日付が前後しますが、1/31に南城市で視察しました『健康づくりへの取り組み』について、記載させて頂きます。

 

 南城市では、「死亡統計」・「介護保険」・「医療保険」・「健康診断」・「生活習慣」などのデータを基に分析を行った結果、65歳未満の死亡率では脳血管疾患が全国・県平均より高く、介護保険の2号認定者は脳卒中が74%を占め、糖尿病や認知症も増加していることが判りました。
 医療保険で1カ月に200万円以上かかったレセプトは、金額で約1億8千万円で、生活習慣病が87%を占めており、健診結果からはメタボリックシンドローム該当者が県平均より高く、慢性高血糖と軽度の高血圧も高いことが判りました。

  沖縄県は、全国に比べ脂肪摂取量が終戦直後から高く、昭和47年には全国より18年早く、全エネルギーに占める脂肪比率の基準25%を超えております。
 (原因としては、ハンバーガー・ベーコンなど、アメリカの食文化が影響しています。)

  これらの分析結果から、南城市では合併前の旧町村で取り組んできた健康教室を特定健診に特化して、平成21年からは琉球大学のプロジェクトチームに委託をして行っています。
 また、平成21年から「健康づくり推進大会」を毎年12月頃に開催して、特定健診優良行政区(自治会)の表彰と奨励金の授与を行っています。

  また、保健師を保健部門に9割配置することによって、特定健診の結果を直接訪問して渡す体制が取られ、声掛けにより意識が変わり、食事や運動など自己管理への取り組みが増えてきたとのことです。

  今後の課題としては、特定健診受診率の目標を毎年上げているため、表彰対象のハードルが高くなっており、該当なしが増えてきていること、40~50代の受診率が低く、休日健診を行ってもあまり効果がないことなどです。

  全国的にも、職場で健診を行っていない場合、働き盛り世代の受診率が低いことが課題となっております。

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鈴鹿市 藤浪清司
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