10月8日(火)より12月1日(日)の間、東京国立博物館との連携企画として、書道博物館特別展「清時代の書―碑学派―鄧石如生誕270年記念」が開催されます。
私も11日(金)鑑賞させていただきました。呉熙戴作品「五体書冊」は重厚肉太な篆書・厳格な隷書・楷書・行書・草書の作品で文字の丁寧さや力強さから熱い向学心や情熱などが感じられました。また、呉昌碩(当時79歳)作品「篆書日下部鳴鶴墓碑銘軸」は彦根藩士太政官大書記の日下部氏が維新後、文字を学ぶため清国と交流し呉昌碩と深い友情を結ばれ、墓石の文字を入れていただいたものだそうです。躍動感あふれる文字は友情の深さを物語っております。
館内で毎週発行される「週刊瓦版」も好評。特別展ならではの音声ガイダンスも作品の鑑賞を100倍楽しませていただけます。
*詳しくはこちらをご覧ください。http://www.taitocity.net/taito/shodou/