8月9日(木)に開かれた平成30年第15回立川市教育委員会定例会を傍聴しました。
今回の定例会は以下4件について協議が行われました。
1.教育委員会の点検・評価について
2.若葉台小学校校章の選定について
3.立川市立中学校使用教科用図書(特別の教科道徳)の採択について
4.図書館の臨時休館について
今回は協議事項でしたので、各項目について委員から意見や感想などの発言がありました。
1.教育委員会の点検・評価について
教育委員会の点検・評価は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律で自ら点検・評価することが義務付けられており、毎年教育委員会が自ら教育行政について点検・評価を行い市議会や市民へ報告されています。今回は平成29年度の活動と施策を対象とした最終案が協議され、前回までの案に対して修正や加筆された箇所が報告され、各委員から意見が述べられました。これは次回の定例会で議案として審議され正式決定される予定です。
平成25年度以降の報告書は立川市教育委員会のホームページからご覧いただけます。
◆立川市教育委員会 立川市教育委員会の点検・評価
2.若葉台小学校校章の選定について
今年度開校した若葉台小学校の校章が公募され、採択すべきデザインについて協議されました。
応募は393点で、相応しいであろうデザインについての意見などが各委員から発言されました。デザインは公募の中から選び、補作をして正式なものとなるとのことでした。
3.立川市立中学校使用教科用図書(特別の教科道徳)の採択について
平成31年度から使用する中学校の「道徳」用の教科書の採択について協議されました。選定については今年3月に教育委員会で基本方針を決定、5月から教科用図書剪定検討委員及び教科用図書調査研究部会員が委嘱され、同部会及び検討委員会で8社の教科書についての調査が行われてきました。7月には検討委員会から検討結果が教育委員会へ提出され、この資料を含めて各教育委員から意見が出されました。こちらも次回の定例会で議案として審議され決定される予定です。
4.図書館の臨時休館について
立川市図書館の蔵書点検のための臨時休館について協議されました。
期間は中央図書館が11月13日(火)~11月16日(金)の4日間、幸・西砂・高松・錦の4地区図書館が11月27日(火)~11月29日(木)、柴崎・上砂・多摩川・若葉の4地区図書館が12月11日(火)~12月13日(木)の各3日間の予定となります。
平成25年の図書館システム更新以降は蔵書点検にかかる日数が1日短縮され上記の日数となります。また、中央館と地区館を2グループに分けることによって、全ての市内図書館が一斉に休館とならないよう配慮されています。丁寧な周知をすることを求める発言などがありました。