昨日と今日は、蓮田市と白岡市の公明党女性議員の合同視察。
昨日は、大阪府泉大津市で「未病予防対策先進都市をめざして」とのスローガンを掲げて推進している健康状態見える化アプリ「いずみおおつマイ・レコ」を学びました。「未病」という言葉を使っているのは珍しいことです。ウオーキングなどでポイントを貯められる「県のアプリ」、「からだの見える化」、「市の健康情報」など、市の健康づくりの取組をまとめたもの。
昨年には泉大津市健康づくり推進条例を制定し、施策として・一人一人の健康状態の見える化・ヘルスリテラシーを高める学びの場の提供・多様な選択肢を作る・食育の推進、これらの実現に向けた官民連携・ITCを上手に活用されています。
出前講座も「おでかけ保健室」と名称を親しみやすく変更。こうした市民側にたった視点が、様々な取組に生かされ、測定で得られた健康データーの分析・課題の抽出・改善策の構築など、今後の展開が気になりました。白岡市でもできないか提案したいと思います。
今日は、愛知県新城市の若者議会の取組を、厚木市の2会派の皆さんと研修。インターンの大学生の司会で進められ、フレッシュな雰囲気。10年目となる若者議会の成功や継続のポイントは、経験者がサポートを出来るような仕組み。元市長の強い思いからスタートして、年間1000万円の予算を執行。多くの事業の答申がなされ、市議会とも会議を真剣に行っています。これまで市議会議員が1名、職員が5名誕生。地域のために働ける人材育成がされている証です。
長年、視察したかった新城市のこの取組ですが、直に話を伺ってよかったです。2016年平成28年には、「若者の声を生かす行政について」と若者議会や女性議会を取り上げた一般質問を行いました。今後も推進に向けた行動をしていきたいと思います。
今日は、3月議会の最終日。いよいよ、議案第84号大山小学校の廃校について審議が行われました。初めに、文教厚生常任委員会で可決した私が提案した修正案について。これは、賛成の人数が足りず否決されてしまいました。同時に一緒に提案した付帯決議も廃案。
次に、原案。これが可決しました。加えて、付帯決議が出され、全員協議会を行って出来るだけ市議会として多くの議員が賛同していけるよう意思確認。17名中16名が賛成し、可決しました。
こうして簡潔に書いていますが、実際は5時間ほどの時間がかかりました。傍聴も多くみえて、関心も高いもの。修正案は残念でしたが、付帯決議が多く支持されて安堵しました。
ここから大山小の時間が、更に大切になります。今後の白岡市の学校全体を考えることも、進めていきます。
議会の終了後、この3月で退職する執行部の挨拶があり、皆で記念撮影。皆さんお世話になりました。また、今後もよろしくお願いします。