バックナンバー 2015年 9月

杉並区立済美養護学校(杉浦校長)で行われた「ぷれジョブ7月定例会」に加納区議、大越区議とともに参加させていただきました。

「ぷれジョブ」とは、支援を必要とする子ども達の職場体験です。
 地域の方がボランティアで、ジョブサポーターとなり、学校から地域の企業やお店に毎週1回、障がいのあるお子さんを連れて行き、1時間程度の就労体験をすることを半年間続けます。そして月1回定例会を開き、その様子を報告するという活動です。

この日の報告はN君、①TUTAYAと②杉並交通での就労体験でした。
当日も6時に起床して、杉並交通の駐車場の清掃(15分×2作業)を終えて参加したとのこと。TUTAYAでは開店前の8:30~9:00にマンガ本のラッピングをしたり、雑誌に付録を添付する仕事をするそうです。
最初の1ヶ月はサポーター2人体制だったのが3ヶ月後には見守りだけでOKになり、N君本人も自信がついて、笑顔で取り組めるようになったそうです。
自ら工夫して仕分けをし、丁寧に行っている仕事ぶりに、受け入れ企業2社の担当者は「助かっている、ありがたい」との声を寄せているとのこと。

ぷれジョブと言っても、その事業所に就労するための職業準備訓練ではありません。
障がいのある子どもが学校と自宅を往復するだけでなく、今ある力を発揮して、地域社会の一員として居場所を持てたら、どんなに素敵だろうという思いから出発した活動と伺いました。
ぷれジョブを行う子ども達を真ん中に、保護者、学校、地域住民、事業者、それぞれの立場の方々が少しずつ力を出し合うことで、地域に暖かい人のつながりが生まれます。

今回、加納議員から声をかけていただき、素晴らしい活動を知ることができました。
墨田区でも「ぷれジョブ」立ち上げたいです。
しっかり調査・勉強を重ね、実現できるように努力していきたいと思います。

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