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立川市 山本美智代
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「子ども食堂」の現状と今後の取り組みについて

◆13番(山本みちよ君)


子ども食堂の現状と今後の取り組みについて伺う。

今、全国各地に相次いで誕生している子ども食堂は、経済的に厳しい、また親の体調やいろいろな都合などで食事の支度が難しい御家庭など、さまざまな事情を抱えた子どもたちに無料もしくは低価格で食事を提供していくという活動。子どもたちが必要な栄養を取る事と共に、食卓を囲む楽しさを体感してもらおうと活動されている。

この全国的な広がりを見せている子ども食堂について、改めて立川市の取り組み状況について伺う。

 

◎子ども家庭部長(吉田正子君)


子ども食堂の本市での取り組みでございますけれども、市内におけます子ども食堂の取り組みについては、全てを把握しているわけではございませんが、児童館の指定管理者による地域の学習館を利用した試行的な開設や、たまがわ・みらいパークにおける春休みの試行的な開設の事例があると聞いております。

 

◆13番(山本みちよ君)


みらいパークで今年の春休みに行われたことは確認しているが、実際に行ってみて、例えば食材の提供状況や参加された方、またボランティアスタッフの方の感想、また行政として気づいたことなどについて伺う。

 

◎子ども家庭部長(吉田正子君)


春休みにたまがわ・みらいパークにおいて行われました子ども食堂の実施状況でございますが、6日間の開催期間におきまして、延べ参加者数が、ボランティア37名を加えて209人ということでございましたけれども、子どもと大人が昼食をつくり、会食を楽しんでおります。
参加した子どもたちも料理を手伝い、日ごろのお手伝いでなれている子も、初めて包丁を持った子、複数回参加した子と、いろいろでございましたが、特に大きな混乱もなく、無事に終えることができたというふうに聞いております。子どもたちからは、楽しかった、おいしかったなどの感想があったとも聞いております。
また、地域の市民の方や小売店の方より、お米ですとか調味料、缶ジュースなどの御提供をいただき、寄附金もちょうだいするなど、黒字の運営ができたというふうに聞いております。

 

◆13番(山本みちよ君)


 

先進市では、名前こそ子ども食堂ということでスタートしているが、来られる方は、ひとり暮らしの御高齢の方や仕事と家事で疲れてしまった親御さんも一緒に来店するなど、ある意味、地域の交流拠点としての機能も担い始めている。貧困だから行くわけでもなく、何よりも地域の居場所としての効果も出てくるのではないか。こうした観点から見て、行政としても何か支援ができるのではないかと考えるが、いかがか。

 

◎子ども家庭部長(吉田正子君)


子ども食堂については、ただ単に子どもたちに食事を与えるということだけでなく、確かに、親子で食事を楽しんでいただいたり、子どもの居場所として、また地域のお年寄り等の集う場所として果たす役割としては可能性はあるというふうに考えております。
まだまだこのことに対してどう支援をしていくかということについては、市のほうとして決定しているものはございませんが、いろいろな取り組みを研究してまいりたいと考えております。

 

◆13番(山本みちよ君)


これは、市側からお願いするというよりも、自発的なところからの声が上がってきて初めて可能になる活動であるとも思う。子ども食堂に対する理解、また認識が、どんどん高まっていくことが予想される。私の身近なところでも、できることをお手伝いしたいと、そのようにおっしゃる方もおられる。

今後、子ども食堂はますます広がっていくのかなと、このようにも感じている。その際に課題となる点についてはどのように捉えているのか伺う。

 

◎子ども家庭部長(吉田正子君)


市内のほかの場所等で子ども食堂を開設する場合等の課題ということでございますけれども、たまがわ・みらいパークの子ども食堂につきましては、学校の長期休みを対象として開設しておりますので、元家庭科室の利用スケジュールの調整を行うことで場所の確保をすることができたというふうに聞いております。ほかの地域において同様に開設することを想定した場合には、やはり調理に適した場所をある程度の期間確保するというようなことが課題の一つになってくると思われます。
また、都内のほかの先進事例に見られるものでは、平日の夕食を定期的に提供しているというようなものもございますけれども、そうなる場合には長期的な食堂の担い手の確保ということも課題になってくるのではないかと考えております。

 

◆13番(山本みちよ君)


確かに、安定した運営、また継続はこうした事業では大事である。そのためには、課題、場所と人の確保というものは欠かせない。
今後、例えばこの活動に対して場所を提供したいとか、調理のお手伝いをしたい、また食材を提供したいなどといったお声があったときに、受け皿となる窓口、またそれをコーディネートするといったことが必要ではないか。

このことについて市としてのお考えを伺う。

 

◎子ども家庭部長(吉田正子君)


現在のところ、特にどこが支援の窓口になるかということは決まっておりませんが、国は今年度より地域子どもの未来応援交付金を創設し、区市町村に対し、子どもの貧困実態調査と体制整備計画の策定を求めているところではございます。
本市としましては、先進事例を調査・研究するとともに、他市の、特に多摩26市の動向を注視しつつ、市民の取り組みを支援する窓口につきましても、その中で検討してまいりたいと考えております。

 

◆13番(山本みちよ君)


ぜひマッチングを含め、すばらしい活動になっていくような後押しができる体制づくりをお願いしたい。ただ、そうはいっても、現実問題、今すぐ動かなくても、そうした思いがある方がいた場合の受け皿、窓口についてのお考えは。

 

◎子ども家庭部長(吉田正子君)


市の窓口としては、たまがわ・みらいパークにおきましては、その主管課である子育て推進課が窓口となって対応してまいりましたけれども、地域の方々の相談に対する窓口として、それぞれの団体等の受け入れ口になる窓口が対応していけたらというふうには思いますけれども、どこが窓口になっていくかということにつきましても、今後、早急に検討してまいりたいと考えております。

 

◆13番(山本みちよ君)


ぜひ相談窓口だけは早急にお願いしたい。