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立川市 山本美智代
yamamotomichiyo@tbz.t-com.ne.jp

誰もが集える三世代交流の場について

◆13番(山本みちよ君)


市長答弁にあったように、地域共生社会が実現すればとてもすごいなと、率直に感じる。まさに目指すべき理想の形が示されているのではないか。そして、今後、示された計画の実現に向けて具体化を図り、着実に進めるのは市行政になる。

さらに言えば、日々の生活の中で実際にこのことに取り組み、行動していくのは私たち地域住民になっていく。制度設計の詳細はこれからだが、それまでの間に、いかにこの地域住民の意識変革、意識向上を図れるかが大きな課題である。

地域づくりは急にはでき上らない。ここにいる私たちやかかわっている方は意識を持って考え始めているが、一般の市民の方、住民の皆さんにとってはまだ先の話でもあり、御存じない方がほとんどだと思う。

当然、詳細な制度設計が決まった後に段階を踏みながらの実施になるのだろうが、そのときに決して地域住民から、これは「丸ごと」ではなく「丸投げ」だよねと言われないような準備が必要ではないか。そのためには、最も時間をかけてじっくりとつくり上げていく住民同士のつながり、地域づくりのために今のうちから力を入れ、緩やかに、かつ、より深い住民同士のつながりを築くための推進が必要であると考える。

そこで、これまでにも提案してきた誰もが集える3世代、多世代交流ができる場について伺う。

地域力をいかに深めていけるか、その第一歩が出会いの場であり、お互いの存在を知り、まずは顔見知りになっていくことからではないか。異なる世代や背景を持つ高齢者、障がい者、子どもたちを初め、地域の人たちが誰でも気楽に立ち寄れる、そんな地域拠点の場を積極的に拡充していくことができないものか。
そこで伺う。

3世代、多世代の交流の場づくりを進める上で必要な何か、課題とあわせ立川市の現状について伺う。

 

◎保健医療担当部長(横塚友子君)


交流の場づくりの現状と課題でございます。
 現在、地域づくりの視点で地域包括ケアシステムの構築を進めており、多世代にわたる交流は、地域のつながりにとって重要なものと考えております。そのために、地域福祉コーディネーターや生活支援コーディネーターがさまざまな交流の場の立ち上げ支援にかかわっております。
 支援する際の課題としましては、場所の確保と活動の継続を支える人材確保にございますが、多世代交流の場は地域の中で徐々に育成されつつあると考えております。

 

◆13番(山本みちよ君)


地域づくりの中で重要なポイントとは、同じ考えである。
現在、地域力を強くするための、3世代、多世代交流の場、これは今具体的にはどこまで進んでいるのか、取り組みについてお伺いいたします。

 


◎保健医療担当部長(横塚友子君)

具体的な取り組みの事例でございますが、一例といたしまして、富士見町では子どもを中心にさまざまな人が集い、楽しみ、学び合う場をコンセプトに子ども食堂を開設しており、高齢者を含む近隣の方が支援スタッフとして活動している例があります。また、高松町では、あたみ塾という活動の中で、赤ちゃんから高齢者まで多世代の方が交流するさまざまな催しを実施している例などがあります。

 


◎子ども家庭部長(吉田正子君)

続きまして、児童館におきましても、毎年8月に子どもたち、ヤングと高齢者、シルバーが交流するお祭り、ヤン~シルフェスタを2日間開催しておりまして、寄席や出店、ふれあい喫茶などで子どもたちと高齢者が交流を深めているような場合がございます。

 


◆13番(山本みちよ君)

現実、具体的な取り組み、今の現状をお聞きいたしました。多分これ、何ていうんですか、イベント的な部分が入り口としては当然大事で、そうしたところでの今芽が出てきているのかなというふうに、お話を聞いて感じました。
 今後はやはりもうちょっと日常的な集える場、日常の中に溶け込むような形のもの、こうしたものをどんどんつくっていくということがまた大事ではないかなというふうにも感じております。
 また、今御紹介いただいたあたみ塾と、あと富士見町の子ども食堂の皆様とは、意見交換会の場でお話を伺う機会がございました。この中で特に印象に残ったことは、この高松町のあたみ塾の立ち上げ、運営に大学生がかかわって進めてきたということであります。これからも地域住民の中から活動が芽生えていくことということは大変期待するところですが、例えばこうした大学生などの若い世代の柔軟な発想や感性、そして行動力も生かしつつ、力をかりて多世代交流の場の設置を進めていくといったような仕掛けも考えていくことも大切ではないかと考えますが、見解をお伺いいたします。

 

◎保健医療担当部長(横塚友子君) 現在、地域包括支援センターが主催して、さまざまな介護予防教室を実施していますので、介護予防教室参加者が主導し、多世代交流につながるような活動も生まれてくるのではないかというふうに考えております。例えば、男性のための料理教室に参加された方を中心に、多世代に対して食事を提供する活動に発展することなどを期待いたしております。
 また、地域とのつながりに結びつくよう、学生などがかかわれるような工夫を凝らした介護予防教室の開催などにつきましては、今後検討してまいりたいと考えております。

 


◆13番(山本みちよ君)

ぜひよろしくお願いいたします。
 ちょっと角度が変わってしまいますけれども、こうしたグループ、住民の方をつなげるという役割ということで、地域福祉コーディネーターの方々が大変活躍されております。いろんなことを聞いていくと、地域福祉コーディネーターの方のお名前が出るわけですけれども、非常に今後もその役割が大きくなるのかなと、このようにも感じます。
 現在、立川市では民生委員の体制ということで、市内を6圏域に分けて、そこにそれぞれ所属されているという形で活動されておりますが、この地域包括ケアシステム構想においては、歩いて暮らせるまちづくりということで、中学校圏域をイメージしてここまで、一応構想としてはあるのかなと思いますが、今後立川市では、この6圏域から9圏域へと拡充するといったお考えはないのか、今後の可能性も含めてお答えいただきたいと思います。

 


◎保健医療担当部長(横塚友子君)

地域福祉コーディネーターの配置につきましては、今のところ9圏域という構想自体については特に持ってございませんが、また今後29年度、高齢介護の計画づくりもございますので、そういう中ではそういうような視点からの議論ということも行っていくということは考えられます。

 


◆13番(山本みちよ君)

確認ですけれども、絶対に6圏域で来ることではなく、行く行くは9圏域を目指していくことは考えられているのでしょうか。

 


◎福祉保健部長(井田光昭君)

これまで6圏域ということでやってまいりまして、それを今後どうするかにつきましては、今のところ明確な方向性は持ってございません。今後、地域社会の醸成の過程で必要が生じるのか、あるいはこの6圏域のまま推移しても特段のそごはないのか、その辺のところで検討が必要な場合もあろうかと考えてございます。

 


◆13番(山本みちよ君)

今後の可能性もゼロではないということですので、9圏域が妥当か、6圏域でいくのかという検討もこれからされるということであります。もし6圏域でいくのであれば、もう少し増員も考えた中で、本当に地域に密着してこの地域福祉コーディネーターに余り過重にならないような体制も考えていただきたいなと、このように考えますので、よろしくお願いいたします。