ファーレ立川アートの修復再生のためのクラウドファンディングがスタートしました!

ファーレ立川地区は、立川駅北口の米軍基地跡地に1994年に誕生した、オフィスビル、ホテル、デパート、映画館など、11棟の建物からなる街です。街は森にみたてられ、「世界を映す街」「機 能(ファンクション)を美術(フィクション)に」「驚きと発見の街」の3つのコンセプトのもと、街の中に109点のパブリックアート作品が設置されました。

しかし、完成から20年が経過し、これらのパブリックアートは破損や老朽化の目立つ作品もあります。これをこのまま放置していると、いずれ修復不能となり、最終的には作品としての存続が困難になってしまいます。そこで、平成26、27年度の2か年にわたり、多くの市民や企業などが市と協力して、ファーレ立川アートを甦らせる「ファーレ立川アート修復再生事業」をスタートさせています。

そして今回、アート作品「Tessera(テセラ)ー4」を修復するため、クラウドファンディングサイト「READYFOR?」で、「みんなで文化のまちづくり。 立川のアートに輝きを取り戻したい!」プロジェクトがスタートしました。クラウドファンディングとは、インターネットを通じて不特定多数の投資家から少額の資金を集める手法です。プラットフォームによって、「寄付型」「投資型」「購入型」などの特徴がありますが、多くの方の共感をいただき資金を獲得することでプロジェクトを実現しますので、今回のアート修復はまさにこの手法にぴったりだと思います。
 
 
クラウドファンディングについては、H26年第1回市議会定例会において、昨年勇退された先輩の岩元喜代子前議員が一般質問で取り上げ、「本市の事業の中でどのように活用できるのか、研究してまいりたい」との答弁をいただいておりました。そして、同年の第3回市議会定例会の厚生産業委員会において“ファーレ立川アート修復プロジェクトでクラウドファンディングの導入を検討している”ということについて、同じ会派の門倉正子議員からも「ノウハウをしっかりと獲得して、その後の市民、文化団体などに伝えることで、活動の支援をぜひつなげていっていただきたい」と要望をしておりました。
また、私も同年第4回市議会定例会の一般質問において、“クラウドファンディング、ふるさと納税、相続税制度改正など、あらゆる手法、機会を捉えて寄付の獲得に取り組んでいただきたい”との要望をしておりました。
 
 
今回のクラウドファンディング・プロジェクトの詳細は「READYFOR?」のページをお読みいただけるとよくわかると思います。
是非皆様のご支援、ご協力で、世界に誇るパブリックアート群の一つの作品をよみがえらせてください。どうぞよろしくお願いいたします!

READYFOR? 「みんなで文化のまちづくり。立川のアートに輝きを取り戻したい!」
ファーレ立川アート修復再生事業ホームページ
 
 
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※写真はファーレ立川アート作品ですが、今回のクラウドファンディング・プロジェクトの修復作品ではありません

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瀬のぶひろ X
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