昨日(5/30)、議会運営委員会が開催され、6月定例会の提出議案・報告について説明があり、議事日程などについて協議を行いました。
鈴鹿市議会6月定例会(本会議)の主な日程は、以下のとおりです。
6/6(水) 10:00 本会議開会 提案説明
6/15(金) 10:00 本会議 質疑
6/18(月)~6/21(木) 10:00 本会議 一般質問
6/25(月) 10:00 常任委員会(文教環境・産業建設)
6/26(火) 10:00 常任委員会(総務・生活福祉)
7/2(月) 10:00 本会議閉会
昨日から一般質問の受付が開始されました。
私は、以下の内容で一般質問の通告を致しました。
1. 予算におけるメリットシステムについて
(1) 鈴鹿市におけるメリットシステムの現状と課題について
① システムの概要について
② 節減効果・節減事例について
③ 評価方法とメリットについて
(2) 今後の取組みについて
① 横浜市におけるメリットシステムとの比較
② 他自治体の成功事例を参考にした取組みについて
2. 熱中症対策について
(1) 熱中症予防の広報について
(2) 熱中症情報の提供と要援護者対策について
(3) グリーンカーテンやミストシャワーの設置について
① 学校など公共施設の暑さ対策について
② グリーンカーテンの普及事業について
以上
* 6/18(月) 午後、登壇予定です。
5/23(水)に、公明党鈴鹿市議団として以下の要望書を、市長に提出致します。
熱中症対策を求める要望書
近年、全国的に猛暑による被害が深刻化し、特に平成22年は、熱中症による死者が1718名と前年の7倍以上にも及び、大被害と言ってもよい状況にありました。
鈴鹿市においても、平成22年は87人、昨年は76人の方が、熱中症で救急搬送をされております。
原発停止による電力の供給不足が懸念される今夏は、全国的な節電意識の高まりもあり、さらなる熱中症対策が必要であります。
熱中症は、「予防が第一」であり、そのためには、きめ細かい啓発活動に取り組む必要があります。
特に熱中症のリスクが高い高齢者や乳幼児など要援護者、また農業従事者をはじめとする炎天下の野外で作業を行う方々に対しては、リアルタイムで情報提供を行わなくてはなりません。
また、エアコン・扇風機などが設置されていない学校もあることから、熱中症対策のために、グリーンカーテンやミストシャワーの設置など、教育環境の改善が求められます。
以上のことを踏まえ、下記の事項を要望致します。
記
1.熱中症の具体的な予防策(水分補給・体を冷やすこと・過度な節電を行わず必要に応じて冷房器具を使用することなど)について、広報を強化し意識啓発をすること
2.学校の暑さ対策として、グリーンカーテンやミストシャワーの設置など、教育環境の改善に努めること
3.一人暮らしの高齢者などの要援護者に対して、「声かけ、見守り」の実施など熱中症対策に取り組むこと
4.熱中症注意情報のメール配信や、熱中症予防チラシの配布など、熱中症情報の提供を行うこと
以上
5/18(金)19時〜三重県総合文化センターで、地域防災・減災ミ−ティングが開催されました。
約2000席の大ホ−ルが、ほぼ満席となる大盛況でした。
多くの皆様に、川口准教授の講演を聞いて頂きましたが、今後実際に家具の転倒防止に取り組むなどのアクションを起こして頂くことが大事です。
同日昼には、公明党文部科学部会より文部科学相に対して、学校施設の非構造部材の耐震化対策を早急に実施することを求める緊急提言が手渡されました。
提言では、今年度中に天井・壁などの学校の非構造部材の耐震点検を全て完了させて、市町村別の耐震化率を公表することや、全自治体の要望に対応するための予算の確保などを申し入れております。
昨晩(5/19)は、「河曲地区・青少年健全育成町民会議」の総会に、出席させて頂きました。
「屋根の無い学校・子ども自然塾」を中心とした多くのイベントの企画・運営に携わって頂いておられる皆様に、深く敬意を表し感謝申し上げます。
明日(5/21)は、朝から太平洋側で「金環日食」が観られます。
日本の広い範囲で観測できるのは、平安時代以来932年ぶりとのことです。
多くの方が関心を持って観察されると思いますが、直接見ることは絶対に避けて頂き、また通勤通学時間に当たるため、気を取られないよう注意して頂きたいと思います。
次に日本で観られる機会は、2030年6月1日の北海道とのことです。
安全に気をつけて、素晴らしい天体ショーを楽しんで頂きたいと思います。
5/12(土)~5/13(日)の2日間、名古屋で「防災士研修講座」を、受講致しました。
防災士とは、防災に関する基本的な知識と技能を有し、平常時には地域・職場での防災活動・意識啓発活動への取り組み、災害時には公的支援が到着するまでの間に被害の拡大を軽減するための活動を行なう、防災ボランティアのことです。
事前に送付された「防災士教本」の第1~第31講を学習し、1講10問(計310問)の履修確認レポートを提出して、各6時限2日間の会場研修に臨みました。
カリキュラムでは、地震・津波だけではなく、火山噴火・風水害・土砂災害・火災などの対策や発生のメカニズム、避難所運営、緊急救助技術、災害情報、避難行動、都市防災、危機管理、再建と復興など、多岐にわたる項目について学習致しました。
人と防災未来センター長の河田教授、名古屋大学減災連携研究センター長の福和教授、三重大学大学院森林環境砂防学研究室の山田教授など防災の専門家による研修は、具体的で分かり易く、とても勉強になりました。
特に、過去の災害の教訓に学ぶことの重要性、建物の耐震化や家具の転倒防止など日頃の備えの必要性、平常時に災害を具体的にイメージし防災・減災に取り組むことの大切さを学びました。
16の班に分かれての演習では、避難所としての学校施設利用について、「立入禁止区域」・「受付」・「救護室」・「配給所」・「仮説トイレ」などを、どの場所に設置するのか、高齢者・要援護者に配慮すべきこと、観光客・外国人が避難してきた場合の対応、ペットを連れてきた場合の対応などをイメージして、意見を出し合いました。
避難所開設・運営のポイントは、その施設に何人受け入れられるのか、人数の想定を行うこと、理科室・工作室・校長室・職員室などの立入禁止区域の設定、同じ地域の人がまとまること、物資は皆の目に見える所に置くこと、トイレ・ごみ置き場は生活スペースから離れた所に設置することなどでした。
今後、地域防災ミーティングや小規模な集まりなどで、防災意識啓発を行なう場合に役立てていきたいと思います。
今週から、鈴鹿市議会でもクールビズが開始されました。(5/7~10/末)
鈴鹿市では、昨年(平成23年)の6月から9月にかけて、76人の方が熱中症で救急搬送されております。(平成22年は、87人)
男女別では、男性52人・女性24人でした。
そのうち中等症が16人・3週間以上入院の重症が1人でした。
電力の供給不足が懸念される今夏、様々な工夫をして暑さ対策をする必要があります。
先月(4/25)、群馬県太田市で「グリーンカーテンとミストシャワー」の取り組みについて、視察してまいりました。
太田市教育委員会は、2003年(平成15年)に市内公立学校44校(小学校・中学校・特別支援学校・商業高校)を対象に、『ISO14001:環境マネジメントシステム』の登録をして、環境教育に取り組んでおります。
学校の暑さ対策として、小学校・中学校・特別支援学校の全43校昇降口(各校1ヶ所)に、ドライミスト発生装置を設置し、各校庭及び校舎付近(1~2ヶ所)に簡易ミスト発生装置を設置しています。
ドライミスト
簡易ミスト
設置費用は、「ドライミスト発生装置」が1校当たり約61万円、「簡易ミスト発生装置」が1校当たり約19万5千円とのことでした。
(ドライミストは、市庁舎や駅にも設置されておりました。)
太田駅前
簡易ミストは、運動中・運動後に浴びることが出来るため、熱中症の予防に効果が期待できます。
教室の猛暑対策として、グリーンカーテンの設置があります。
日射遮蔽と植物の蒸散作用で、教室温度を低下させる効果があります。
グリーンカーテンの設置費用としては、「ネット設置費」が1校当たり約22万6千円、「水やりのための水道配管設置費」が1校当たり約19万円、「苗・客土・ホース等の購入費用」が1校当たり約21万3千円掛かっております。
(合計1校当たり約62万9千円)
苗は、ゴーヤ・へちま・朝顔などを試したそうですが、へちまは葉が茂り過ぎて暗くなり実も撤去するときに重いので、ゴーヤが良いとのことです。
グリーンカーテンを設置した教室は、2~3℃程度室温を下げる効果が確認できました。
グリーンカーテンは植物であるため、水やり・追肥等管理の仕方で育成状況が変わるので、均一化が課題となります。
夏休みなどの期間中の水やりは、タイマーを設置して対応しておりました。
4/30(月)~5/3(木)、北海道に行って来ました。
道北地方の海岸線沿いの高台で、たくさんの風力発電用風車を見かけました。
昨日(5/5)、北海道電力の泊原発3号機が定期検査のため運転を停止し、これにより国内の原発(50基)が全て発電を停止致しました。
今後、節電など限られた電力の有効活用とともに、自然エネルギーの活用など原発依存からの脱却への議論が進んでいくことと思います。
ソーラーとともに風力発電についても、詳しく調べてまいりたいと思います。
本日(5/6)午前中、鈴鹿市中央消防署・東分署で、「普通救命講習」を受講致しました。
鈴鹿市内で救急車を呼んだ場合、平均約7分で到着しますが、脳への酸素の供給が4分以上止まると危険な状態となるそうです 。
そのため、そばに居合わせた人による救命処置が、必要になります。
講習では、「心肺蘇生とAED(自動体外式除細動器)の使用」の実技を中心に学びました。
以下、受講した救命処置の手順を記します。
倒れている人を発見した後、まず周囲の安全確認を行ない、肩を叩きながら声を掛け意識の有無を確認します。
意識(反応)がなければ、周囲の助けを求め、相手を指定して「119番通報」と「AEDの手配」をそれぞれ協力者に要請します。
呼吸をしているかどうかを確認し、呼吸がない場合は心停止と判断して、胸骨圧迫を毎分100回以上のテンポで30回続けます。
その後、気道を確保して人工呼吸(呼気吹き込み法)を、2回続けて行ないます。
「AED(自動体外式除細動器)」が到着したら、電源を入れた後、装置の音声指示に従って電極パッドを貼り、相手から離れます。
装置が自動的に心電図解析を行ない、必要な場合には電気ショックによる除細動のボタンを押す指示が出ますので、人が接触していないことを確認してボタンを押します。
その後、救急車が到着するまで、胸骨圧迫と人工呼吸を続けます。