもたちの人数が減少している時代となったものの

本市はわずかですが、子育て世代の人口が増えているようです。

 入学式が始まると、椅子に座ると、まだ体が小さい

新一年生がプラプラ足をばたつかせながらも、一生懸命

校長先生の話を聞いている姿が印象的でした。

子どもたちのキラキラ輝く瞳を見ているとこちらの方が

勇気をもらいました。

 さあ、10年後、20年後のこの子たちの未来が

希望あふれる時代となるよう、今の私たちが、

責任を持って、足元を固めていかなくてはと

気を引き締めて帰ってきました。

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