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バックナンバー 2012年 7月

 7/25、生活福祉委員会で倉敷市を訪問し、「介護支援いきいきポイント制度」について、視察をしてまいりました。

 倉敷市では、2010年(平成22年)10月1日から、介護保険施設等でボランティアを行った高齢者の方に対して、その実績に応じてポイントを付与し、翌年度4月中に本人の申し出により換金できる制度を実施しています。
 制度の目的は、高齢者の方が積極的に地域に貢献することを奨励し、社会参加活動を通して高齢者の健康増進・介護予防を図ることです。

 元気な高齢者が増えることで、いきいきとしたまちづくりにつながることが期待されます。 対象は、要介護認定を受けていない市内在住の65歳以上の方で介護支援ボランティア登録をされた方です。

 市が受け入れ機関として指定した施設で、清掃・洗濯物の整理・食堂の配膳補助・話し相手などのボランティア活動1時間に対して、スタンプ1個(1日2個まで)を施設で押してもらいます。

 スタンプ1個は、100ポイントで100円に換算され、年間最大5000ポイント(5000円)まで貯めることが出来ます。(翌年度への繰越は出来ません。)

 管理は、倉敷市社会福祉協議会が行い、昨年度は536人の方が登録をし、換金の申請は362人がされたとのことです。(登録率は、約0.5%)
 登録された方の内訳は、男性52名・女性484名です。

特に男性の参加をいかに増やしていくかが、課題であります。

 この取組みを参考にさせて頂き、委員会で鈴鹿市での取り組みを検討してまいりたいと思います。

 明日(7/25)から3日間、生活福祉委員会の行政視察に行ってまいります。

視察の目的(項目)と視察先は、以下の通りです。

① 「介護支援いきいきポイント制度」について・・・岡山県倉敷市

② 「放課後児童クラブ」について・・・広島県三原市

③ 「元気アップ介護予防ポイント事業」について・・・大阪府寝屋川市

④ 「休日窓口の取り組み」について・・・大阪府寝屋川市

 以上4項目について、3市で視察を行ないます。

  倉敷市・三原市・寝屋川市の職員の皆様には、大変お世話になりますが、宜しくお願い致します。

 本年は、昭和17年(1942年)12月1日に、2町12カ村が合併して「鈴鹿市」として市制を施行してから、70周年の節目に当たります。
 6月議会では、全議員による発議案として、「鈴鹿市議会基本条例」を可決制定致しました。(本年12月1日施行)

 議会基本条例では、「市民に対し情報を公開し市民との情報共有に努めること(第4条)」・「議会活動について市民に対し報告等を行う場を設けること(第6条)」・「聴取した市民の意見を反映できるよう努めること(第7条)」などが謳われております。

 今後、議会報告等のあり方については、広報広聴会議を設置して検討していくことになります。

 これらの意義を踏まえ、鈴鹿市議会として市制70周年記念事業・「議会報告会」を開催することとなりました。

 今後、詳細につきましては、市制70周年記念議会事業幹事会で協議を行ない、決定してまいります。

 (詳細は、市議会ホームページなどで、お知らせいたします。)

 市制70周年記念事業・「議会報告会」

開催日  : 平成24年10月20日(土)

時間      :    午後1時30分から午後4時まで(予定)

会場  : 鈴鹿市役所12階会議室

        (14階議場見学あり)

内容  : 議会基本条例についての説明

       議会報告会、市民との意見交換会等

 

 * 「鈴鹿市議会基本条例」は、鈴鹿市ホームページ⇒鈴鹿市議会のページ⇒トピックスから、閲覧できます。
 
http://www.city.suzuka.lg.jp/gikai/topics/files/47.html

 

  

  東海地方も梅雨が明けて、さらに暑い日が続きます。
熱中症に、充分ご注意ください。

 特に高齢者の方は、汗をかきにくく、暑さを感じにくいため、自覚のないまま熱中症にかかることもあります。
 過度な節電を行わず、室温が上がったら、エアコンや扇風機を上手に使用して、室温・体温が上がらないよう気を付けてください。
 のどの渇きを感じなくても、こまめに水分補給をしてください。
汗をかいたら、水分とともに塩分も補給しましょう。
 外出の際は、日傘や帽子などで直射日光を避け、体を締めつけない楽な涼しい服装で、日陰を歩くなどの工夫をしてください。
 暑い日は、無理な運動をせず、徐々に体を暑さに慣らして、適度に休息をとりましょう。
  また、子どもたちも、体温調節機能が十分でなく、地面に近いため照り返しによって、高い温度にさらされる危険があります。
 暑さが厳しい時間や、日差しの強い場所での運動・遊びは避けてください。
 万が一、めまい・立ちくらみ・筋肉痛・汗が大量に出て止まらない・頭痛・吐き気などの熱中症の症状が出た場合は、涼しい場所に移動して、体を冷やし、水分と塩分を補給して安静にして休んでください。
 もし、症状が改善しない場合や、自分で水が飲めない・けいれんを起こすなど症状が重い場合は、ためらわずに救急車(119)を要請してください。

 体力に自信のある方も、急激な気温の上昇や高い湿度、強い日差しなどにより、熱中症にかかる危険性が高まります。
充分熱中症に注意をして、元気に熱い夏をのりきりましょう。 

 日本では、世界でも類を見ない速さで、高齢化が進んでいます。

 50年前に6%以下だった高齢化率は、20年前に10%を超え、現在は23%以上になり、さらに10年後には30%に達します。

 それに伴って、年金・医療・介護などの社会保障の公費負担も、50年前の2288億円から、170倍以上の39兆1739億円になっています。

 15年前と比べても、ほぼ倍に膨れ上がっています。

 そのため、自公政権時代の平成21年度には、「持続可能な社会保障の構築と、そのための安定財源確保に向けて、消費税を含む税制の抜本改革を行うこと」を、法律に定めました。

 しかし、当時から景気の状況は厳しく、国民所得の前年に対する伸び率はここ10数年横ばい若しくは減少傾向にあります。

 そんな状況での増税はあり得ないと公明党は主張して、自公時代の税制改正法でも、経済状況を好転させることを増税の前提条件とすると、法案に明記させました。

 公明党の主張は、一貫して「景気回復なくして、増税なし」です。

 今回の修正協議でも、経済成長の目標を残し、増税の前にその時の政権が、景気の状況を考慮して、増税の停止を含めて判断をすることになりました。

 また、具体的な景気対策として、防災・減災に資金を重点的に配分して景気対策を行うという、「防災・減災ニューディール」への取り組みも法案に明記しました。

 

 増税して得た財源は、年金・医療・介護と子育て支援の社会保障4分野に使われます。

 国が負担する社会保障費は、昨年度32兆円で、消費税収入は12.8兆円ですので、わずか4割にしか相当しません。残りは、公債などいわゆる借金で賄います。

 2015年度に5%増えた分、13.5兆円を社会保障経費に上乗せすると、増税による支出が増えた分を含めても、約7割が消費税で賄えます。

 そして、現行の年金制度をさらに安定させるため、基礎年金の国庫負担割合を1/3から1/2に引き上げたり、国民年金の受給資格を25年から10年に短縮したり、低年金対策を行ったりすることにも使われます。

 公明党が修正協議に加わることで得たものは、「増税の前に景気対策を行うこと」・「増税分は社会保障の維持・改善に使い道を限定すること」などの他に、「最初に増税する時から、低所得者対策を行うこと」です。

 元々の政府案や自民党案では、8%に増税した後に対策を考えることになっていましたが、最初に3%引き上げる段階から軽減税率や給付による対策を行うことが法案に明記されました。

 数の上では、民主・自民の2大政党によって全てが決まってしまうこともあり得ましたが、福祉の党・大衆の党「公明党」が現実的な対応として協議に加わることで、増税先行に一定の歯止めを掛けることが出来ました。

 本日(7/14)、鈴鹿市民会館で「鈴鹿市老人クラブ連合会・50周年記念大会」が、盛大に開催されました。

 今年も開場前より多くの皆様が列を作られ、予定より早めに入場して頂いておりました。

 オープニングアクトでは、平均年齢68歳の男性コーラスグループ「アンサンブル・G・G」による、若々しい歌唱が披露されました。

 50周年記念大会ということで、鈴鹿市老人クラブ連合会の愛称として、「Grand Age Club Suzuka」が発表されました。

 本年は、全国そして三重県の老人クラブ連合会も50周年の節目を迎えられるとのことです。

老人クラブ連合会の益々のご発展と、皆様のご健勝ご多幸をご祈念申し上げます。

 6/26に「社会保障と税の一体改革関連法案」が修正され、衆議院を通過致しましたが、それについてのご質問・ご意見を多くの皆様から頂いております。

  その都度分かる範囲で説明させて頂いておりますが、それについて少し述べさせて頂きます。

 少子高齢化が進む中で社会保障制度を維持し、将来の安心を確保するためには、ある程度の増税は必要なのでやむを得ないと、理解を示される方も少なからずいらっしゃいます。

 実際、年金・医療・介護の高齢者三経費は、2011年度で約22.1兆円ですが、2015年度では約26.3兆円で約4.2兆円増加する見込みです。(約19.0%増)

 少子化対策(子育て支援)を含めた社会保障四経費の合計は、2011年度で約32兆円ですが、2015年度では約37兆円で約5兆円増加する見込みとなっております。(約15.6%増)

 2011年度の社会保障四経費の内、現行の消費税5%で賄われる割合は約40%に過ぎず、2015年度では約36.5%まで下がります。

 今回の増税分で得られる年間約13.5兆円は、全て社会保障の充実と安定化に限定して使われます。

 これにより、年金・医療・介護の高齢者三経費に相当する費用は、ほぼ全額消費税で賄われることになります。

 

 この内、約1%は税率アップに伴う、社会保障支出等の実質増加分に当てられます。

  残りの約4%は、高齢化の進行等によって増大する社会保障費用や、現行の年金制度をさらに安定させるため基礎年金国庫負担割合を1/3から1/2に引き上げる財源、国民年金の受給資格の短縮(25年→10年)、低年金対策等の機能強化・機能維持に使われます。

  しかしながら、景気が悪く所得が増えない状況で何故今増税をするのか、増税の前にやるべきことがある、といった増税に反対するご意見も多くあることは事実であり、まずは景気対策をしっかり実行していく必要があります。

  平成20年12月の「社会保障国民会議」の最終報告(持続可能な社会保障構築とその安定財源確保に向けた中期プログラム)を受けて成立した、平成21年度税制改正関連法附則104条では、「経済状況を好転させることを前提として、段階的に消費税を含む税制の抜本的な改革を行うため、必要な法制上の措置を講ずるものとする」と規定されております。

 

  消費税引き上げ前に、時の政権が景気の状況を考慮して、増税の停止も含めた最終判断をするという「景気条項」は、今回の政府案のまま附則に経済成長率の数値目標として「名目3%・実質2%」を置くこととなりました。

  今回の「社会保障と税の一体改革関連法」の修正法案では、『成長戦略並びに事前防災及び減災等に資する分野に資金を重点的に配分することなど、我が国経済の成長等に向けた施策を検討する。』と景気対策の方針が盛り込まれました。

 

  これによって、景気対策として防災・減災対策への集中投資を行うことと、経済状況の好転が確認できない場合は増税できない仕組みが明記され、平成21年度税制改正関連法附則104条の増税の前提条件が守られたことになります。

  鈴鹿市議会本会議のインターネット配信が、更新されました。

 「鈴鹿市のホームページ」 ⇒ 「市議会のページ」 ⇒ 「本会議録画中継」 から検索することができます。

http://www.kensakusystem.jp/suzuka-vod/index.html

 6月定例会の一般質問の録画映像が視聴できます。

 昨日(7/9)、三重県内で3人の方が、熱中症の疑いで救急搬送されたとの報道がありました。

いずれも軽症のようですが、やはり高齢者の方が熱中症にかかり易いようです。

 今後、週末にかけて気温も上昇する見込みです。

 熱中症に、ご注意願います。

 熱中症の予防には、こまめに水分・塩分を補給する、涼しい服装をする、直射日光を避けて日陰に移動する、必要に応じて冷房器具を使用することなどを、心掛けてください。

  明日(7/7)は、「クールアース・デー」です。

  2008年に開催された北海道洞爺湖サミットで、公明党の提唱を基に、創設されたものです。

  その年の6/17に開催された、地球温暖化対策推進本部において、毎年7月7日を「クールアース・デー」とすることが決まりました。

  官公庁や企業・家庭などで、七夕ライトダウンを行うなど、身近な節電によるCO2削減に取り組む日であり、地球温暖化対策について具体的に考え行動する日です。

  環境省は「ライトダウンジャパン2012」の取り組みとして、7日午後8時から10時までの2時間の一斉消灯を呼び掛けております。

  7月7日をノー残業デーとする事業所も多く、クールアース・デーは定着してきました。

  しかし、今年の七夕は土曜日であり、休みのところも多いと思います。
  不要な電気を消したり、普段より1〜2時間早めに就寝するなど、出来ることから取り組んで参りたいと思います。

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鈴鹿市 藤浪清司
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