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    引き続き、一般質問の概要を掲載させて頂きます。

 

1   災害時要援護者支援について 

1)情報伝達と避難について 

<質問>

    次に、避難訓練について尋ねる。

    高知県黒潮町では、世帯ごとに避難場所・避難経路を書き入れる「避難カルテ」を作成して、職員が住民と協力して、実際の避難訓練で確かめる取り組みをしている。

    これによって、高齢者の割合が多い住民が、「逃げる」意思を持つことにも繋がる効果がある。

    三重県でも、三重大学の川口准教授が進めてきた「MY まっぷ ラン」というカルテを、熊野市などで試験的に実施している。

 

    鈴鹿市は、津波第一波到達まで約1時間あるため、正確な情報と避難経路、避難方法を、事前に覚えておけば、多くの人が避難可能であり、避難支援プラン・避難カルテの作成など、各地域での実際に即した避難訓練が有効と考えるが、いかがか。

<答弁>

   本年1月から、災害時要援護者台帳に登録した障がい者のうち、希望者に対して、平時の安否確認や、災害に備える意識を高めるため、障がい福祉サービス事業所等が月1回程度訪問する「安心生活応援事業」を実施している。

   この事業の中で、可能な方には、実際に最寄りの避難所まで移動する「模擬避難」の取組みや、一緒に避難経路を地図に落とし込む作業を進めている。

   また、災害に備えた事前の準備、心構え、災害時の行動について、障がい種別に必要事項をまとめて記載した小冊子を作成する。

   このような取り組みの中で、地域での自立を支援するとともに、共助の仕組みづくりを構築してまいりたい。

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鈴鹿市 藤浪清司
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