研修テーマ 岡崎ビジネスサポートセンターについて
研修年月日 平成27年7月16日
視察研修場所 岡崎ビジネスサポートセンター(岡崎図書館交流プラザ内)
区政の課題・調査目的
墨田区には商工業推進のため中小企業センター、国際ファッションセンター等、様々な相談窓口があり、創業支援・取引相談・あっせん事業・販路開拓などを行っている。
これらを最大限に有効活用し更に成果の出る支援の実施に向け、実績を上げている岡崎ビジネスサポートセンターを調査する。
視察・研修・質疑内容
開設の背景 平成24年に岡崎市商工労政課SBCB(ソーシャルビジネス・コミュニティビジネス)事業アンケート調査を行った。(150社)
・経営課題について
- もっと売り上げを伸ばしたい
- 新商品の開発に力を入れたい
- 情報発信
・経営課題の相談相手について
- 税理士・会計士
- 相談したことがない
- 金融機関
相談相手である、税理士・会計士や金融機関は、主に数字のチェックを行うネガティブチェックでありモチベーションもあがらない。また、相談したことがない、相談方法がわからない等のアンサーがあり、売上アップを応援する「小さな企業の応援団」としてOkaビズを開設。
年間1700社を超える企業、起業家からの相談実績のあるf-Bizを見本に、そこで学んだ秋元センター長、高嶋副センター長を始め、商工会議所から中小企業診断士、更にデザインアドバイザー等サポート陣をフル活用し女性の起業家の相談も多いとのこと。
新規口コミ率78%、相談リピート率73%と相談者のニーズを的確に捉えている。
視察・研修実施後の感想
成果をあげるための4つのポイントとして⑴真のセールスポイントを活かす⑵ターゲットをしぼる⑶連携「つながり」をいかす⑷知ってもらう。そして、大事なのは「お金をかけずに」と教えていただきました。相談場所は、岡崎図書館交流プラザ2Fの一角、決して広い場所ではありません。オープンスペースの中で相談が行われ、明るい空間で何でも言い合える雰囲気を感じました。
企業の悩みに真摯に寄り添い、その企業の良いところを見つけ、つながる知恵を出し、企業の強みとして伸ばしていく。サポートセンターの熱意がすごく感じられ、現場を視察し、相談者が増え、成果が上がる理由がわかりました。