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バックナンバー 2020年 3月

3/25(水)本会議を再開し、2月定例議会に上程された議案について採決を行い、いずれも可決して休会致しました。

2月定例議会

「令和2年度鈴鹿市一般会計予算」など新年度当初予算を可決。

一般会計は、総額 645億円で、前年度当初予算に比べて、 11億3300万円、 1.8%の増額。

令和2年度の全会計は合わせて、1083億7587万3000円で、前年度に比べて 19億2354万6000円、 1.8%の増額。

令和2年度予算には、「小学校のトイレの洋式化に係る整備費」や、「新たに西条保育所で病後児保育事業を実施する経費」、「地域主体の新たな交通システムの構築に向けた実証実験を行う経費」などが予算計上されました。

その他、「令和元年度鈴鹿市一般会計補正予算(第6号)」、「鈴鹿市立保育所設置条例の一部改正」等、全ての議案が、可決しました。

補正予算では、保健センター、応急診療所等で使用する高密度マスク、通常マスク、消毒液等の購入費用が計上されました。

 

3/4(水)に行った、一般質問の概要を掲載いたします。

 

 

 

一般質問20200204-02

 

【質問】市内公共交通の実態、利用者数の増減、その要因、課題について、尋ねる。

 

(答弁)鉄道利用者は、近年増加傾向にある。

一方、三重交通(株)の市内バス路線利用者数は、長期にわたり減少傾向が見られる。

また、Cバス利用者数は、平成28年度の運賃改定以前と比較して約7万人減少しており、減少に歯止めが掛かっていない。

タクシーについては、需要はあるものの、運転手の高齢化により、台数が年々減少しており、利用者ニーズに応えきれていない。

このことにより、市民生活に必要な交通サービスが十分供給できず、課題となっている。

 

【質問】Cバスについて、交通系ICカード導入後の利用状況と効果、定期乗車券などの運賃割引の検討状況について、尋ねる。

 

(答弁)導入から4か月が経過し、Cバスの交通系ICカード利用者が約4割の状況であり、導入前と比べ、乗降がスムーズになり、遅延時間が短縮している。

新たな交通計画策定を進める中で、学生に対する定期乗車券、高齢者に対する運賃の在り方について整理してまいりたい。

 

【質問】令和2年度一般会計予算に、「新交通システム事業費」が計上されたが、地域主体の新たな交通システム実証実験について、対象地区選定の経緯、アンケート調査や、地域の代表、民間事業者等と協議を重ねた結果、どのような結論に至ったのか、尋ねる。

移動手段を必要とする他の地域への調査や働きかけも並行して行うべきであるが、いかがか。

 

(答弁)本市の公共交通空白地域である7つの地区から、65歳以上の高齢者の方が最も多い一ノ宮地区を選定した。

住民アンケートの結果をもとに、地域の代表と協議を行い、10人乗りのワンボックス車両を用いた定時定路線運行について、既に市内タクシー事業者とも協力体制について協議している。

他地域への導入の可能性については、市民ニーズなどを把握するためのアンケートなど様々な調査を通じて、検討してまいりたい。

 

一般質問20200204-01

3/4(水)、2月定例議会・本会議3日目、一般質問の一番手で登壇しました。

 

一般質問20200204-0

 

 

今回は、「交通政策について」、質問させて頂きました。

1. 交通政策について

(1)市内公共交通の現状と課題について

(2)Cバスの現状と改善について

(3)新しい交通システムの進捗と今後について

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鈴鹿市 藤浪清司
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